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12/15【全日本】1・2後楽園アジアタッグ初防衛戦へ大仁田がドリーPWF会長にハードコアルールを要求

 1・2後楽園大会で渕正信と組んで秋山準&井上雅央を迎え撃つアジアタッグ王座初防衛戦を控える大仁田厚がドリー・ファンク・ジュニアPWF会長にハードコアルールを要求した。

 大仁田は11・27両国大会で渕との同期コンビで青木篤志&佐藤光留を破り、アジアタッグを奪取。第100代王者組に輝いた。来年の1・2後楽園大会では早くも初防衛戦が決定。秋山&井上を迎え撃つ。

 そこで大仁田は最古のベルトをかけた戦いに邪道流を持ち込む構えだ。今月7日、エディオンアリーナ大阪で開催された『熊本復興チャリティードリーム』に出場した際、控室でドリーPWF会長に直談判。「俺はPWFルールではやりたくはない。ハードコアルールでやりたいんじゃ!」と要求した。

 アジアタッグのタイトルマッチはPWFルールに則って行われるのが原則。もちろんハードコアルールで行われた例もない。ドリー会長が「申し訳ないが、ミスター大仁田、PWFルールはハードコアマッチではないんだ」と突っぱねるのも無理はない。それでも引かない大仁田は「わかってるよ。でも俺がチャンピオンじゃ。おい、俺のベルトだ!」と王者の権利を主張し、「俺はイス、テーブル、有刺鉄線、全部使いたいんじゃ!」とアピールした。

 だが、ドリー会長も例外を認めるわけにはいかない。「ハードコアルールではやらせない!」と最後まで大仁田の主張に耳を貸さなかった。両国大会で大仁田は使用こそしなかったものの、電流爆破バットを持参しており、実力行使で初防衛戦に凶器を持ち込んでくる可能性は否定できない。

 大仁田とドリー会長のやり取りは全日本プロレス公式Youtubeチャンネルで視聴可能。詳細は以下の通り。

【大仁田、ドリー会長のやり取り】
▼大仁田「ミスター・ドリー・ファンク、俺はPWFルールではやりたくはない。ハードコアルールでやりたいんじゃ!」

▼ドリー会長「申し訳ないが、ミスター大仁田、PWFルールはハードコアマッチではないんだ」

▼大仁田「わかってるよ。でも俺がチャンピオンじゃ。おい、俺のベルトだ!」

▼ドリー会長「ハードコアルールはダメだ!」

▼大仁田「俺はハードコアルールでやりたいんじゃ!」

▼ドリー会長「私はPWF会長だ」

▼大仁田「わかってる、わかってるよ、おい。でも俺はイス、テーブル、有刺鉄線、全部使いたいんじゃ!」

▼ドリー会長「あなたを守るためのルールなんだ。だから傷つくことはない。君は何度も痛みを負ってきた。また傷つくのか?」

▼大仁田「知ってるだろうけど、俺はハードコアレジェンドじゃ、おい!」

▼ドリー会長「ハードコアルールはダメだ」

▼大仁田「だが、俺はハードコアルールを要求するからな!」

▼ドリー会長「君が何をやりたいのかわかってる。君はハードコアルールで試合をやりたい。パンチも有刺鉄線もガラスも何もかも使って闘いたい。しかし、それは価値がない。それはPWFルールでも何でもない」

▼大仁田「おい、俺の人生はハードコアルールなんじゃ!」

▼ドリー会長「私の人生はプロフェッショナルレスリングだ」

▼大仁田「わかってるよ、おい。ずっとあんたを見て来たからわかってるんじゃ。でもこれは俺のベルトじゃ!」

▼ドリー「ハードコアルールではやらせない!」


[全日本プロレス公式Youtubeチャンネル]
https://www.youtube.com/channel/UCXcE5gdlJ5sOG8eYrI3oenQ

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