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12/29【WRESTLE-1】1・8後楽園の一騎打ちへ黒潮酷評、「真正面から潰す」 W-1提供・芦野インタビュー

 2017年オープニング興行となる1・8後楽園大会で黒潮“イケメン"二郎との一騎打ちを控える芦野祥太郎。12・9後楽園大会で右ヒザ負傷から5ヵ月ぶりに復帰後、黒潮を襲撃し、シングル対決を認めさせた。「僕が目指すものとは正反対のスタイルでプロレスをやっている。あれは人気なのかどうなのかわからないですけど客に媚びてるだけ」と黒潮を糾弾した芦野は、「僕は強さを求めてやっているので。そこで対角に立つなら、真正面から潰したい」と予告。「イケメンに勝って、客に媚びるプロレスが正しくないっていうことを俺が証明しますよ。2017年は俺の年にしたいと思います」と誓っている。W-1提供の芦野インタビューは以下の通り。

【芦野インタビュー】
――まず前回の後楽園ホール大会で復帰を果たしましたが、復帰までに自分自身ここは変わったと言える部分はどんなところでしょうか?

▼芦野「変わったものってのはほとんどないと思います。欠場する前も同じことを思ってやっていて。WRESTLE-1で一番上に行くっていうのを目標にしてデビューからやっているので。変わった、変わらないっていうのはあんまりないですね。でも欠場している時に試合をできずに外から見ていて思ったのが、気に食わない奴ら多いなってことです。その中でも一番目立っていたのがイケメンですね。黒潮“イケメン"二郎。僕が目指すものとは正反対のスタイルでプロレスをやっている。あれは人気なのかどうなのかわからないですけど客に媚びてるだけなんで。僕は強さを求めてやっているので。そこで対角に立つなら、真正面から潰したいと思います」

――気に食わない奴がたくさんいるとおっしゃいましたが、若手選手たちも芦野選手が欠場中にドンドンチャンスを掴んでトップ戦線で戦うようになってきました。そういう面についてはどのように感じていたのでしょうか?

▼芦野「そうですね、嫉妬という意味ではやっぱりイケメンに対しての嫉妬はありましたね。まぁ復帰直前に全日本の両国でベルトを獲ってシングルでもしっかり成績を出して。そういうのは見てて…焦りは感じないですけど、他の選手に対して嫉妬するってことはほぼ無いですね」

――実際トーナメント準決勝の前日にケガをしたという事もあってチャンスを逃した形にはなりますが、相当悔しい思いをしたのではないかと思います。

▼芦野「あれは悔しかったですね。あれがかなり悔しかったので、それをバネにじゃないですけど。まぁ自分のプロレスをやっていれば確実にWRESTLE-1で上に行けると思っているので。欠場前と変わらず、真っすぐにブレずにやっていきたいですね」

――具体的に“自分のプロレス"とはどういうものだと考えているのでしょうか?

▼芦野「そうですね、まず客には媚びないですね。強さのみ。真っすぐ。相手をひたすら倒しに行く。これが僕の目指しているプロレスですね」

――そういった中で、やはり相当イケメン選手のことが気に入らないのだとは思いますが、最近は試合後に襲い掛かったりなど乱闘騒ぎにもよくなっています。

▼芦野「黙っててもなかなか会社は試合組んでくれないし、復帰戦も変な奴らと試合だったし。まぁそれだったら自分で行動してシングルにもっていっちゃった方が早いかなって。それでああいう感じで襲いまくりましたね。あとヘラヘラやってるんでね。それも気に食わないんで」

――興味本位でお聞きしますが、WRESTLE-1の中で気に食わない選手はどのくらいいるんですか?

▼芦野「…どのくらい?…ほとんど気に食わないですよ。全員です。特にNEW ERAなんてひどいですよ。まぁ僕の中では土肥、熊はもうちょっといくかなって思ってたんですよ。でもアイツらも結局、烏合の衆ですよ。一人じゃなんもできない」

――半年間彼らの行動を見ていてどのようなことを感じましたか?

▼芦野「なんもないです。普通にやってるだけ。インパクトなし。僕がいないからですよ。僕がいないから無理やりいい舞台に上げられただけ。だからよかったんじゃないですか? 彼らにとっては。そこでインパクト残せてないですけどね。そういうことですよ」

――ではやはり名前の上がってシングル戦まで持ち込んだイケメン選手については、ジェラシーもあって、芦野選手の目に付く存在だったということでしょうか?

▼芦野「そうですね。早く試合したくてしょうがないですね。ウズウズしてます。まぁ普通に倒すだけですけど。アンクルロックでタップさせます」

――余計なことはさせない、といった感じでしょうか?

▼芦野「したければしてもらっても、待ってますよ。ちゃんと面と向かって戦いに来るの。そこは大丈夫ですよ。客に媚びたいならまず媚びてもらって。そこから試合して、ねじ伏せて終わりです」

――では先ほどもおっしゃっていた“強さ"というものは芦野選手にとってどういったものなのでしょうか?

▼芦野「“芯"ですかね。自分が何を持ってるかっていう。そういうのが無い奴は埋もれていきますよ。芯の強さっていうのはプロレスでの強さだと僕は思っています」

――強さが正義ということですか?

▼芦野「そうですね。強ければ正義なんじゃないですか? 弱い奴に発言権は無いですから。強くなって発言権を増していく。どの世界でもそうだと思います。強い奴は強い、出来る奴は出来る。キャリア関係ないです」

――強さを追い求めていきたいと?

▼芦野「もちろん。ひたすらに。ただただひたすらに強さを求めていって、WRESTLE-1…プロレス界で一番上に行きたいですね。強くなるためだったらなんでもしますよ」

――わかりました。では最後に後楽園ホール大会への意気込みをお願いいたします。

▼芦野「まぁ後楽園でイケメンに勝って、客に媚びるプロレスが正しくないっていうことを俺が証明しますよ。2017年は俺の年にしたいと思います」

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