5/13【大仁田興行/FMW】大仁田も破壊力に驚がく 矢口開発の“電流爆破デンジャラス鬼棒"が6月の山形2連戦から投入へ
破壊力満点の新たなデスマッチアイテムが誕生した。その名は「電流爆破デンジャラス鬼棒」だ。13日、「新兵器の公開実験を行う」として、FMW軍とW★INGモンスター軍の雷神矢口、橋本友彦が東京・江東区の夢の島マリーナに報道陣を招集した。
大仁田が現れると、矢口は「大仁田! 俺たちが開発したんだよ。電流爆破バットより5倍破壊力がある。これで俺たちとやろうじゃねぇか! デンジャラスかどうか、実験してみろ」と要求。大仁田は「何事も俺が実験してきたからな。オマエらの親切心に感謝する。その代わり、俺が実験して逃げんなよ!」と実験台になることを受け入れた。
立てられたマネキンが用意され、大仁田が鬼棒を振り抜くと、すさまじい爆音とともに、火花と煙が立ち上った。マネキンは真っ二つに割れる破壊力だった。矢口によると、この日の鬼棒は“試作品"であるため、電源コードが付いていたが、現在、中国・上海で製作中の“完成品"はコードレス化され、場外でも使用可能だという。
開発者の矢口は「実験は大成功。大仁田が恐れおののかなければ、6月の山形大会で、まずは俺たちW★INGモンスター軍と鬼棒を使って闘うじゃないか!」と呼び掛けた。一方、大仁田は「正直、その破壊力に驚いた。爆破バットより、破壊力が増している。逃げるわけにもいかないし、アイツらがやりたいなら山形でやるしかないだろう」と決断した。
6・10三川町、6・11酒田で開催される「大仁田厚興行」の山形2連戦で鬼棒が初使用されることが決定的になった。
現在、超戦闘プロレスFMWマットで、W★ING軍はFMW軍と共闘し、UWF連合軍と抗争しているが、矢口は「UWFが逃げなければ、アイツらとの抗争で使うこともあるでしょう。ただ、あくまでも俺たちの最終目標は“打倒・大仁田"だから、まずは6月の山形2連戦で、大仁田たちとやる」とあくまでも対大仁田用のアイテムであることを強調。公開実験に立ち会ったFMW・山近義幸代表は「正直、あまりの破壊力に驚き、FMWのリングでこれを使っていいものかどうか戸惑いを隠せません。実際に試合で使ってどうなるのか、自分の目で確認してみたい思いもあります」と話し、山形2連戦のいずれかを“視察"する意向を示唆した。
☆6/10(金)山形・三川町民体育館 18:30開始
☆6/11(土)山形・酒田市営体育館 18:00開始
