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4/26【全日本】5・25後楽園で三冠初挑戦・関本「全部大日本に持って帰る」、宮原は至宝死守による失地回復誓う

 5・25後楽園大会で三冠ヘビー級選手権試合が決まった王者・宮原健斗、挑戦者・関本大介が26日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。『2016チャンピオン・カーニバル』初優勝を成し遂げ、三冠ベルト初挑戦を決めた関本は「4月29日、大日本の後楽園ホール大会で行われるアジアタッグ選手権。それがまず皮切りにこの宮原選手の持つベルトも奪いたい」と改めてベルト総獲りを宣言。雪辱戦となる宮原は「チャンピオンとして違う会社の人間に大会を占めさせてしまったのは俺の責任」と受け止め、至宝ベルト死守による失地回復を誓った。

 4・24大阪大会で幕を閉じたカーニバルを制したのは大日本・関本。三冠ベルト挑戦をアピールし、5・25後楽園大会での初挑戦を決め、「これから僕は全日本プロレスの全てのベルトを狙っていきますから」と改めてベルト総獲りを宣言した。その第一歩となるのだが大日本4・29後楽園大会。大日本会長・グレート小鹿と組んでアジアタッグ王者・木高イサミ&宮本裕向に挑戦する。小鹿から祝福の言葉とともに「アジアタッグ絶対獲ろうな」と呼びかけられたといい、関本は「アジアタッグ選手権。それがまず皮切りにこの宮原選手の持つベルトも奪いたい」と三冠初戴冠へ向けて弾みをつけるつもりだ。

 少年時代から全日本を見てきた関本にとって三冠ベルトは「憧れ」だった。それに王手をかけた関本は「5月25日は宮原選手の進化を止めて俺が三冠王者になります」と宣言。同大会では岡林裕二が世界タッグ王者・ゼウスとの一騎打ちに臨むことになり、「世界タッグも大日本プロレスに持って帰っちゃいます。全部持って帰るから」と今からその先も見据えた。

 対する宮原はこれが2度目の防衛戦。4・24大阪大会での公式戦で関本に敗れており、至宝ベルトをかけての雪辱戦となる。「チャンピオンとして違う会社の人間に大会を締めさせてしまったのは俺の責任ですし、あれで勢いに乗らせて優勝させてしまった僕の責任」と現実を受け止めているが、すでに気持ちの切り替えはできている。「勝って最高にかっこいい俺のマイクで締められなかったのが外から見てて悔しかったというか、チャンピオンとして情けないなと。その情けなさや悔しさを進化系の僕は吸収してるんで、また進化しちゃうかなと思います」と断言。「プロレスラーとして実力、華、全てで勝負しようと思ってる」と関本をあらゆる面で凌駕する構えをみせた。

 カーニバル公式戦では関本に加え、秋山準にも敗北。真霜拳號とは時間切れ引き分けに終わった。その二人にも借りを返す必要があるが、そのためにもまずは強敵・関本を突破するしかない。

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