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12/24【全日本】1・2アジアタッグ挑戦へ秋山が大仁田要求拒否も 「凶器は持ってきても構わない」

 秋山準&井上雅央が24日、埼玉・ウェスタ川越大会の試合前に会見。1・2後楽園大会でアジアタッグ王座に挑戦する二人は、王者の一人である大仁田厚からの邪道ルール要求を拒否。一方で秋山は「別にお守り代わりに持ってくるのは構わない」と凶器持参は容認した。

 11・27両国大会で渕正信&大仁田が第100代アジアタッグ王者に君臨後、井上が挑戦の名乗り。パートナーに秋山を指名し、1・2後楽園大会で最古のベルト挑戦が決まった。

 これを受けて大仁田は「エニウェアストリートファイトトルネードバンクハウスタッグデスマッチ」という邪道ルールを要求。合意書まで用意する周到ぶりだったが、井上はサインを拒否。その合意書を持ち帰った。

 この日の試合前に二人が会見。井上から合意書を渡された秋山は「どこでも勝負つくのは俺はのめないし、やっぱり勝負はリング上でつけないといけないと思う。ルール全てを変えるのは違うと思うし、凶器を使わないと俺は勝てないと向こうは思っていて、向こうのいいような感じのルールに変更したいんだろうけど、俺は違うと思う」と邪道ルールは断固拒否。あくまでもPWFルールにこだわった。

 それでも秋山は「別にお守り代わりに持ってくるのは構わない」と凶器持参は認めた。もちろん「普通にやったら絶対、圧勝」との絶対の自信があるからこそで、「お守りで凶器持ってきていいんだったら、俺もお守りの凶器持っていくかもしれないし、そこは考えますよ」と目には目をを示唆。大仁田が腰の骨を骨折したことも知っており、「俺、容赦しないから。そこは凶器どうのこうのじゃなくて、腰を折ろうが何しようが俺は容赦しない。腰なんか骨折して出てきたら、ボッキボキにして帰しますから」と不敵に予告していた。

【試合後の秋山&井上】
▼井上「社長、大仁田さんから預かってきました(と合意書を渡す)」

▼秋山「はい、僕もVみましたけど、雅央さん、どうなんですか? 実際問題」

▼井上「僕は4人とも馬場さんにプロレスを教わった人間なんで、全日本スタイルでどうですかと?」

▼秋山「チャンピオンだからルールを変えられるというのもおかしいと思うし、100歩譲ってプロレスって5カウントルールがあるんで、凶器を持ってきたとしても、どこでも勝負つくのは俺はのめないし、やっぱり勝負はリング上でつけないといけないと思うし。両国の時も言いましたけど、お守り代わりに持ってくる分には別に構わない。ただルール全てを変えるのは違うと思うし、凶器を使わないと俺は勝てないと向こうは思っていて、向こうのいいような感じのルールに変更したいんだろうけど、俺は違うと思うし、あくまでも勝負はリング上で決着をつけないと。だいたい腰やった? 俺、容赦しないから。そこは凶器どうのこうのじゃなくて、腰を折ろうが何しようが俺は容赦しない。そこはね。お守りで凶器持ってきていいんだったら、俺もお守りの凶器持っていくかもしれないし、そこは考えますよ。ただやっぱりルールは反則5カウントルールで。まぁお守りは持ってきてもいいんじゃないかな。そうじゃないと勝負にならないと思うし。そうですよね、雅央さん。勝ちますよね?」

▼井上「はい」

▼秋山「プロレスって5カウントでOKってところもあるだろうから。そこはそのルールの枠で思い切りやってもらえばいいと思うけど、だけどエニウェアフォールどうのこうのとか、どこでもフォールとかわけわかんないし、勝負はリング上でつけないといけないと思うし、そこはのめないし。全部のめなかったら来ない? 棄権? 剥奪? そこはわからないけど、雅央さん、なくなりますよ」

▼井上「チャンスだから。やりましょうよ」

▼秋山「そこは剥奪だったらタイトルマッチ自体がなくなりますから。すいません」

▼井上「せっかくチャンピオンになれるチャンスだから、いっちゃいましょうよ」

▼秋山「いっちゃいましょうよって(笑)、のめるところとのめないところがあるから、そこはハッキリしてやりたいですね」

――秋山選手の考えとしてはPWFルールの上で、凶器は持ってきても構わないと?

▼秋山「前も両国の時にお守り代わりに持ってこいよって言ったから、別にお守り代わりに持ってくるのは構わない。使うか使わないかは別の話で、持ってくるのは構わない。ただ電流爆破は認められないから。そことの戦いじゃないですか。そこから戦いが始まってるんでしょ。で、こっちの意見がのめなかったら来ないというんだったら来ないで、それは(タイトルマッチは)なくなります。すいません」

▼井上「いやぁ、とりあえずやっちゃえば勝てますから」

▼秋山「でも合意書にはサインできない。これにはサインできない。そこから戦いでしょ。そこも負けないですよ」

――今日も試合でタッグを組むがタックチームとしても問題ない?

▼秋山「昔から知ってますし、雅央さんも俺の動きはわかってくれてると思うし、問題なくいけると思います。ホント凶器の問題だけですよ。普通にやったら絶対、圧勝ですよ。腰なんか骨折して出てきたら、ボッキボキにして帰しますから」

▼井上「チャンスだね、これは」

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