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7/11【全日本】W-1出撃へ秋山が野村&青柳に鬼の叱咤 「ふがいない戦いしたらぶん殴る」、J-CUP出場・青柳は1回戦の相手タイチに「一発ぶちかます」

 WRESTLE-1の8・11横浜文化体育館大会で武藤敬司&土肥孝司&熊ゴローとの対抗戦に出陣する秋山準、野村直矢、青柳優馬が11日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。秋山は「リング上でこいつらがふがいない戦いしたら、俺、相手じゃなくてこいつらぶん殴りますから」と野村と青柳に鬼の叱咤。『SUPER J-CUP 2016』に全日本代表として出場する青柳はタイチとの1回戦に向けて「青柳優馬だというものを名刺代わりに一発かましたい」と意気込んだ。

 野村と青柳が“チャンスの夏"を迎える。W-1横浜大会に秋山のパートナーとして乗り込み、武藤&土肥&熊ゴローとの対抗戦に出陣するのだ。青柳は秋山からの指名で、野村は秋山への直訴が認められた。

 対抗戦は双方の団体の看板と威信をかけた戦い。秋山と武藤の再会対決に目がいきがちだが、「たぶん武藤敬司と俺ではないんだよね。実際問題、野村と青柳がいかに全日本プロレスとWRESTLE-1の違いを見せられるか」と秋山が話したように、発展途上の若手同士によるせめぎ合いが注目される。だからこそ秋山は「向こうから喧嘩売られてきてるんだよ、今回は。一発殴られたら2発返すんだよ。その気持ちじゃないとダメだよ」とゲキを飛ばした。

 すでに土肥が「秋山準に爪あとを残す」と大胆不敵に宣言。これには野村が「土肥選手が喧嘩を吹っかけてきてるんで、こっちもいつでもやってやるぞと。絶対負けない自信があるし、勝つことしか頭にない」と豪語すれば、青柳も「秋山さんに喧嘩売るなんてなめた真似しやがってって感じですね。なので僕が阻止します。で、僕が武藤さんに傷跡を残すような試合をやって、WRESTLE-1のファンにも青柳優馬がいるんだぞというのをみせつけます」と力強く言ってのけた。

 それでも物足りないとばかりに秋山が二人にさらなる挑発を促す場面もみられた。「誰かわからない奴が俺の名前出してんだよ。そんな奴、叩きのめせ。俺がやるまでもなく君たちで何とかしてください」と二人に注文をつけた秋山は、「リング上でこいつらがふがいない戦いしたら、俺、相手じゃなくてこいつらぶん殴りますから」と鬼と化すことも辞さず、二人に叱咤激励を飛ばした。

 また、J-CUP出場も控える青柳は「全日本プロレス代表としてしっかりとJ-CUPに挑み、優勝を目指します」と燃えている。デビュー1年半でジュニアオールスター戦という大舞台を踏むことになり、秋山からも「全日本を代表して出て行くんだから、体が動かなくなるほど重く考える必要はないけど、背負ってるものはしっかり感じて行ってもらいたい」と背中を押された。

 7・20後楽園の1回戦では元全日本で現・鈴木軍のタイチと対戦する。タイチはツイッター上で「きたか全日本プロレス代表 渕正信! 随分と若返ったな! って、だれこいつ いや本気でだれ? はぁ?舐めてんの? 渕正信に変えろ じゃないとこの誰かわかんねぇ小僧、大変な事になるぞ」とつぶやき、完全に青柳を見下している。これには青柳も不満顔で「ツイッター上でいろいろ僕のことを書いて、僕の名前を覚えてくれないし、渕正信出せとか言ってますけど、J-CUPで青柳優馬だというものを名刺代わりに一発かましたい」と宣言。「1回戦突破が第一ですけど、すぐ隣のブロックには獣神サンダー・ライガー選手がいますので、ライガー選手とかいろんな選手と戦いたい」との希望も口にしていた。


☆7/20(水)東京・後楽園ホール『SUPER J-CUP 2016』17:30開場、18:30開始

◇第3試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント1回戦
タイチ
(1/無)
青柳優馬


☆8/11(木・祝)神奈川・横浜文化体育館『プロレスLOVE in YOKOHAMA』14:00開場、15:00開始

▼WRESTLE-1vs全日本プロレス スペシャル6人タッグマッチ
青柳優馬
野村直矢
秋山準
vs
熊ゴロー
土肥孝司
武藤敬司


【会見における秋山、野村、青柳】
▼青柳「全日本プロレスの代表として、7年ぶりに開催されるSUPER J-CUPに出場します。このトーナメント決まる前にメンバーを見た限り、どの団体も強豪揃いで名の知れてる選手ばかり。どの対戦でも手強い敵がくるというのはわかっていたので、全日本プロレス代表としてしっかりとJ-CUPに挑み、優勝を目指します。WRESTLE-1に出場も決まりまして、意気込みとしては秋山さんに選んでいただいたこと、そして全日本代表として出場するということを胸に、対抗戦ですからWRESTLE-1に喧嘩を売りにいきます」

▼野村「この前の北海道シリーズの最終戦で秋山さんに直訴しまして、出場を承諾していただきました。WRESTLE-1にはユニットとか関係なく、全日本プロレスの野村直矢として乗り込もうと思ってます。そして秋山さんからいただいたせっかくのチャンスを必ずモノにしたいと思います」

▼秋山「違いはやっぱり見せないといけないと思う。たぶん武藤敬司と俺ではないんだよね。実際問題、野村と青柳がいかに全日本プロレスとWRESTLE-1の違いを見せられるか。頑張るじゃないんだよ。喧嘩しにいくんだから。向こうから喧嘩売られてきてるんだよ、今回は。一発殴られたら2発返すんだよ。その気持ちじゃないとダメだよ。リング上は戦いだから。お前ら、口でいろいろ言うのは偉いけど、リング上は関係ないから。思いきり喧嘩しにいくからな」

▼野村&青柳「はい」

――W-1の若手の土肥、熊ゴローに対する印象は?

