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8/20【新日本/NOAH】KUSHIDA「ぶっちぎる」、SJ覇者オスプレイは同年制覇、田口はマジメ、拳王は「新しい風」宣言 『SUPER J-CUP 2016』直前会見

 あす(21日)の『SUPER J-CUP 2016』(有明コロシアム)でトーナメントに出場する8選手が20日、都内ホテルで会見。それぞれが直前の心境と思惑を語った。

 7年ぶり開催となったJ-CUPの決勝ラウンドもいよいよ目前。当日は2回戦4試合、準決勝2試合、決勝1試合が行われ、2回戦は「ウィル・オスプレイvsマット・サイダル」「金丸義信vs田口隆祐」「KUSHIDAvs拳王」「獣神サンダー・ライガーvsタイチ」の組み合わせとなっている。

 まずは現IWGPジュニア王者のKUSHIDAが「新日本プロレスのチャンピオンだから優勝するのではなく、この中で一番KUSHIDAが強いから優勝します。確かに色んな選手がいます。2回戦の拳王選手。強い選手ですが、十分気をつけてこのトーナメント、KUSHIDAがぶっちぎって優勝します」と宣言。一方の拳王は「過去のJ-CUPをみても『こいつは上まで上がらないだろう』ってヤツが新しい風を吹かせてきた。だから俺が明日『SUPER J-CUP 2016』で新しい風になってやる」と応戦してみせた。

 現GHCジュニア王者の金丸は「明日は相手が誰であろうと、何をしてこようが関係ない。誰が一番強いか。よく見てれば分かる。以上」とサラリ。その金丸と対決する田口は「最近私はふざけ気味ではございますが、ワタクシ…明日は“これでもか!"というほどマジメにプロレスに取り組みたいと思っております。まずは近年まれにみるマジメさで金丸戦を突破して、近年まれにみるマジメさで準決勝を突破して、決勝戦も『マジメか!』とツッコまれるくらい、近年まれにみるマジメさで……ププッ…すいません、昨日のこと(※?)を思い出してしまいました」と不真面目に“マジメファイト"を予告した。

 今年の新日本スーパージュニアを制しているオスプレイは「僕はスーパージュニア最年少優勝者で、イギリス人初の優勝者。誰もやったことないことをやってきた。明日のJ-CUPも必ず決勝に行って、1年でスーパージュニアとJ-CUP、両方優勝した初の選手になってみせる」とJ-CUPとの“同時制覇"を誓ったうえで、IWGPジュニア王座戦で敗れているKUSHIDAを決勝の相手に指名。一方のサイダルは「J-CUPは凄い舞台。その中で僕がすべてのジュニア選手のなかで最も優れていると証明するよ。このJ-CUPには運命的なものを感じる。勝ち続けていくことは難しいけど、勝ち続いていけば得るものも大きい」と話した。

 獣神サンダー・ライガーと対決するタイチは、“闇金の取り立て"然とした個性的ないでたちで登場。ポケットに手を突っ込み、肩で風を切りながら出場者にガンを飛ばすと「俺は仕事中だったんだよ。仕事中に呼ぶなよ。そこにあんだろ? 俺からなんか借りて、返さねえヤベー会社(※ノア?)があんだろ」と悪態をつき、「明日はよ、俺と俺の女(※ディーバのあべみほさん)が有名になる。それだけの意味の大会だ」とふんぞり返った。

 一方のライガーは「ここに来て、どうのこうのはない」としたうえで、「素人をリングに上げるなよ。そこを釘をさしておきたい。素人が対角線に上がっちゃいかんでしょ。プロのリングなんだから。そこはお嬢さん(あべみほさん)も頭の中にいれておかないといけないよ。リングに上がってる以上、怪我してもどんなことがあっても文句は言わせないし、言えないでしょう。あのリングはレスラーが命をかけてるリングだから」と忠告していた。

 ともあれ、7年ぶり開催のジュニアの祭典まで待ったなし。ワイルド・ペガサス、ライガー、丸藤正道…といったトップレスラーがつかんだ栄冠を手にする男が、間もなく決まる。


【会見の模様】

▼KUSHIDA「人は年を重ねるとともに色んなことに飽きたり、妥協したりします。身長・体重が無いからプロレスラーになれない…とか。しかしジュニアには可能性がある。僕はジュニアヘビー級があったからこそ、プロレスラーになれました。だから、この階級に感謝しています。明日のJ-CUP。新日本プロレスのチャンピオンだから優勝するのではなく、この中で一番KUSHIDAが強いから優勝します。確かに色んな選手がいます。2回戦の拳王選手。強い選手ですが、十分気をつけてこのトーナメント、KUSHIDAがぶっちぎって優勝します」

▼ライガー「ここまで来たからには、なんやかんや言うつもりはないですね。とにかく一戦一戦勝ち上がって優勝したいと思います」

▼田口「ただいまご紹介にあずかりました田口隆祐でございます。最近私はふざけ気味ではございますが、ワタクシ…明日は“これでもか!"というほどマジメにプロレスに取り組みたいと思っております。まずは近年まれにみるマジメさで金丸戦を突破して、近年まれにみるマジメさで準決勝を突破して、決勝戦も『マジメか!』とツッコまれるくらい、近年まれにみるマジメさで……ププッ…すいません、昨日のこと(※?)を思い出してしまいました。近年まれ…ププッ…すみません。ありがとうございました」

