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6/9【NOAH/インタビュー企画】6・12後楽園へ向けて 「俺が取れば挑戦の資格あるはず」マサ北宮ミニインタビュー

 6・12後楽園大会では中嶋勝彦、マイバッハ谷口と組んで、鈴木みのる&杉浦貴&飯塚高史組と対決するマサ北宮。成長著しい北宮ではあるが、GHCタイトルへはいまだ未挑戦。「次の後楽園で俺が取れれば、トップコンデンター(次期挑戦者)の資格は十分あると思う」といよいよGHC獲りを視野に入れた。後楽園大会に向けた北宮のミニインタビューは以下の通り。


【北宮ミニインタビュー】
――対戦相手の3人(鈴木、杉浦、飯塚)には辛酸をなめさせられているが?

▼北宮「今、結果に飢えてる。そういった意味ではこれまで散々打ちのめされて来ている3人なんで、ここで1つ取って次につなげたいという感じです」

――中嶋は『俺たち20代が輝けないといけない』と主張し続けているが?

▼北宮「若い人間が出て行かないと、団体とか組織とか会社としての未来は無いと思う。それは常々思ってる事で、俺等も時間は待ってくれないから、このまま何も行動を起こさずにいたら老いて行くだけだし、今の状況で動いて活路を見出すのは若い者の特権だと思ってるから。今しかないです。もがき苦しんでても前に進むしかないと思って(試合を)やっているよ」

――今ではGHC王者になった潮崎がノアに再参戦した際、真っ先に噛みついたのも自身だったが?

▼北宮「俺もノアの生え抜きでは無いけれど、鈴木軍が来て厳しい中でも歯食いしばってやってきた。ノアの所属としてノアにプライドを持って。だから潮崎豪に向かって行ったという選択は間違ってなかったと思うし、あの人はあの人で自分の行いを悔い改めて、何かひとつ十字架のような物を背負ってた気がした。一種の贖(しょく)罪のような試合だったと思う。あの人はあの人の戦いがあるだろうし、俺には俺の戦いがあるけれど向いてる方向はノアを良くして行こうという一心だと思う。あの日潮崎選手が(ベルトを)獲ったのはノアの明るい未来がほんの少し見出せたんじゃないかなと思う」

――潮崎の『ノアを守りたい』思いが伝わった?

▼北宮「もちろんそれは見てて伝わってきたし、試合への鈴木軍メンバーの介入もあったけど、最後に立っていたのは潮崎豪と杉浦貴なので余計なものは何もなかった。表現の仕方が合ってるのかどうかは分からないけどあの試合がノアらしいGHCの戦いだったんじゃないかと思ってるよ」

――自身にも潮崎同様の期待がかかるが

▼北宮「次の後楽園の試合で俺が取れればトップコンデンターの資格は十分あると思う。先シリーズ熊野準がタイトル戦までこぎつけた所を見てるから。彼の意地と若者特有の無鉄砲さが結び付けたチャンピオンシップだったと思ってる。俺もそうでないと行けないと思うし、そうなるためにも、まずきっかけを掴んでそこで行動を起こしていきたいと思ってるよ。ジ・アグレッションというタッグとしてもタッグリーグだけじゃなく、これから先を見据えたノアの未来を見出していかないといけないから、ジ・アグレッションとしても継続してベルトに絡んで行きたいと思ってる」

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