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6/20【新日本】「世界一のベルト、やっぱり重い」 オカダがIWGP奪還一夜明け会見(写真あり)

 6・19大阪城ホール大会でIWGPヘビー級王座奪回に成功したオカダ・カズチカが20日、都内新日本事務所で一夜明け会見に臨んだ。

 前夜は激闘の末に内藤哲也を撃破。約3か月ぶり4度目となるIWGP戴冠を成し遂げた。「思ったよりも昨日のダメージが残ってます。そういうタイトルマッチもいつぶりか分からないですけど、それくらい“1対1"でやった内藤哲也。強かった…ってカンジです。(3か月という時間は)もっと長かったかな、とも思いますけど、長かったと思わせるほど内藤哲也というレスラーのインパクトがあったんだとも思います」と、勝ってなお“内藤恐るべし"を実感した。

 6・24豊橋大会から開幕する次期シリーズ『KIZUNA ROAD 2016』でも、内藤率いる“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン"と各地で激突。最終戦の7・3岩手大会では「CHAOSvsロスインゴ軍」のイリミネーションマッチも組まれており、「(内藤との決着は)どちらかがプロレス辞めるまでつかないと思いますし、昨日は僕もそうですし、YOSHI-HASHIさんも勝って、後藤さんも勝って、CHAOSとしての勢いが出てますから。CHAOSとしてしっかり、ロス・インゴベルナブレスとの闘いに臨んでいきたい」と見据えた。

 とはいえ、再び名実ともに新日本の中心に戻ったオカダ。IWGP王者として今夏G1 CLIMAXに臨むことも決定した。4度目の戴冠でも「やっぱり“重いな"と思いましたね」と語ったが、「正直、他のチャンピオンでも目指すベルトがこのベルトだと思ってますし、ホントに世界一のベルトだと思ってますから。なのでどんどん僕が防衛して、G1も優勝して、その世界一のベルトの価値を上げていきたいな、と思います」とキッパリ。いまだ自身未達成の“IWGP&G1同時制覇"に直近の目標を置きつつ、再びプロレス界をけん引していく。


【会見の模様】

――改めて王座奪還から一夜明けて?

▼オカダ「思ったよりも昨日のダメージが残ってます。そういうタイトルマッチもいつぶりか分からないですけど、それくらい“1対1"でやった内藤哲也。強かった…ってカンジです。でも、こうしてベルトも僕の腰に戻ってきましたし、改めて見ると結構ボロボロになってるとも思うんですけど、またこれからIWGPの名に恥じない戦いをしていって、その輝きを、価値をどんどん上げていきたいなと思います」

――約3か月ぶりに戻ってきたベルトの感触は?

▼オカダ「やっぱり“重いな"と思いましたね。(3か月という時間は)もっと長かったかな、とも思いますけど、長かったと思わせるほど内藤哲也というレスラーのインパクトがあったんだとも思いますし。その“重い"という感覚も、IWGPのチャンピオンになったという実感につながってきてますし、さっきも言ったように“ボロボロ"になったなと」

――内藤の王者時は『これがIWGP王者でいいのか』といった声もあったが、それも踏まえて今後の防衛ロードに向けて?

▼オカダ「正直、他のチャンピオンでも目指すベルトがこのベルトだと思ってますし、ホントに世界一のベルトだと思ってますから。なのでどんどん僕が防衛して、G1も優勝して、その世界一のベルトの価値を上げていきたいな、と思います」

――介入もなく、かつ1対1で内藤に勝ったが、これで内藤とはひと区切り?

▼オカダ「決着はどちらかがプロレス辞めるまでつかないと思いますし、まぁ内藤さんもあんな感じですから、またあーだこーだ言ってこのベルトをまた目指して来るんじゃないですか? この会見のことも(中継で)見てるんじゃないですか? 『オカダに次、なに言ってやろうかな』って考えながら」

――次期シリーズでも各大会でロスインゴ軍と当たるが?

▼オカダ「昨日は僕もそうですし、YOSHI-HASHIさんも勝って、後藤さんも勝って、CHAOSとしての勢いが出てますから。CHAOSとしてしっかり、ロス・インゴベルナブレスとの闘いに臨んでいきたいなと思います」

――ブロック分けの希望だったり、今年のG1に向けて何か考えはある?

▼オカダ「ここ最近、シングルは棚橋さん、後藤さん、内藤さんとしかやってないので、1年ぶりに戦う選手だったり、2年ぶり、それ以上ぶりに戦う選手もいると思いますから。またそういう色んな選手とやるのを楽しみたいな、と思いますね」

――前夜の大阪城ホールの空気感と、外道もおらず一人で締めたということについて?

▼オカダ「まぁメインは“内藤ワールド"だったかなと思いますね。内藤さんを応援したい人か、ブーイングしたい人か。まぁ僕もそういう空気の中で試合をしたのは初めての経験でした。まぁ一人で締めた…っていうのは、そんなに僕の中では大きなことでは無いですし…。やっぱり外道さんのマイクを聞きたいっていう人も“何人かは"いると思いますから(笑) その何人かのお客様に向けて、僕のマイクじゃなくて外道さんのマイクをしてもらえればいいんじゃないかな、と。その“何人か"が望むんであれば(笑) これまでも僕一人で締めたことはありますし、セコンドを連れて来るなって言うなら喜んで連れていきませんし(笑)」

――“ひとり立ち"という声もあるが…

▼オカダ「…(笑) 何をもってひとり立ちと言うのか?という話でもあって(笑) 別に試合もひとりでやってますし、マイクをひとりでやったこともありますし………まぁ、そんな外道さんが悲しくなるようなことは止めましょう(笑)」

――前哨戦ではロスインゴ軍に押されていたが、ばん回できる自信はあった?

▼オカダ「それもありましたけど、昨日の内藤哲也は僕の想像以上に強かったですね。試合の映像を見なおしたんですけど、最後(レインメーカー)3連発行こうとしても、内藤さんの足が返そうとしてるというか…そういう意地も見えましたし。まぁでも僕ですからね。大きな大阪城ホールで、レベルの違いを、オカダの凄さ、強さを見せられたんじゃないかと思いますね」

――次のシリーズでは後楽園で自身が連れてきたオスプレイとも組むが?

▼オカダ「僕がイギリスで『いいな』と思って会社に言って連れてきたわけですけど、正直僕もあんなにすぐ結果を出すとは思っていなかった。やっぱ、僕の見る目もレベルが違うんだな、と。あ…結果を残すと思ってなかった、っていうのは見れてないのか(笑) でもまぁオスプレイ、まだまだ強くなると思いますし、僕とオスプレイの“タッグ"もまた見てもらいたいなと思いますね」

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