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10/10【NOAH】中嶋迎撃へ「今回も血祭り、何度でも止めてやる」 10・23横浜文体GHC戦へ杉浦貴インタビュー

 秋のビッグマッチとなる10・23横浜文体では中嶋勝彦の挑戦を受けることになった鈴木軍の黒いGHC王者・杉浦貴。今年3月の王座戦では中嶋を血祭りに上げたうえで返り討ちにしている。その後中嶋は新日本のG1参戦などを通じて経験値を上げてきたが、杉浦は「今回も血祭り、何度でも止めてやる」と予告した――。


【杉浦貴インタビュー】
――9・23後楽園で“前座野郎"と切り捨てていた北宮を返り討ちにしたが、王座戦の感想は?

▼杉浦「まあ、それなりにがんばったんじゃねえか? でも、俺に負けたんだから、また前座からやり直しだな。とりあえず、スクワット1000回でもやっとけって。あいつ、これがGHC初挑戦だったんだろ? 前哨戦じゃ威勢よかった割に、こんな簡単に潰れちまうのかって話だからな」

――ただ前哨戦ではフォール負けを喫したが…

▼杉浦「名前変えたり、モヒカンにしたり、格好だけかと思ったんだけどな。まあ、あいつがいっぱしのレスラーになれたのも、俺のおかげだろ。俺とかベンジャミン、KESが叩き潰して鍛えてやったんだから、鈴木軍さまさまなんだよ、アイツは(笑) それなのに、王座戦本番になったら最初のほうでガス欠起こしやがって。だから、ゲキを飛ばしてやったってとこだな」

――自身が逆にサイトースープレックスを繰り出す場面もあったが?

▼杉浦「いや、別になんも考えちゃいねえよ。ただ、あの投げもアイツの代名詞みたいになってるけど、俺だってたまに出すし、お手本を見せてやったんだよ」

――最終的には奥の手である雪崩式五輪予選スラムで北宮を沈めた

▼杉浦「あのヤロー、生意気に一発目(通常の五輪予選スラム)を返しやがったから、完膚なきまでに叩き潰してやったってだけだ。アイツも初挑戦のいい思い出になったんじゃねえのか?」

――そして10・23横浜文体では中嶋の挑戦が決定、北宮戦で救出乱入してきた中嶋を指名しての王座戦だが?

▼杉浦「あのヤロー、前にもタイトルマッチで乱入してきたからな。ムカついてしょうがねえ、この手で黙らせてやる!」

――中嶋は鈴木軍の乱入を阻止していたが…

▼杉浦「(さえぎって)なんだと? テメー、くだらねえこと言ってんじゃねえぞ!? いいか、俺たちは“鈴木軍の戦い方"をしてるだけで、それをアイツは邪魔してるわけだ。だったら叩き潰す、それだけの話だ!」

――中嶋は『俺は止まらねえ!』と応戦していたが

▼杉浦「アイツ、俺と3月にもやってるだろ?」

――今年3月の後楽園でも防衛戦で返り討ちにしているが…

▼杉浦「その時点で止まってんじゃねえかよ(笑) いや、アイツが上から目線で、バカの一つ覚えみたいに『止めてみろ』って言ってくるのがワケわかんねえっていうか、逆にオマエが俺を止める側なんじゃねえのかって。なんにせよ、コッチが止まるわけがねえけどな」

――3月の王座戦での中嶋の印象は?

▼杉浦「べつにねえよ。まあ、北宮もそうだけど、アイツも若さをウリにしてるくらいだから、ノアの中ではまだ元気なほうなんじゃねえの? でもよ、アイツのキャリア、何年だよ?」

――約13年だが…

▼杉浦「俺が16年だから、別に大して変わらねえし、『若い力で』とか言われてもピンと来ねえよ。コッチの力が衰えてるわけでもなんでもねえし、アイツらみたいなのに負ける気もしねえ」

――中嶋も3月の王座戦以降、“ジ・アグレッション"結成や新日本のG1参戦などを通じて経験値を上げてきたが?

▼杉浦「別にあの王座戦のあとは、アイツのことを気にも留めてもねえから、よくわかんねえな。3月のときよりも、ちょっとはコッチを楽しませてくれればいいけどよ」

――中嶋といえば蹴り技だが、やはり警戒する?

▼杉浦「蹴り自体はいいの持ってんじゃねえか? 昔、小橋建太の逆水平で会場が沸いたみたいに、アイツの蹴りを胸で受けると反応があるからな。まあ、殴りがいがある相手だし、俺のフルスイングに乞うご期待ってとこだな」

――パイプイスでの攻撃も辞さない、と。

▼杉浦「フフフ。だいたい、あのヤローはクソ生意気なんだよ。コッチがブチのめしても、にらみつけながら立ち上がってきやがって。今度もまた、あいつを血祭りに上げてやる。鈴木軍の邪魔をしたらどうなるのか、あらためてわからせてやる。何度だってオメーを止めてやるよ!」

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