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4/28【NOAH/鈴木軍】「これで区切り、鈴木軍らしさは封印」TAKAとデスペが謎の優等生化 4・30新潟GHCジュニアタッグ戦調印式

 4・30新潟大会のGHCジュニアタッグ選手権試合「(選手権者/桃の青春タッグ)原田大輔&小峠篤司vsエル・デスペラード&TAKAみちのく(挑戦者)」に向けた調印式が28日、都内ノア事務所で開かれた。まさか(?)のスーツ姿で現れたTAKAとデスペラードは“鈴木軍らしさ"の封印を予告しながら優等生発言に終始し、不気味さ漂わせた。

 4・21後楽園大会でTAKAが小峠からピンフォール勝ち。「ノア同士で寒い戦いばかりしてるから、ベルトがこっちに来たがってる。欲しくないけど挑戦を“受けて"あげよう」とTAKAが表明し、4・30新潟大会での王座戦が決まった。その後の前哨戦でもTAKAとデスペラードは桃の青春をコキ下ろしてきた。

 だが、この日の調印式ではひょう変。この手の場所には鈴木軍ジャージで現れるのが常のTAKAとデスペラードだが、調印式らしくスーツを着込んで登場した。戦前の言葉通りに調印書の「王者欄」にサインしたものの、小峠にたしなめられると、素直に「挑戦者欄」にサインし直した。

 口を開いたTAKAは「今回、タイトルマッチが決まって、ここ数日個人的に思うところがありまして…。昨年、この二人(桃の青春)と何度も対戦し、我々一度も勝つことができなかった。彼らの実力は認めざるを得ない状況です」と殊勝に前置き。確かに桃の青春にはジュニアタッグリーグ決勝、王座戦2試合と3連敗中で、「彼らが日ごろ言ってるのは『ノアらしい試合』『タイトルマッチらしい試合』『心に残るような試合』。そういった試合が我々にもできるのか。いろいろと考えました。そして、今回のタイトルマッチにあたっては“鈴木軍らしさ"を封印し、ノアらしく、タイトルマッチらしく、心に残る試合をやってみようかと思います」と不気味すぎる“正攻法宣言"を放った。

 さらには「彼らとの戦いもこれで最後になるのかもしれない。そんなことも個人的には思っています。個人的に本当に思うところがあって、ある意味“ケジメの試合"、ひとつの区切りの試合になると思いますので、彼らにキッチリ、スッキリと勝って、次のステップに進みたい」と意味深に付け加えた。傍らのデスペラードもなぜか「シー・セニョール…」などと丁寧なスペイン語でコメント。言葉少なながらも紳士的な振る舞いに終始した。

 無論、小峠は真に受けず。「気持ちわりぃよ! 見え見えだよ。まぁ去年、こいつらの“ウソ"っていう攻撃には何度もやられ続けてきたから」と切り捨てるや、「そういうスタンス(※正攻法)で来るなら、5分持たないと思いますね。5分以内に終わらせたい」と宣言。すでに拳王&大原組と“ノアジュニアの戦い"を積み上げていくことで合意しており、原田は「TAKAみちのくの言う“まともな試合"、俺たちが受けてあげましょう。俺たちはケンオーハラとの約束があるんで、今回のタイトルマッチはあくまで通過点にさせてもらいます」と言いきってみせた。

 それでもTAKAとデスペラードは神妙な態度で反論せず。何を問われてもTAKAは「我々は“正々堂々"戦うだけです」と繰り返し、写真撮影の段では“ガッツポーズ"のリクエストにも応えた。撮影が終わると、桃の青春に握手を求め、原田は応じたものの小峠は拒否。TAKAは「新潟では握手に始まり、握手に終わる試合をしよう!」と爽やかに残して去っていった。

 不気味さばかりが際立ったものの、「ひとつの区切り」とのTAKA発言も気がかり。“100%嘘”とも断定できず、何が待ち受けているかは、新潟でフタを開けるまでは分からない。

※詳細コメントなど調印式の模様は容量の都合上、別項に掲載いたします

☆4/30(土)新潟市体育館『グローバル・タッグリーグ戦2016』17:00開場、18:00開始

◇第1試合◇
▼新潟大会オープニングマッチ
友寄志郎
(1/15)
熊野準

◇第2試合◇
平柳玄藩
キャプテン・ノア
齋藤彰俊
(1/30)
清宮海斗
小川良成
石森太二

◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦
拳王
大原はじめ
(1/30)
タイチ
金丸義信

◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
TAKAみちのく
エル・デスペラード
(1/60)
小峠篤司
原田大輔
[第27代選手権者]
※原田&小峠組初防衛戦

--休 憩(10分間)--

◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2016」公式戦
クワイエット・ストーム
モハメド ヨネ
(1/30)
飯塚高史
鈴木みのる

◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2016」公式戦
小島聡
天山広吉
(1/30)
マサ北宮
中嶋勝彦

◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2016」公式戦
マイバッハ谷口
潮崎豪
(1/30)
デイビーボーイ・スミスJr.
ランス・アーチャー

◇第8試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2016」公式戦
矢野通
丸藤正道
(1/30)
シェルトン・X・ベンジャミン
杉浦貴

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