3/22【FMW】3・27新木場「FMWvsUWF前哨戦」へ長井、那須がコメント

　FMWは22日、3・27新木場大会で「FMWvsUWF前哨戦」で対決する長井満也、那須晃太郎のコメントを発表した。「なめてるとしか言いようがない。那須が相手じゃ、前哨戦にも何もならない」と不満を口にした長井は「俺はアイツをボコボコにして、FMWの選手、ファンに俺の力を見せつけるだけ。アイツが歩いて帰れなくなっても俺は知らないよ」と完全粉砕を予告。那須は長井を撃破し、4・27後楽園大会でUWF軍との全面対抗戦に出陣する青写真を描いた。詳細は以下の通り。

【長井のコメント】
――2・26後楽園にはどんな目的で来場した?

▼長井「去年12月(22日)の後楽園では試合が組まれたのに、今回は組まれてなかった。だったら高山(善廣)選手のセコンドにでも就こうかと思って行ったんだ。そしたら、受付で山近(義幸代表)のオッサンが、『チケット持ってますか?』なんて、まるで神新二(元UWF社長)みたいなことを言ってきたんで、頭に来たんだよ!」

――控室で高山選手と意気投合した?

▼長井「俺もムカついてたんでね。高山選手と話してたら、『FMWを乗っ取ってやろうぜ!』という話になって大仁田を襲ったんだ。山近のオッサンも食らわせてやろうと思ったんだけど、リングにいなかったんでできなかった」

――4・27後楽園でのFMWとの全面対抗戦のUWFのメンバーは、船木誠勝選手以外、まだ決まっていないが?

▼長井「俺と高山選手のネットワークを生かして、最高の選手たちを用意してやるから、楽しみにしてろって!」

――3・27新木場での前哨戦では那須との一戦が組まれたが?

▼長井「正直、FMWは俺にケンカ売ってるの? なめてるとしか言いようがない。那須が相手じゃ、前哨戦にも何もならないでしょ!? 確かに那須とはこれまで対戦したり、タッグを組んだりしたことがあるから、アイツがUWFの流れを汲んだ選手だということは知ってるよ。だけど実力が違いすぎる。FMWが那須を使って、俺の力量を見てみようとか思ってるなら冗談じゃないよ。俺はアイツをボコボコにして、FMWの選手、ファンに、俺の力を見せつけるだけ。アイツが歩いて帰れなくなっても俺は知らないよ! そういうマッチメークしたFMWが悪いんだから。これ以上、話すことは何もない!」

【那須のコメント】
――普段はW★INGモンスター軍の選手と組む機会も多いが、今回はFMW側の選手として長井と対戦することになったが?

▼那須「FMWには再旗揚げからレギュラー参戦させてもらってますが、特にFMW軍とかW★INGモンスター軍とか意識なくやってきました。今回こういうことになって、FMWの一員として、長井選手と対戦したいと思います」

――長井と対戦した経験があるとのことだが?

▼那須「ハイ。3年ほど前(E-NEXTの2013年6・9西調布)に1度だけシングルで対戦しました。当時、まだ若手の頃で、全く歯が立ちませんでした。最近では去年10月26日、後楽園でのアレクサンダー大塚選手の20周年記念興行で、6人タッグ(長井&南野タケシ&卍丸vs日高郁人&原学&那須)で対戦して負けました。シングルで対戦してから、だいぶ経ちますから、この1年、FMWで培った技術をぶつけたいです」

――長井は『自身の力量をはかるために、那須選手を出してきた』と発言をしていたが?

▼那須「そうですか。FMWに参戦している選手は、純プロレス出身の人が多いので、UWFのスタイル的に立ち向かえるのが自分しかいないということで、僕になったんでしょうね」

――那須選手はU-FILE　CAMPの出身で、元UWFの田村潔司選手の指導も受けていると?

▼那須「そうです。田村さんの指導も受けましたから、UWFをかじった人間になります。そういう立場ですから、長井選手を迎え撃つことになったんでしょう」

――やる以上、勝ちにこだわっていく?

▼那須「もちろんです。シングルをやった3年前とは、今の自分は違うというところを見せつけたいですね。プロレスでは、どんな勝ち方でも勝ちは勝ち。丸め込みでもなんでもいいから勝ちにこだわりたいです。UWFには、そんなルールはありませんけど…」

――この前哨戦で長井に勝てば、4・27後楽園での全面対抗戦でFMW軍のメンバーに入るチャンスも当然出てくるが?

▼那須「そうですね。長井選手に勝って4・27後楽園でのUWFとの対抗戦に出たいですね」

――UWF系の選手で闘ってみたい選手はいる?

▼那須「高山選手や長井選手とは何度か対戦しましたが、船木選手とは対戦したことがないので、闘ってみたいです」

――船木は4・27後楽園でメイン出場が有力視され、長井に勝ってアピールすればかなうかもしれない。

▼那須「ハイ。そのためにも、まずは3・27新木場での長井戦。ここで勝てば、そういうチャンスがもらえるかもしれませんから、必勝を期して臨みます。ファンの皆さんも、ぜひ、僕と長井選手の試合を見に来てほしいですね」