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11/7【新日本】内藤「最後のとどめを刺すのが唯一のモチベーション」、ファン投票問題は「保留」も棚橋「ドームで勝ったら2017年は棚橋の年」 IC戦会見

 2017年1・4東京ドーム大会でIWGPインターコンチネンタル選手権試合が決まった王者・内藤哲也、挑戦者・棚橋弘至が7日、東京・中野坂上の新日本事務所にで会見。2度目の防衛戦となる内藤は正論を展開して挑戦者を圧倒し、「引きずりおろす役目はできなかったけど、最後のとどめを刺してやろうかなと。今のところモチベーションが上がるのはその一点しかない」と逸材に引導を渡す構え。7年連続ドーム大会メインイベントを見据える棚橋は王者から迫られたファン投票問題を「保留」としたものの、「東京ドームで勝ったならば、2017年は棚橋の年になります」と復権を見据えた。

 「オカダ・カズチカvsケニー・オメガ」のIWGPヘビー戦に加え、1・4ドーム大会の主軸がもう一つ決まった。王者・内藤に棚橋が挑戦するインターコンチ王座戦だ。11・5大阪大会で棚橋はSANADAに雪辱を遂げ、内藤はジェイ・リーサルを下して初防衛に成功。その試合後、棚橋が挑戦をアピールしてタイトルマッチが組まれた。

 この日、両者が揃っての発表会見が行われたが、内藤が正論を展開する独演会の様相を呈した。7年連続となるドーム大会のメインイベントを狙う棚橋だが、内藤の考えは違う。2014年のドーム大会で内藤は当時のIWGP王者オカダに挑戦したが、ダブルメインイベントとは称されたもののファン投票の結果、実質セミファイナル降格の屈辱を味わった。「なぜ新日本プロレスはIWGPヘビー級王座に誇りを持たないのか」との疑問を感じた内藤は、「皆さん、ここで僕がファン投票しましょうと言うと思うでしょ。僕の答えは逆ですよ。ファン投票は僕は望みません。メインイベントはIWGPヘビー級選手権試合。セミファイナルでインターコンチネンタル王座戦をやるべきだと。ダブルメインイベント、そんな名前はいらない」と主張した。

 そんな考えを持ちながら、内藤はあえて「7年連続メイン出たいんだろ? じゃあお前の口からファン投票やりたいって言ってみろよ」と棚橋に迫った。かつて内藤は「新日本プロレスは棚橋が言ったことが全て。棚橋の言いなり」と発言。それが正しいのか否か試す意味もあり、「今、棚橋がファン投票をやりたいといえば、きっとこの会社は動きますよ」と皮肉も込めて断言した。

 内藤にとって棚橋の存在はプロレス入り前からの目標だった。「棚橋弘至を引きずりおろすのは俺の役目」と公言してきたものの、今年の1・4ドーム大会で棚橋を破ったオカダにその役目を奪われたと感じている。「だからはっきりって何のモチベーションも上がらないよ。落っこちた棚橋ですからね。何のおいしさもないよ」と棚橋とのタイトルマッチにメリットを見出せないのも無理はない。それでも内藤は「唯一やる気の出るポイントを見出すとしたら、引きずりおろす役目はできなかったけど、最後のとどめを刺してやろうかなと。今のところモチベーションが上がるのはその一点しかないですね。彼も望んでるんじゃないですか、僕にとどめを刺されるのを」とキッパリ。ドームの大舞台で棚橋を最前線から追放に追い込むつもりだ。

 対する棚橋は2014年4月に第7代王者から陥落以来、2年10ヶ月ぶり2度目のインターコンチ王座戴冠を狙う。内藤から正論による猛口撃を浴びせられ、「言ってることが全て正しい場合、返す言葉がないって思うより先に、ベビーフェースだなと思いましたね」と認めるしかなく、「ファン投票というアイデアでエゴを振りかざしてもいいんですけど、それはまだ保留にしておきましょう」との意向を示した。

