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11/19【全日本/カーベル大感謝祭】全日勢がカーベル10周年記念イベントに登場 諏訪魔との三冠戦へ宮原「両国スイッチオン」

 秋山準ら全日本勢が19日、東京・後楽園ホールで開催された『ありがとう10周年 カーベル大感謝祭』に参戦。メインスポンサーであるカーベルの10周年記念イベントで熱戦を繰り広げた。三冠王者・宮原健斗は11・27両国大会をPRし、「両国まで8日。もう両国、スイッチオンですね」と自らを鼓舞した。

 この日、全日本のメインスポンサーであるカーベルが聖地・後楽園で創業10周年記念イベントを開催。プロレスが3試合組まれ、全日本からも三冠王者・宮原を筆頭に、秋山、ゼウスら8選手が参戦した。

 第2試合では全日本プロレス提供試合として、宮原&ジェイク・リー&青柳優馬のNEXTREAMと、秋山&中島洋平&SUSHIの6人タッグマッチが組まれた。この日はカーベル関係者、取引企業向けの無料イベント。観客の大半がプロレス初観戦といい、新規ファンを開拓する意味でも“全日本のプロレス"をみせつける必要があった。

 全日本勢もそれを強く意識してか、熱のこもった戦いを繰り広げた。中でも三冠王者・宮原からは責任感と貫禄が充満。入場時から観客の盛り上がりを煽り、ガウンを広げて三冠ベルトを誇示して“全日本の顔”であることをアピール。試合でも先発を買って出て秋山と向き合い、一進一退の攻防を展開。低空ドロップキック、顔面ドロップキック、ノーザンライトスープレックスの猛攻で攻め立てた。終盤にはSUSHIに串刺しブラックアウトを突き刺してリーを援護射撃し、勝利を呼び込んだ。

 17分12秒の熱戦を展開。勝利こそリーに譲ったものの、宮原が三冠王者としての存在感を示した。普段とは違った客層の中で試合したが、宮原は「俺のポリシーとして、場所がどんなところだろうが、どんな人がみていようが、そこにリングがあれば俺は何も変わらないし、そのまま宮原健斗」とキッパリ。それでも存在をアピールする舞台となったのは間違いなく、「今日、俺を初めて見たって人は、人生が豊かになるんじゃないですか」と自信満々に豪語し、試合後のマイクでは「プロレス界で最も最高の男・全日本プロレス三冠ヘビー級王者・宮原健斗です。みんな、来週の日曜日11月27日、何があるか知ってますか? 全日本プロレス両国国技館大会が開催されます。みんな時間があったら、見に来てね」と今年最大のビッグマッチをPRした。

 諏訪魔と雌雄を決する三冠戦はいよいよ8日後。両国大会の冠スポンサーでもあるカーベルのイベントで好調ぶりをみせつけ、「何かが宮原健斗を押してるんじゃないですかね。宮原健斗はどこに行っても変わらない。それを今日感じました」と自信を深めるばかり。「とにかく両国まで8日。もう両国、スイッチオンですね」と大勝負へ向けた高ぶる気持ちを垣間見せていた。

【宮原の話】「(今日はいつもと違った雰囲気での試合だったが?)俺のポリシーとして、場所がどんなところだろうが、どんな人がみていようが、そこにリングがあれば俺は何も変わらないし、そのまま宮原健斗だね。逆に今日、俺を初めて見たって人は、人生が豊かになるんじゃないですか。(プロレス初観戦の人が大半で、全日本をみせつけるいい機会になったのでは?)それは今日だけじゃなくてね。毎試合毎試合そう思って戦ってるから、あんまり今日こういう場でも特に変わらず、いつもの宮原健斗で挑んだつもりですよ。だからあとは見てる人がどう感じるかじゃないですか。とにかく両国まで8日。もう両国、スイッチオンですね。(両国大会の冠スポンサーでもあるカーベルのイベントで試合をしてより気合も入ったのでは?)何かが宮原健斗を押してるんじゃないですかね。宮原健斗はどこに行っても変わらない。それを今日感じました」

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