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12/16【NOAH】ストームが右腕の上腕二頭筋断裂で手術欠場 12・24後楽園GHCタッグ王座戦は中止に

 ノアは16日、クワイエット・ストームの負傷欠場と12・24後楽園大会で決まっていたGHCタッグ選手権試合「(選手権者)潮崎豪&マイバッハ谷口vsモハメド ヨネ&ストーム(挑戦者/50ファンキーパワーズ)」の中止を発表した。

 ストームは12・11高松大会の試合中に右腕を負傷。その後の12・12泉大津、12・14新宿2大会も右腕をテーピングで固定して出場していたが、ほぼ右腕を使うことなく戦っていた。GHCタッグ戦に向けて強行出場を主張していたものの、要手術の「上腕二頭筋断裂」と診断され、今後の出場にドクターストップがかかって治療に専念することになった。

 ストームは12・17盛岡大会から欠場。ノアとしてもGHCタッグ選手権試合の中止を決断し、各大会の発表済みカードが変更された。復帰時期については未定で、今後の回復状況をみながら判断される。16日に都内ノア事務所で開かれた会見で経緯の説明にあたった内田雅之会長は「上り調子のタッグチームだったので苦渋の決断ではありましたが、一日も早く復帰していただけることを望んで、欠場という判断をいたしました」と話した。

 会見にはストームとヨネも出席。伏せ目がちに無念さをにじませたストームは「とても悔しいですけど…24日は今までで一番のビッグチャンス。ベルト、獲りたかった…。将来的に手術したほうがいいって言われたから、今月の20日に手術して、なるべく早くカンバックして、私とヨネで必ず来年ベルト獲ります。ご迷惑かけて、本当にごめんなさい」と約束しながら謝罪した。

 ヨネも「楽しみにしててくれた皆さんには本当に申し訳ないです。パートナーは仲間であり友人であり家族であります。ホントに悔しいですけど、しょうがないです。早く治して、これで最後じゃないんでね、来年必ず2人でベルトを獲りたいと思います。今回残念ですけど、クワイエット・ストームの復帰を願ってあげてください」とパートナーを思いやった。

 “50ファンキーパワーズ"は今春のグローバル・タッグリーグ戦からスタート。9月にはGHCタッグ王座にも挑戦し、敗れた後もタッグを組み続けた。“ファンキー&パワー”のチームカラーも認知度が深まっていた矢先だったが、ヨネは「心がどんどん合っていってたんで、状況が代わっていく中でのベルト挑戦。ホントに楽しみにしてました。でも、これも“次の俺たちの力"になるんじゃないかなと。そう考えて日々進むしかない」と解釈。王者の潮崎&谷口組にも「強いK.E.S.を破った二人ですから、ものすごいチャンピオンだと思いますんで。この後、どんどん防衛してもらって、もっともっとすげーチャンピオンになってもらってその時また挑戦したいなと思います」とエールを送った。

※変更後の12月各大会のカードは下記「関連リンク」からご覧ください

プロ格 情報局