▼野村「土肥選手とは以前、僕が練習生の時に全日本の試合にも出てたんで、試合は何回かみたことがあります。熊ゴロー選手は初めてなんで、これといって印象はありません」

▼青柳「お互い誰なんだ、みたいになると思うので、さっき秋山さんがおっしゃったようにどう違いを見せられるかにかかってくると思います」

――土肥が「秋山準に爪あとを残す」と発言しているが?

▼野村「土肥選手が喧嘩を吹っかけてきてるんで、こっちもいつでもやってやるぞと。絶対負けない自信があるし、勝つことしか頭にないです」

▼青柳「秋山さんに喧嘩売るなんてなめた真似しやがってって感じですね。なので僕が阻止します。で、僕が武藤さんに傷跡を残すような試合をやって、WRESTLE-1のファンにも青柳優馬がいるんだぞというのをみせつけます」

――対抗戦はなかなかない機会だが?

▼野村「対抗戦なんで、向こうも結構挑発してきてるんで、僕もやり返すつもりで…」

▼秋山「(さえぎって)挑発していいよ。どんどん挑発して」

▼野村「土肥選手は僕のことを身長が高いだけみたいなこと言ってたんですけど、僕からすれば土肥選手は体が大きいだけで、全然大したことないんじゃないか。そう思います」

▼青柳「この試合は対抗戦でもあり、いただいた大きなチャンスでもありますので、それを自分がいかに活かすか…」

▼秋山「(さえぎって)わかった、わかった。挑発しなさい。いただいたチャンスとか当たり前の話。そんなの聞きたくないよ」

▼青柳「WRESTLE-1と全日本プロレスの違いをみせつける…」

▼秋山「わかった。さっき言っただろ。違うこと言えよ」

▼青柳「背が高いだけだと言われてるんで、あんたたちがただ単に恵まれなかったんだな、残念だなと」

▼秋山「何だ、それ。まぁこんな感じですけど、リング上でこいつらがふがいない戦いしたら、俺、相手じゃなくてこいつらぶん殴りますから。そのへんも楽しみにしてください。昔、橋誠がふがいなかったんで、大阪府立でパンチで顔面殴って、口の中を3針縫わせたというのもあるんで。最近は僕もおとなしくなったけど、対抗戦になると僕の気持ちも張っていくと思うんで。当日2試合目でカッカしたまま横浜に行って試合に突入だと思うんで、いい感じで僕のカリカリするコンディションが出来上がってると思うんで。しょうもない動きとかしたら…敵は近くにいると思え。向こうの人間より俺の方が絶対敵だから、お前らにとって。そういう奴が横にいると思え」

▼野村&青柳「はい」

▼秋山「向こうの武藤さんより俺の方がカッカしてると思うよ。そのへん気をつけて動かないと。相手にちょっとでも引いたとか見せてみろ。俺、試合中でも飛んでいって蹴り上げてやるからな。対抗戦はそういうもんだよ。誰かわからない奴が俺の名前出してんだよ。そんな奴、叩きのめせ。俺がやるまでもなく君たちで何とかしてください」

▼野村&青柳「はい」

――J-CUP1回戦の相手がタイチに決まったが?

▼青柳「元全日本プロレスのタイチ選手、ツイッター上でいろいろ僕のことを書いて、僕の名前を覚えてくれないし、渕正信出せとか言ってますけど、J-CUPで青柳優馬だというものを名刺代わりに一発かましたいと思います」

――タイチは曲者という印象だが?

▼青柳「関係ないです。目指すのは優勝なんで」

――1回戦以降、勝ち上がっていく中で戦いたい相手は?

▼青柳「1回戦突破が第一ですけど、すぐ隣のブロックには獣神サンダー・ライガー選手がいますので、ライガー選手とかいろんな選手と戦いたいですね。なので勝ち上がっていろんな選手と戦って、そして優勝を目指します」

――全日本の代表として看板を背負うプレッシャーはある?

▼青柳「全日本プロレスは本当に大きい看板ですのでプレッシャーはありますが、プレッシャーがないと自分を奮い立たせることができないので、そのプレッシャーも活かして戦いたいと思います」

――青柳のJ-CUP出場で全日本の若い力をアピールできるが期待は大きい?

▼秋山「期待してますよ、どういう戦いをするのか。こいつが出ることでああでもない、こうでもないといろんなことを囁かれてるのも知ってる。でも俺は青柳に行けって決めて、全日本を代表して出て行くんだから、体が動かなくなるほど重く考える必要はないけど、背負ってるものはしっかり感じて行ってもらいたい。この子たちは背負うと口では言ってるけど、あんまりわかってないよ、そんなに。俺の場合は新日本に行った時はまだ団体の命運もわかってない状態で行ったから、何とか広めたいという思いで外に行ったけど。今ももしかしたらそういう状況なのかもしれない。青柳の動きの一つでそれが大きくなりもするし、何だ全日本ってあんなもんか、あんな奴しかいないのかと思われる。それもしっかり考えて。いい動きしたら全日本プロレス、青柳優馬にそのままダイレクトに返ってくるだろうけど、ダメだった場合は、秋山あんなの出しやがってとなるのはわかってる。でも青柳を出したということを本人もしっかり考えて頑張ってもらいたいと思います」

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