 内藤の実力と勢いは棚橋も認めるところで、「戦わずして世代交代をされたというか。たとえばオカダだったらなんべんも戦って、去年ドームで戦って負けましたけど、こんなケース初めてかなと。戦ってないのにいつの間にか立場が逆転してる」と現状を自己分析した。ただし、内藤の王者としての振る舞いには黙っていられない。「ベルトを投げたり踏んだりするのだけは、ちょっと俺的には無理」と不快感をのぞかせながら釘を刺し、「ベルトへの愛」、「ベルトに対しての姿勢」をテーマに設定。もちろん譲るつもりはなく、「今年、オカダに負けて、来年、内藤に負けるわけにいかない」と必勝を宣言した。

 長らく新日本をけん引してきた棚橋も今月13日の誕生日で40歳となる。いつまでもトップ戦線を張れる保証はない。棚橋自身も「それだけのリスクはありますね。負けたら終わるかなというのはあります」と危機感を抱いている。それでも「僕が新日本のリングでやりたいことはいっぱいあるし、新日本をもっと面白くしたいなという野望もあるんで。とどめを刺されるんだったら、俺の夢もそこまで」と腹をくくったうえで、「インターコンチ、東京ドームで勝ったならば、2017年は棚橋の年になります」と断言した。

 ファン投票問題はともかく、時代の寵児となった内藤が新日本の象徴に引導を渡すのか、棚橋が生き残り、主役の座へ返り咲くのか。両者によるIC戦は間違いなく新日本の分岐点となる。

【会見の模様】
▼内藤「今日はEVILの会見だっけ? 新チャンピオンになったEVILちゃんと連れてきてるから、EVILの話聞いてくださいよ」

※EVILが会見場に登場
▼EVIL「大阪でザ・レスラー柴田勝頼を暗闇の世界へ、そして地獄のどん底へ葬り去ってやった。ザ・レスラーが負けた言い訳してんのか? どうでもいいが、ベルトはここだ。そう、全ては…EVILだ。そういうことだ(と退席)」

▼内藤「EVILの会見でしょ?(と退席しようとし) 俺はお腹いっぱいだよ、もう。EVILの言葉を聞いて。全てはEVILですよ」

※棚橋が会見場に登場
▼棚橋「思い返せばちょうど1年ぐらい前の10月の両国で、EVILが登場した両国、僕が権利証を持ってて、それに内藤が挑戦する図式だったんですね。それが1年経って、戦わずして世代交代をされたというか。たとえばオカダだったらなんべんも戦って、去年ドームで戦って負けましたけど、こんなケース初めてかなと。戦ってないのにいつの間にか立場が逆転してるという。昔ね、まだ内藤がヤングライオンだった時に『早く俺のとこまで上がってこいよ』ってどっかの控室で言ったことがあるんですね。それが、棚橋vs内藤が東京ドームで実現するっていう。きたかと。ただ今回は内藤の力を、勢いを借りての実現というところは不本意ですけど、もう一個言いたいのが、ベルトを投げたり踏んだりするのだけは、ちょっと俺的には無理ですね。プロレス界の先人たちが積み上げてきた象徴なわけなんで。ウチのばあちゃんも物を投げるという行為は運気を下げるよと言ってたんで、物は投げないようにしてる。そういうベルトに対するリスペクトという部分、つまりはベルトへの愛という部分が今回の大きな二人の図式になるんじゃないかなと。ベルトに対しての姿勢。今年、オカダに負けて、来年、内藤に負けるわけにいかないんでね。インターコンチ、東京ドームで勝ったならば、2017年は棚橋の年になります」

