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8/18【DDT】両国会見における出席選手の詳細コメント

 18日、東京・両国国技館で行われた8・28両国大会へ向けた会見における出席選手の詳細コメントは以下の通り。

【会見における佐藤、高尾】
▼高尾「全日本に上がるようになって3年ぐらい経つんですけど、ベルトには縁がなく、一度も挑戦というものができてなくて。本当は出始めの頃からほしいというのが正直ありまして、伝統あるベルトですし、ジュニアヘビー級の象徴でもあるこのベルト、ようやくチャンスをつかみました。チームドリフにいた頃、声を前に出して何かを言うことをしてなかったのかなというのが自分でもあります。ユニットを解散して、これから動いていこうと思い、ずっとほしいと思っていたこのベルトへの挑戦が決まりました。王者も佐藤光留さんということで、全日本のジュニアリーグで何回も当たり、昔のDDTでも髪切りマッチがあったり、印象深い選手が今チャンピオンということで、縁がある選手だと思っています。決まったんで全力でぶつかりたいと思います。チームドリフが解散して、このタイトルマッチが決まったんですが、自分が上にいくための一つのターニングポイントだと思ってますので、必ず獲りたいと思います」

▼佐藤「第40代世界ジュニア王者・佐藤光留です。今回DDTの両国で世界ジュニアの防衛戦ができることを本当にうれしく思います。両国国技館に来るたびに思い出すのが、初めて両国国技館でDDTが興行をやると高木さんが発表し、不安の中、当時のDDTのメンバーが一生懸命頑張って、やっとたどり着いた両国のダークマッチの第1試合。これは今でもよく思い出します。凄い興奮だったんですけど、やはりレスラーとしてどっか悔しかった。みんなが浮かれてるから口にはできなかったけど、やっぱり本戦で試合がしたかった。そういう思いがここにくるたびに思い出されます。そのあとも両国、何度も出させていただいたんですが、DDTの両国ではシングルの試合をしたことなかったし、これは世界ジュニアのタイトルマッチですけど、佐藤光留自身のドラマティックドリーム、その決勝だと思ってます。一生懸命頑張ります。もちろん防衛します」

――前哨戦を終えて互いの印象は?

▼高尾「DDTのビアガーデンで前哨戦やったんですけど、自分がチームドリフとしていた頃、失ってたというか忘れてた昔のギラギラしたものというものを思い出しました。試合でパートナーが負けてしまった時に自分が負けたわけじゃないけど、悔しさがありましたし、佐藤光留選手が相手ということで昔のギラギラしたものを思い出した気がします」

▼佐藤「DDTのファンの方はDDTの高尾選手しか見てないと思いますけど、自分は一緒に巡業回ったこともありますし、いろんな高尾選手を知ってるので。そのわりには今が本当に高尾蒼馬がやりたいことなのかと思ったことがいくつかありました。でも自分を目の前にしたら、僕の知ってる、そうそう、こういう高尾蒼馬と試合してたなというのが出てきたんで、これは願ってもない、自分の思い描いたシチュエーションに一歩近づいたという気持ちです。ただ、勝つ手応えというのは挑戦者の気持ちの中にあると思うんですけど、『負けそう』というのが今のところないんですね。最近プロレスもそうなんですけど、総合の練習してても、それこそ趣味の麻雀をやってても、負ける気がしない。もう一回前哨戦あるんで、そこでどう感じるかもあるんですけど、負ける気がしないです」

――「さらに上にいくために」とのことだが、KO-Dではなく世界ジュニアへのこだわりが強い?

▼高尾「もちろんKO-Dにそういうものがないことはないんですけど、今、自分がほしいと思ったのが世界ジュニア。それで動いて、この挑戦が決まったんで」

――高尾選手の世界ジュニアへの思いは感じる?

▼佐藤「ぶっちゃけ全部ほしいですよね。世界ジュニア戦だから世界ジュニアのベルトというのは何となくわかるけど、僕の中で挑戦できるなら全部挑戦したいし、勝ってもらえるんだったら全部ほしいなと思う。1個1個に思い入れはあると思います」


【会見における大家、HARASHIMA&宮本】
▼宮本「去年の年末の年越しプロレスでスマイルヤンキーとして組ませてもらいました。この間、スマイルスカッシュの一員にもなったんで、堂々と組んで、この東京で組むのも年末以来ないんでね。せっかくなんで何か残したいんでタッグベルトを奪って、僕ら新しいチームというのをお客さんに知ってもらいたいと思います」

