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6/15【NOAH/鈴木軍/インタビュー企画】6・18鈴木軍興行に向けて 丸藤が憧れの人・桜庭と新たな“化学反応”予感

 6・18鈴木軍興行・後楽園大会で桜庭和志と初トリオを組むことになった丸藤正道。“憧れの人"でもある桜庭と組むことで「戦ってみたかったっていう欲もある」とした丸藤だが、矢野通、桜庭とのトリオ結成で新たな“化学反応"を予感。鈴木みのる&杉浦貴&飯塚高史組戦に向けた丸藤のインタビューは以下の通り。


【丸藤ミニインタビュー】
――桜庭選手は自身にとってどんな存在?

▼丸藤「レジェンド、かな。兄弟が持っていたゲームからプロレスにハマってプロレスラーを目指していたけど、格闘技に傾倒した時期もあったし」

――シューティング大宮ジムに通っていたり、キングダムの入門試験を受けたこともあったと聞くが?

▼丸藤「高校の時はレスリング部だったし、PRIDE全盛期とも重なったからやっぱり影響は受けますよね。ましてや好奇心旺盛な高校生の時期だったし」

――キングダムの入門試験を受けた時に桜庭はいた?

▼丸藤「高田さんと桜庭さんはいなかったんだよね。試験官は安生さんで高山さんもいたよ」

――憧れの選手とタッグを組むのも不思議な感覚では?

▼丸藤「馬場さん、三沢さん、小橋さん、初代タイガーマスク、藤波さん…。もうそういう経験はプロレスに入ってから山ほどしてきたけど、それでも毎回新鮮な気持ちになることは確かだし、矢野さんと3人で何ができるのかって考えるとワクワクするね。正直組むよりも戦ってみたかったっていう欲もあるけれど、それはまたいつかどこかで実現するかもしれないし」

――先日の後楽園ではK.E.S.を返り討ちにしたが、今回も別の化学反応が起こりそう?

▼丸藤「矢野さんと組んだ時の何が起こるか分からないっていう感覚を“化学反応"って言葉で表しているけれど、僕はその言葉にプロレスを楽しんでほしいという気持ちを込めています。もちろん鈴木軍との戦いというのは厳しいものだし、ファンの皆さんの思いや気持ちも重く受け止めているけれど、それでもその戦いの先に何か楽しいものが待っているのではないかという前向きな気持ちを、戦っている僕自身が持ち続けないと、いけないのではないかな、と」

――今回も何かを期待して欲しいという気持ちで?

▼丸藤「もちろん。それが何かは僕自身も分からない。もともとひらめきで動くことが多いけれど、矢野さんとのタッグでは僕のひらめきと矢野さんの特有の流れがうまくマッチしていると感じているので、そこに僕らのレジェンド、たぶん矢野さんもその世代だと思うけれど、桜庭さんが加わることで、きっと何かが生まれると思う。曖昧な表現で申し訳ないけれど」


――鈴木は『狙いは救世主面している矢野とベルト』と言っていました。

▼丸藤「救世主面って言ってもね。事実、ベルトを巻いているのは矢野さんと僕だし、矢野さんは過去にGHCベルトとの流れは色々あったけれど、人間はいつも同じところにとどまっていない。僕も変化し続けているし、前を向いて戦っているんだから。大阪でのタイトルマッチの前にK.E.S.も防衛記録のことばかり言っていて、矢野さんに“K.E.S.は過去の話ばかり"と指摘されていたけれど、鈴木軍は過去にこだわるのかな?」

――あくまで現王者であることを示す?

▼丸藤「そうだね。過去に色々あったかもしれないけれど、今、僕とベルトを巻いているのは矢野選手。潮崎がノアに戻ってきたいと言った時も、ファンの皆さんと同じように僕自身も複雑な心境で受け入れがたかったのは事実。でも潮崎は自分の力で扉をあけ、そしてノアを守る一員としては今はリングに立っている。そういうことでしょ? 何があっても僕は戦いの先に楽しいものを見出して前を向いて行くだけです」

――鈴木発言は挑戦表明とも受け取れるが

▼丸藤「いいんじゃない?望むところだよ」

――改めて6・18鈴木軍興行へ意気込みを

▼丸藤「12日の後楽園では応援ありがとうございました。無事に防衛ができました。6月18日後楽園、矢野さんと桜庭さんと僕の化学反応、ぜひ楽しみに来てください!」

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