▼内藤「今さら隠す必要もないかなと。それは俺が棚橋弘至を目標にしていたこと。ファン時代ですけどね。棚橋選手の姿を見て、俺も新日本のリングに立ちたいなと。絶対に入ってやるんだと思いましたよ。新日本に入って棚橋選手の背中を僕はしっかり見てきましたよ。僕はデビュー当時から棚橋弘至を引きずりおろすのは俺の役目だと言い続けてきましたけどね。今年の1月4日、東京ドームでオカダに敗れ、もうトップ選手じゃなくなってしまったのかなという印象を僕は持ってます。棚橋弘至をトップから引きずりおろしたのはオカダだったのかなという印象があります。そんな棚橋がなぜ大阪大会のあと、俺の目の前に来たか。俺の理想とする相手、予想する相手。僕は理想の相手は棚橋弘至ではなかったけど、僕の中でおそらく棚橋がくるんじゃないかなと予想してたんでね。予想という意味では当たりましたよ。なぜ棚橋が来たか、その答えは俺と絡めば7年連続東京ドーム大会のメインイベントが見えてくるから。そんな棚橋ファンと棚橋本人しかこだわってない非常にくだらない記録のために俺の前に出てきたのなら、まさにあの時と一緒ですよ。覚えてますか? ファン投票したあの時ですよ。あの時も彼はインターコンチネンタル王座戦だったはずなのに、彼の意思か誰の意思か知らないですけどね。新日本プロレスの意思だったのかもしれないけど、ファン投票という意味のわからない制度をいきなり持ち出してインターコンチネンタル王座戦をメインイベントにしたと。僕はあの時思いましたよ。なぜ新日本プロレスはIWGPヘビー級王座に誇りを持たないのか。確かに棚橋を連続でメインイベントに出したいのがあったのかもしれない。内藤をメインにしたら不安だった、これもあったのかもしれない。でもIWGPヘビー級王座戦だよ。たとえどんなタイトルでもIWGPヘビーをメインにすべきだったと俺は今でも思いますよ。まぁ僕のIWGPへのこだわり、ずっとIWGPを目指してきましたから。今となってはIWGPヘビー級王座も、そしてここにあるインターコンチネンタル王座をも超えてしまったのが内藤哲也という存在ではあるんですけどね。でも東京ドームのメインイベントはやはり僕はIWGPヘビー級王座戦であるべきだと。やっぱりこの考えは変わらない。なので皆さん、ここで僕がファン投票しましょうと言うと思うでしょ。僕の答えは逆ですよ。ファン投票は僕は望みません。メインイベントはIWGPヘビー級選手権試合。セミファイナルでインターコンチネンタル王座戦をやるべきだと。ダブルメインイベント、そんな名前はいらない。セミファイナルもしくは第1試合、第2試合、第3試合、ちゃんとその場所で試合をさせてくれと。ダブルメインイベントなんて、そんなお飾りみたいなものはいらないから。でも皆さん、思い出してください。1年前の僕のコメントを。この新日本プロレスは棚橋が言ったことが全て。棚橋の言いなりであると。覚えてますか? ということは今、棚橋がファン投票をやりたいといえば、きっとこの会社は動きますよ。インターコンチネンタル王座戦をメインイベントでやらせてくれといったら、この会社は変わりますから。あの時の発言が正しかったのか、今わかりますよ。7年連続メイン出たいんだろ? じゃあお前の口からファン投票やりたいって言ってみろよ。僕から言いたいのはそれだけです。メインイベントに立ちたくて俺の前に出てきたんだろ? 俺はしっかり聞いたぜ。魚沼のお客様の前で『メインに立つ』って言ってたの俺はしっかり聞いたぜと。魚沼のお客様を裏切るんですか? さぁ、どうなんですか?」

▼棚橋「言ってることが全て正しい場合、返す言葉がないって思うより先に、ベビーフェースだなと思いましたね。ファン投票というアイデアでエゴを振りかざしてもいいんですけど、それはまだ保留にしておきましょう。それは6年続けてきたドームのメインイベント、7年連続出たいです。が、こういう考えもあります。来年はセミファイナルで我慢して、再来年からまた7回連続を目指す。あんまり響いてないみたいですけど(苦笑)、とりあえず保留にさせてください」

――「棚橋になれなかった男」との言葉もあったが?

▼内藤「確かに僕は棚橋を目指してましたから。ああいう姿に憧れて、僕は棚橋の背中を見て追いかけてきたつもりですからね。棚橋になれなかった。それは確かに正解でしょう。でも俺はむしろ今、棚橋にならなくてよかったなと。棚橋になってたらこれだけのムーブメントを起こせないよ。実際、彼が起こしてますか? 何を起こしたのか? 僕は棚橋になれなかったかもしれない。でもそれによって新しい道がみえてきた。そして今これだけ新日本プロレスを応援して下さる皆さんを喜ばせてるわけですから。僕は棚橋程度にならなくてよかったですよ」

――棚橋選手が「戦わずして超えた」と発言していたが?