▼サイダル「まずは英語でごめんなさい。J-CUPは凄い舞台。その中で僕がすべてのジュニア選手のなかで最も優れていると証明するよ。このJ-CUPには運命的なものを感じる。勝ち続けていくことは難しいけど、勝ち続いていけば得るものも大きい。だから勝ち進んでいくよ」

▼金丸「明日は相手が誰であろうと、何をしてこようが関係ない。誰が一番強いか。よく見てれば分かる。以上」

▼拳王「これを見てるクソヤローども。俺がプロレスリング・ノアの拳王だ。過去のJ-CUPをみても『こいつは上まで上がらないだろう』ってヤツが新しい風を吹かせてきた。だから俺が明日『SUPER J-CUP 2016』で新しい風になってやる」

▼オスプレイ「初めて記者会見にきて興奮してるよ。英語ですみません。初めてJ-CUPに出られることに興奮しています。僕はスーパージュニア最年少優勝者で、イギリス人初の優勝者。誰もやったことないことをやってきた。明日のJ-CUPも必ず決勝に行って、1年でスーパージュニアとJ-CUP、両方優勝した初の選手になってみせる」


▼タイチ「(※KUSHIDAやライガーにガンを飛ばしてから)おい、俺は仕事中だったんだよ。仕事中に呼ぶなよ。そこにあんだろ? 俺からなんか借りて、返さねえヤベー会社(※ノア?)があんだろ。明日はよ、俺と俺の女が有名になる。それだけの意味の大会だ。そしてノブ! 明日、決勝で待ってるぞ。そんなわけねーだろ(笑)」

――決勝で当たりたい相手は?

▼KUSHIDA「決勝の相手ということなんですが、最初の相手・拳王選手がひじょうに怖いなと思ってるんで、目の前の相手のことしか考えておりません」

▼ライガー「近年まれにみるマジメな試合をするという田口選手にも興味はありますし、タイトルマッチで負けてしまいましたチャンピオンのKUSHIDA選手ともう一回、やりたいという気持ちもあります。オスプレイ選手ともやりたい。誰でもいいですね。自分の興味のある選手でしたら誰でもいいんで、そういう選手とキッチリ決勝で試合をしたいと思います」

▼田口「ただいまご紹介にあずかりました、新日本プロレスの田口隆祐でございます。明日はまずGHCジュニアチャンピオンの金丸選手。最初の試合も大事なんですけど、やっぱりKUSHIDA選手はIWGPジュニアのチャンピオンなので、チャンピオンのKUSHIDA選手と決勝でやれたらいいと思います」

▼サイダル「グレートクエスチョン。なぜなら必ず僕が決勝に行くから。まずはオスプレイを倒すことになるけど、決勝で誰と当たるかは関係ない。僕にとって敵は自分自身だし、そういう意味ではコンディションも抜群。スーパージュニアの時よりも仕上がりはいい。だから誰と試合したいか…というよりも、誰が僕と戦うだけの用意が整っているか。そこが重要さ」

▼金丸「誰でもいいかな」

▼拳王「来週、GHCジュニアヘビーのベルトを懸けてやる金丸…と言いたいところだけど、やっぱりJ-CUP。当たったことない選手とやりたいから。まずは目の前の敵。KUSHIDA、お前の首を獲ってからその答えは出るんだよ」

▼オスプレイ「サイダルは何を言っちゃってるのかな? 現にサイダルには僕が勝ってるからね。決勝に上がれたら…KUSHIDAとやりたい。IWGPジュニアタイトルマッチではあと一歩でキミを倒せるところまで行ってるからね。今度こそファイナルではキミを倒す」

▼タイチ「なんだっけ? 質問。そこのヤツ(※薄毛の記者)」

――決勝で当たり…

▼タイチ「うっせーハゲ。で、なんだっけ?」

――決勝で当たりたい…

▼タイチ「うっせーハゲ!!」

――ライガー選手、タイチに言いたいことは?

▼ライガー「ここに来て、どうのこうのはないんですが、ひとつだけ。素人をリングに上げるなよ。そこを釘をさしておきたい。素人が対角線に上がっちゃいかんでしょ。プロのリングなんだから。そこはお嬢さん(あべみほさん)も頭の中にいれておかないといけないよ。リングに上がってる以上、怪我してもどんなことがあっても文句は言わせないし、言えないでしょう。あのリングはレスラーが命をかけてるリングだから。そこに素人のお嬢さんがどういう気持ちか分かりませんが上がるのはいかがなものかと思います」

▼タイチ「いやぁ…そんなこと言ってるけど、どさくさにまぎれて触りたいだけだから。見てみろ、あのマスクのツノ。ビンビンに逆立ってるじゃねえか。ただのエロオヤジだからな」

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