▼HARASHIMA「やっとスマイルヤンキーで東京で試合できるということで、もう今すぐにでも試合したいぐらい待ちきれないですね。早く両国大会で試合がしたいです」

▼大家「7月3日、DDT博多スターレーン大会で私、大家健、KAIとタッグを組んでKO-Dタッグのベルト獲りました! そして8月28日、DDT両国大会、初防衛戦、絶対負けるわけにいきません! おい、スマイルヤンキー! KAIは来れねぇんだ。用事があって来れねぇんだ! そんなことはどうでもいい! スマイルヤンキー、俺みてたぞ! 大みそ日お前ら負けてたよな!? 俺たちタッグチームは勝率10割! 負けたことねぇんだ! だから8月28日、絶対に絶対に! このベルト防衛するよ! そして今年のDDT両国大会、世界で一番暑い夏! 熱い! 熱い! 熱い!といったら、大家健とKAIこの二人のタッグだろ! 今年、両国だけじゃなく世界で一番熱いタッグチームが! 両国で! 試合に勝ってKO-Dタッグのベルト防衛します!」

▼宮本「タッグチームと言ったって一人しかいないじゃない」

▼大家「だから用事があって来れないんだよ!」

――勝率10割とのことだがKAIとは何回組んだ?

▼大家「1回です! 1回組んで、ベルト獲ったんですよ! (質問者に)何、笑ってんだよ!? おかしいか? 0回だったら0勝だろ! 1回やって1回勝ったら10割だよ! 素晴らしいことじゃねぇか! 1回組んで勝てないやつだっていっぱいいるんだ! そんな中で一回やって大勝利を挙げてベルト獲ってる! こんな凄いことあると思ってんのか!?」

▼宮本「いちいち声でかいですね。もう一回説明して」

▼大家「1回でも組んで1回勝つことで勝率10割! それでベルトも獲った。凄いことだろ!」

▼宮本「それでいいじゃないですか。今日、天気悪いですね」

――前哨戦で戦った印象は?

▼宮本「僕、戦ったんですね。勝てます。勝てる確証があります」

▼大家「俺は勝てる! 絶対負けない!」

▼HARASHIMA「自分はKAI選手とは数年前に一度対戦して以来ですね。DDTの横浜大会で一回対戦して。昔対戦した時とはまったく印象が変わっていたので、次当たるのも楽しみですし。どうしても試合以外の部分というか、場の空気を持っていく雰囲気があるんで、そこは注意して僕らのペースで試合していけば間違いなく勝てると思います」

――今日KAI選手は?

▼大家「おめぇ、何言ってんだ! KAIはな、どうしても来れねぇんだ! 私用があって来れねぇんだよ! お前ら、KAIが来なくて一番困ってんのは、この俺なんだよ!(と号泣) タッグのベルト二つあって、何で一人なんだよ!? おかしいだろ!? タッグなんだぞ。もしここで襲われたら俺、2対1だぞ。そんな状況、怖くて怖くてしょうがねぇよ!」

▼HARASHIMA「素直ですね」

▼大家「あいつが来れねぇって言うんだったら、あいつのために、あいつのために俺は記者会見に来るんだよ! 挑戦者に逃げたと思われたくなくて! ベルト持ってるのは俺たち王者なんだ! もっと堂々としていたいんだよ!わかるか!? わかるか!? わかるか!?」

▼HARASHIMA「記者会見よりも大事な用事がKAI選手にあるんですか?」

▼大家「あるんだよ! 記者会見より先に入った用事を優先するのが人間だろ! 用事先に入ったか遅く入ったかで全然違ってくるだろ! それが礼儀だろ! 断るって人間としてダメだろ! スマイルヤンキーはそんな極悪非道な人間なんですか!?」

▼宮本「で、勝率は何%なんですか?」

▼大家「100%だって言ってんだろ! 俺たちの勝率は100%だ! だから8月28日は大家健、KAI組が世界で一番! 一番! 一番! 熱い試合して防衛するからな! 頑張れ! 俺!」

▼鶴見亜門GM「大家さん、心細いんですか今?」

▼大家「正直、心細いです。でもね、やるしかないって思ってるんですよ。両国は絶対来ますよ。両国は絶対来ますからね!」


【会見におけるLiLiCo&渡瀬、ディーノ】
▼ディーノ「もういいでしょ? 渡瀬、もういいだろ、あなた。戻ってきなさい。知名度にぶら下がってるだけでしょ。はっきり、こういう大舞台で言うしかないでしょ。今までおいしいからやってただけでしょ? もういいでしょ? 何? 二人で笑って。気持ち悪い。渡瀬はゲイ……(LiLiCoと渡瀬が耳打ちして微笑み合うと)えぇ!? 会見中に耳打ち? 何してんの? そもそも、そのルールはいいわよ。でも渡瀬はゲイだから。あなた、気づいてないだけよ。赤っ恥かくだけよ。何この態度? まぁ、いいわ。世の中、解散ブームだから、いい加減、解散してもらって、卒論も出していただくということで、よろしくお願いします」