▼内藤「うーん、インゴベルナブレスを持ち帰ってきてから1年ちょっと、間違いなく今、新日本プロレスの中心であり、話題の中心は我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだというのは俺も感じてるし、皆さんも感じてるでしょう。だから棚橋をどうのとかくだらないレベルで俺は考えてないから。棚橋を超えたらじゃあ何になるの。そんな低レベルなものを俺は求めてないから。そもそもこの方は今年1月4日、東京ドームでオカダに敗れた時点で終わってるんですよ。だって今年一年、彼は何をしたの? 何かリング上で活躍しましたか? 何か話題を作りましたか? 何もしてない。確かに新日本プロレスを引っ張ってきた。それは知ってるよ。俺は見てきたからね。今までの活躍も貢献も知ってるよ。でも今年何をしたの? 俺が上がったって表現もできるかもしれないけど、むしろ彼が自然と下がってしまったんだろうね。俺はそういう印象ですね。いつの間にかここにいたはずの棚橋弘至が見えないぐらい下に落っこちちゃった。そういう印象ですね」

――内藤選手から「最後の舞台だと思って頑張ってください」と言われたが?

▼棚橋「それだけのリスクはありますね。負けたら終わるかなというのはあります。それでも毎年ドーム直前に勢いを取り戻すのが棚橋流なんで。通年どおり。それが今年はたまたま内藤なだけで。今年は伏線、いろんなストーリーがつながって棚橋vs内藤がきたかなというのがあります」

――インターコンチへの思いは?

▼棚橋「インターコンチは僕の場合IWGPを巻いてる期間が長かったんで、インターコンチの縁というかね。そういうのは今のところ薄いんですけど、これから深まる可能性があると。投げたりしないし、踏んだりしないし、また新しい色をつけるという課題も。もしかしたら2017年、インターコンチ旋風が吹き荒れるかもしれないし。何が一瞬でどう変わるかわからないから」

――「とどめを刺す」との発言があったが?

▼内藤「先ほども言いましたが、僕は棚橋弘至を引きずりおろす役目をやりたかったですよ。もともとね。でも僕の頭の中でそれは2016年1月4日が舞台だったかなと。要するにオカダがやったと。だからはっきりって何のモチベーションも上がらないよ。落っこちた棚橋ですからね。何のおいしさもないよ。唯一やる気の出るポイントを見出すとしたら、引きずりおろす役目はできなかったけど、最後のとどめを刺してやろうかなと。今のところモチベーションが上がるのはその一点しかないですね。彼も望んでるんじゃないですか、僕にとどめを刺されるのを」

――今の言葉を受けて?

▼棚橋「僕が新日本のリングでやりたいことはいっぱいあるし、新日本をもっと面白くしたいなという野望もあるんで。とどめを刺されるんだったら、俺の夢もそこまでかなと思いますよ。でももし生き延びたら来年は棚橋の年になりますよ」

――ファン投票問題を保留したが、期間を開けて意思表示する?

▼棚橋「その空気感ですね。あのファン投票が動いたのは棚橋vs中邑だったからだと思うんですよ。そのカードに神通力があったところでファン投票に動いた。二個イチの問題だったんで。棚橋が一人で騒いでどうなる問題でもないかなと。7年連続東京ドームのメインイベントというのは実現したら凄く誇れる記録ですけど、それ以上に大切なものがあるんじゃないかなと今気づきかけてきた」

――もし棚橋選手がファン投票を希望してメインになったら受け入れる

▼内藤「まぁファン投票やるって言った時点でもう結果は受け入れるしかないですから。そんなことよりも、ファン投票やったらどっちが勝つかうんぬんよりも僕が一番注目してるのは、やっぱり棚橋が言ったら新日本プロレスは動くのかどうか。僕はそこを一番注目してますよ。やっぱりあの時、俺が思ったことは間違いじゃなかったと確認できるチャンスなんで。僕はぜひ棚橋選手にファン投票の開催を口にしてほしいですね。それによって動くのかどうか。でもさ、先ほども言いましたけど、ダブルメインイベントとか、トリプルメインイベントとか、そういうくだらないネーミングはもうなしにしようよ。何なら東京ドーム全カードメインイベントのつもりですって言ったら、じゃあ全部メインイベントになっちゃうよ。それにあのファン投票を開催した時、僕はダブルメインイベントでしたからね。ということは俺、東京ドームのメインを経験してる。オカダもあの時メインイベンターだったと。ということは常にオカダって何年も連続でメインイベントやってることになっちゃうよ。7年連続とかかなり迫ってるよオカダもってことになっちゃうからね。そういう理解に苦しむ表現方法はやめて、第何試合というのをちゃんと決めてほしいですね。ファン投票で勝ったならちゃんと僕はメインイベントでやりますよ。もしファン投票をやるならね」

――棚橋選手が言っても会社が却下する可能性もあるが?

