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8/22【リアルジャパン】レジェンド王者・船木に大谷が挑戦 9・10有明大会全カード決定

 リアルジャパンは22日、東京・本郷三丁目の掣圏真陰流興義館で会見し、9・10ディファ有明大会『GOLDEN AGE OF THE TIGER』の全カードを発表。・レジェンド選手権試合「船木誠勝vs大谷晋二郎」など全6試合が決まった。

 会見に出席した初代タイガーマスクはこのカード決定に「皆が手を叩いて喜んだ」と報告。「このカードはストロングスタイル最後の砦、記憶に残る試合になる!」と太鼓判を押した。

 大谷が「リアルジャパンが大谷晋二郎のストロングスタイルを必要とし、チャンピオンになってほしいという思いからボクを指名したんだと勝手に思っています。僕を呼んだ以上、勝ち優先で、試合を大谷色に染めてベルトを奪う。必ず勝ちます!」と述べれば、船木は「前回の戴冠時(第8代王者)は、初防衛戦(2015年12月9日)で、関本大介に負けてしまったので、まずは防衛1回」と意気込む。ちなみに大谷は、2005年6月9日、後楽園ホールでのリアルジャパンプロレス旗揚げ戦に出場、メインイベントにて初代タイガーマスク(スーパー・タイガー)と対戦し、キングコブラホールドで勝利している。また、同年9月26日のリアルジャパンプロレス興行では、2代目ザ・タイガーとのタッグで、高岩竜一&景虎組と闘っており、11年ぶりのリアルジャパン参戦となる。

 船木は大谷について「とにかく粘り強い」、「(以前対戦した時も)必殺技がかけられず、とっさに出た(腕ひしぎ逆)十字固めでギリギリで勝った記憶がある」と警戒する。

 初代タイガーマスクは、後楽園ホール改修工事の影響で、ディファ有明での開催となった今大会の第1試合から全対戦カードを紹介、それぞれの見どころを話した。セミファイナルに登場する「はぐれ軍団」のケンドー・カシン&鈴木秀樹&将軍岡本組にも言及し、遺恨が残ってもストロングスタイルだと定義。「単なるガチガチではない、スペクタクルもある」と標ぼうするプロレスの理想形を解説している。

 船木といえば2週間前、2階から転落しそうになった少年を守り、自身が転落。左助軟骨症を負って一部の試合の欠場を余儀なくされたばかり。「25年前にも同じようなケガをしたのに月に3試合したことがある。自分への挑戦である」とした上で、現在はトレーニングも再開しており、動く時はテーピングしているとのことだが、出場に支障はないようだ。

 ともに新日本プロレスOBの船木と大谷だが、一緒だった時期はない。しかし、中学校時代の大谷少年とって船木は、「中卒でプロレスラーになった」経歴に大きく触発されたとのこと。大いなる尊敬心を持つとともに、「勝手なライバル心」を抱いていた相手だといい、「一発の重みを大切にされている。倒さなければいけない相手」と述べた。

 これを聞いた初代タイガーマスクは、あらためて「ストロングスタイルが浮上するなら、この二人がリードするはずだ!」と会見を締めくくった。(※写真、情報提供:リアルジャパンプロレス)

☆9/10(土)東京・ディファ有明『リアルジャパンプロレス特別興行 佐山サトルプロデュース「GOLDEN AGE OF THE TIGER」〜初代タイガーマスク35周年YEAR〜』16:00開場、17:00開始

◇第1試合◇
那須晃光太郎
(1/30)
倉島信行

◇第2試合◇
山本SAN
ベアー福田
(1/30)
LEONA
スーパー・ライダー

◇第3試合◇
ヒート
ブラック・タイガー
(1/30)
小笠原和彦
ウルティモ・ドラゴン

◇第4試合◇
柴田正人
長井満也
(1/30)
タカ・クノウ
田中将斗

◇第5試合◇
将軍岡本
鈴木秀樹
ケンドー・カシン
(1/60)
間下隼人
折原昌夫
スーパー・タイガー

◇第6試合◇
▼レジェンド選手権試合
[挑戦者]
大谷晋二郎
(1/60)
船木誠勝
[第10代王者]
※船木初防衛戦

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