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9/3【全日本】開幕前日に13選手が意気込み語る 連覇→三冠奪取…秋山が1年前の再現予告 王道T前日会見

 『第4回王道トーナメント』前日会見が3日、都内で行われ、欠席となったボディガー、ケンドー・カシン、長井満也を除く出場13選手が出席。昨年度覇者の秋山準は連覇を成し遂げ、三冠王者に返り咲く1年前の再現を予告した。

 全日本秋の祭典・王道トーナメントがいよいよ明日4日、品川大会で開幕する。今年も階級を超越した16選手が出場し、栄冠を争う。この日は欠席となったボディガー、カシン、長井を除く13選手が出席し、トーナメントにかける意気込みを語った。

 前年度優勝者の秋山は大会史上初の連覇を狙う。今年10月に47歳の誕生日を迎えるが、今の秋山は衰え知らず。7・23博多大会で三冠王者・宮原健斗に敗れたばかりだが、「自分の調子が落ちてるとは全く思ってません」と断言するほど本人も好調を実感している。

 1回戦の相手は大森。若手時代から同期としてしのぎを削ってきたライバルだ。かつて2000年のチャンピオン・カーニバル1回戦でわずか7秒で敗れた悪夢もよぎるが、「今回は6秒で勝ちたいと言いたいところですけど、それを抜きにしても、しっかり他の選手の戦いに負けないように、オッサンオッサンしないような若々しい試合をして、そして僕が勝ちたい」と必勝を宣言。まずは初戦突破あるのみだ。

 今年で4回目となる王道トーナメントだが、過去に連覇を果たした者はいない。初の偉業に挑む秋山は「ここにいるチャンピオン含め、引く気もありませんので、優勝、2連覇を狙います」と言い切った。初優勝を遂げた昨年はその2ヵ月後に2度目の三冠王座戴冠を果たしている。「挑戦権は優勝したらもらえると思うんで、もちろん三冠は狙っていくつもり」と至宝ベルトに照準を定めている秋山は、「両国もありますんで、いい形でそこにつなげられるように。7月に挑戦して負けたけど、チャンスがあるんで、どん欲に狙っていきたい」と色気たっぷり。改めて今年最大のビッグマッチとなる11・27両国大会も視野に入れつつ、1年前の再現を予告した。

 三冠王者・宮原は改めて史上初となる王者としての優勝を誓い、諏訪魔は王道トーナメント初制覇による完全復活を見据えている。また、春のチャンピオン・カーニバルで準優勝に終わっているゼウスは「死に物狂いの努力をして獲りにいきたいと思ってるんで。その準備はできてる」とその先に4度目の三冠挑戦を視野に入れ、秋の栄冠獲りを狙っている。各々の思惑が交錯する秋の祭典はいよいよ明日開幕する。

☆『第4回王道トーナメント』

[出場選手]
・秋山準(4年連続4度目の出場/第3回優勝)
・宮原健斗(4年連続4度目の出場/現・三冠ヘビー級王者)
・諏訪魔(4年連続4度目の出場/第2回準優勝)
・大森隆男(4年連続4度目の出場)
・ゼウス(3年連続3度目の出場)
・青木篤志(4年連続4度目の出場/現・アジアタッグ王者)
・野村直矢(初出場)
・青柳優馬(初出場)
・ジェイク・リー(初出場)
・吉江豊(3年連続3度目の出場)
・ボディガー(3年連続3度目の出場)
・崔領二(初出場)
・佐藤光留(3年連続3度目の出場/現・アジアタッグ王者)
・ケンドー・カシン(初出場)
・長井満也(初出場)
・滝澤大志(初出場)

[試合形式]
1回戦から決勝戦まで、PWFルール使用の下、時間無制限シングルマッチ1本勝負で行う

[トーナメント組み合わせ
☆9/4(日)東京・品川プリンスホテル ステラボール 16:00開始
▼1回戦
宮原vs諏訪魔
秋山vs大森
ゼウスvsボディガー
リーvs崔
青柳vsカシン
青木vs吉江
佐藤vs長井
野村vs滝澤

☆9/17(土)神奈川・横浜ラジアントホール『第4回王道トーナメント』17:00開始
▼2回戦
「宮原vs諏訪魔」の勝者vs「野村vs滝澤」の勝者(1)
「青木vs吉江」の勝者vs「青柳vsカシン」の勝者(2)
「秋山vs大森」の勝者vs「佐藤vs長井」の勝者(3)
「ゼウスvsボディガー」の勝者vs「リーvs崔」の勝者(4)

☆9/19(月・祝)東京・後楽園ホール『第4回王道トーナメント』最終戦 12:00開始
▼準決勝
2回戦(1)の勝者vs2回戦(2)の勝者
2回戦(3)の勝者vs2回戦(4)の勝者
▼優勝決定戦
準決勝の勝者vs準決勝の勝者

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