▼内藤「ありますけど、僕はないと思いますよ。この会社は棚橋の言ったことが全てですから」

――WORLD TAG LEAGUEで同じAブロックになったが?

▼棚橋「毎年、パートナーが変わってしまうので、本当にタッグは縁がないのかなという気持ちになってしまいますけど、ジュースは組んでて凄く未来を感じる選手なので、理想としては小橋&ジョニー・エース組みたいな、日本人と外国人のベビーフェースのチームみたいなのをキーワードにやっていければ。東京ドームまで試合数が限られてるし、内藤と対戦する機会も限られてくるんで、自然に棚橋が落ちていったって認識なんで、前哨戦の間に覆す。そういう戦いをしていきます」

▼内藤「1月4日、東京ドーム大会、これは日本プロレス界の最大のビッグマッチですから、もちろん新日本プロレスにとっても非常に大事な大会である。それはもちろんわかってますよ。でもさ、その前にWORLD TAG LEAGUEがあるから。WORLD TAG LEAGUE観戦予定のお客様にさ、WORLD TAG LEAGUEをすっ飛ばして東京ドームの話題ばかり盛ってこようとする新日本プロレス、ちょっと失礼じゃないと僕も思うので、今回はXにしましたよ。何でXにしたか。皆様があの人じゃないかといろいろ予想するわけですよ。いつも言ってますよね。こうやって予想したり、想像したりする時間がプロレスファンにとって一番贅沢な時間であり、一番楽しい時間なんですよ。このWORLD TAG LEAGUEも皆さんに楽しんでもらいたくて、その考える時間を皆さんに与えたまでですよ。誰だと思います? まさにこの時間がプロレスファンにとって贅沢な時間であり、楽しい時間なんですよ。そのうちわかりますからね。いろいろ予想して楽しんで下さい。あとWORLD TAG LEAGUEに関しては、去年もチラッと言いましたけど、例えばNEW JAPAN CUPは両国国技館での挑戦が決まってるわけですよ。G1 CLIMAXに関しては権利証の防衛戦はあるにせよ、一応は東京ドームでの権利証がもらえるわけですよ。WORLD TAG LEAGUEって何で決まってないの? これって東京ドーム大会の挑戦者決定戦じゃないの? どうせ東京ドームでカード決まってる選手はみんな手抜くんでしょ? どうせ優勝しないでしょ? そんなケガするリスクを犯してまで優勝目指さないでしょ? みんな思ってるんですよ。だから盛り上がらないんじゃないの。新日本プロレスは僕の言うこと何一つ聞いてくれないけど、僕が思うのは優勝チームはどこで挑戦しますと事前に提示するのがWORLD TAG LEAGUEを盛り上がることになるんじゃないかなと思ってます。僕は不本意かな。東京ドームのカードが決まってるわけですよ。じゃあこのWORLD TAG LEAGUE優勝しましたとなったら僕は2月のビッグマッチで、メインイベントでIWGPタッグ王座に挑戦させてもらいますよ。札幌と大阪と2回あるんでしょビッグマッチが。だったら片方でIWGPタッグ王座、片方でIWGPインターコンチネンタル王座防衛戦やりますよ。2月のビッグマッチ両方とも俺がメインイベントに出れば済む話でしょ。遅いかもしれないけど、来年当たり、こういう方法もあるんだよってぜひ新日本プロレス考えていただきたい。この場で棚橋が言ったらすんなり決まるけどね」

▼棚橋「そうした方がいいよ」

▼内藤「じゃあ決まりだね」

▼棚橋「いいこと言うよね。凄ぇいいこと言う」

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