▼LiLiCo「私たちの愛は強く深くなった。お互いにとってのオンリーワンなんで」

▼ディーノ「何? 全然理解できない。どう考えても吊り合い取れるわけないじゃない。若手芸人が何であんたにくっつくかといったら知名度以外にないじゃない!」

▼LiLiCo「スウェーデンで親にも会って…」

▼ディーノ「親に会うぐらいならいっぱいいますよ。そこから分かれるのがどれだけいるかっていう話ですよ」

▼LiLiCo「そこまで全部、1個ずつ私たちが説明する必要性ってないよね。今世界で一番熱いカップルがここにいるんだから、負けるわけがない」

▼ディーノ「いいわよ、結局この試合で今後が決まるわけでしょ」

▼LiLiCo「だって負けないもん。愛の力で絶対勝ちますよ」

――渡瀬の介入が自由というルールになったが?

▼ディーノ「渡瀬が自由に試合に介入できるってことは、ひょっとしたら試合中に私の味方をするかもしれない。ゲイですから、知名度にぶら下がって良心の呵責でこっちにくるかもしれない。だってあんた、ちゃんと恋愛できてんの!?」

※渡瀬がテーブルを叩いて立ち上がり、ディーノに詰め寄る

▼渡瀬「人に恋愛どうこう言ってんじゃねぇよ!」

※ディーノに殴りかかるとかわされたが、LiLiCoがビンタ。渡瀬がLiLiCoをお姫様抱っこして二人はキス

▼渡瀬「本番も同じ光景みせてやる!」


【会見における竹下、石川】
▼石川「両国という最高の舞台で竹下をぶっ潰して、自分が一番でかくて一番強いということを証明したいと思います」

▼竹下「今、世界はオリンピックが注目されていて、僕も毎日見てますけど、半分は日本人が勝っているし、頑張っているしという気持ちでみてて、もう半分はみてて悔しいというのが正直な気持ちです。プロレスもそれぐらい熱くて面白くて強い。何でプロレスは評価されないのか。僕がプロレスをそのステージに持っていきたいとずっと言ってるんですけど、KO-Dのチャンピオン最年少でなったんですけど、これだけじゃまだ足りないんで。そのステージに持っていくにはまず両国のメインで石川修司選手相手に防衛して、初めてそのスタートラインに立てると思ってます。なので潰されても壊されても這い上がって這い上がって挑んでいきたい。チャンピオンでもチャレンジャーの気持ちで挑んでいきたいと思ってます」

――前哨戦を終えての印象は?

▼石川「DDTの中でも突出したスピードと力を持ってると対戦してわかった。でも俺はいろんな団体で戦ってきて、それよりも強い攻撃、チョップでもクローズラインでもジャーマンでも、それを跳ね返して俺は今までやってきた。それを28日にみせます」

▼竹下「パワー、スピード、重さ、これは僕が今まで戦ってきた選手の中ではダントツで。この間の前哨戦でもラリアット一発で首をもっていかれて、意識が飛ぶようなラリアットをもらって。でもそのラリアットを両国では何発も食らうことになると思います。その覚悟はしてます。それでも僕が最後、ベルトを腰に巻いて両国のリングの中心に立ちたいと思います」

――両国メインにチャンピオンとして上がることになるが?

▼竹下「もちろん両国が特別な大会だというのはわかってるんですけど、ベルトを巻いてからメインを重ねることが多いんで、そのたびにDDTがプロレスが舐められないように戦ってきたつもりなんで。だから僕はいつも通り。いつもそういう気持ちで戦ってるんで、両国のメインだからという特別な部分はないです」

――DDTを背負う気持ちの竹下選手について?

▼石川「チャンピオンとして戦っている竹下を自分はもちろん認めてるし、逆に言えば、その竹下を他の選手は正面から潰せないと思う。俺しかできないと思うんで、俺が正面から竹下をぶっ潰して、両国というメイン、自分ができることは、自分ができる最高の戦いをみせるだけなんで。自分ができる最高の試合というのはしばき合って、バチバチし合う。それをお客さんにみせたい」

――佐々木がベルト独占を宣言しているが?

▼石川「シングルは自分が両国でいただくんで、タッグは誰かに狙ってもらって。今回のタイトルが『世界で一番暑い夏』ということで、試合に勝ってリングのど真ん中でカリスマにハグしてあげたいと思います」

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