プロレス/格闘技DX

　3・20さいたまスーパーアリーナ大会で行われるシブサワコウ35周年記念「信長の野望〜俺たちの戦国〜」戦国武将マッチへ向けた会見が8日、東京・横浜市のコーエーテクモゲームス日吉事業所会議ホールで行われ、出場6選手が当日着用する衣装姿で出席。織田信長に扮する飯伏幸太は火縄銃を手に「人を撃ちたい」と宣言し、初対決となる武藤敬司を意識。武田信玄に扮する武藤と上杉謙信に扮する秋山準は“川中島の戦い"の決着戦に合意した。
◇
　3・20さいたまSA大会で実現する戦国武将マッチ。ゲームソフト『信長の野望』のプロデューサー、シブサワコウ氏の35周年を記念した一戦で、プロレスラーが戦国武将に扮して戦うもの。豊臣秀吉(高木三四郎)&武田信玄(武藤)&真田幸村(木高イサミ)と、織田信長(飯伏)&上杉謙信(秋山)&柴田勝家(関本大介)が激突する。

　この日の会見には出場6選手が当日着用する衣装を身にまとって出席。中でも目を引いたのは火縄銃を手にした飯伏・信長だ。さっそく火縄銃をカメラマンたちに向けた飯伏は「人を撃ちたいと思います」と火縄銃の使用を宣言。豪華な顔ぶれが揃ったこの一戦で、飯伏は「全員楽しみですけど、やっぱり初対決の武藤さんが気になります」と武藤との初遭遇に胸を躍らせている。

　当の武藤は自身の出身地である山梨が生んだ名将・武田信玄に扮する。「武田信玄といったら影武者ということで当日は神奈月で」、「信玄といったら風林火山。俺は特に山。動かざること山の如し」などと発言し、高木・秀吉を困惑させたものの、意識する相手を問われ、「歴史上の戦いと一緒で、やっぱり信玄といったら越後の虎・上杉謙信だと思います」と秋山・謙信との戦いを見据えた。

　対する秋山・謙信も同じ思いだ。「上杉謙信といえば軍神と呼ばれてると思いますので、軍神の名に恥じぬようリング上でしっかり戦いたい」と意気込んだうえで、「今、武藤さんもおっしゃいましたが、やっぱり上杉謙信といえば武田信玄。川中島の戦い。今回6回目で、現世でしっかり倒したいと思います」と対武藤・信玄を強く意識した。

　なお、当日はタレントの入矢麻衣さん、徳田公華さんがそれぞれ柴田勝家の妻で信長の妹・お市、信玄の娘・松姫に扮し、双方のセコンドにつく。

☆3/20(月・祝)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『Judgement2017〜DDT旗揚げ20周年記念大会〜』12:30開場、14:00開始

▼シブサワコウ35周年記念「信長の野望〜俺たちの戦国〜」戦国武将マッチ
関本大介(柴田勝家)
秋山準(上杉謙信)
飯伏幸太(織田信長)
vs
木高イサミ(真田幸村)
武藤敬司(武田信玄)
高木三四郎(豊臣秀吉)


【会見の模様】
▼高木「豊臣秀吉に扮しますDDTプロレスリング高木三四郎です。今回は私のたっての希望といいますか、昔から信長の野望というゲームで遊んでプレイしておりまして、本当に30年越しの夢がかなったと思っております。DDTも20周年を迎えますんで、それにふさわしいプロレス界を代表する方々にそれぞれ戦国武将をやっていただいて、リング上で戦うといったような本当に夢とロマンを追いかけたような試合になればいいかなと思っています」

▼飯伏「今回は戦国武将マッチで織田信長ということで、人を撃ちたいと思います(と手にした火縄銃を構える)」

▼武藤「山梨県出身、山梨大使のこの自分が郷土の英雄・武田信玄に扮してプロレスができることを非常にうれしく思っております。実は1ヶ月ぐらい前からちょっと体調を崩してまして、武田信玄といったら影武者ということで当日は神奈月で」

▼高木「いやいや、社長お願いします。ぜひとも信玄で」

▼武藤「先あとからたぶん紹介されると思うんですけど、信玄に娘がいまして、先ほど紹介されたら非常にかわいくて、本当は側室にしたい。彼女のためにも当日は信玄がなし得なかった天下を獲りたいと思いますので、どうかよろしくお願いします」

▼秋山「上杉謙信に扮します全日本プロレス秋山準です。上杉謙信といえば軍神と呼ばれてると思いますので、軍神の名に恥じぬようリング上でしっかり戦いたいと思います。よろしくお願いします」

▼木高「真田幸村をやります木高イサミです。今回、自分の大好きな真田幸村に扮して戦うということで非常に楽しみです。隣には親方様と太閤がおられますので、恥ずかしいとこをみせないように頑張りたい。誰よりも楽しんでいい試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

▼関本「柴田勝家をやらせていただきます大日本プロレス関本大介です。柴田勝家は勇猛果敢な武将です。自分も何事にも勇猛果敢に挑んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

▼入矢麻衣「はじめまして入矢麻衣です。今回このような場に選んでいただいて、とてもうれしく思っています。本番がとても楽しみです。よろしくお願いします。頑張ります」

▼徳田公華「徳田公華と申します。今回は私が好きなプロレスとゲームがコラボレーションするこの大舞台に立てることを凄くうれしく思います。こちらのチームが天下を獲る瞬間を見たいと思います。よろしくお願いします」

――意識する相手はいる?

▼高木「私はやはり豊臣秀吉ですので、実際には織田信長扮する飯伏幸太は昔、ウチの団体にいましたけど、今は主従が逆転しまして、織田信長の方が、飯伏の方が主になってしまったので、何とか織田信長を倒して天下を獲りたいと思っております」

▼飯伏「今回はみんなキャラクターがついてるので、全員楽しみですけど、やっぱり初対決の武藤さんが気になります」

▼武藤「歴史上の戦いと一緒で、やっぱり信玄といったら越後の虎・上杉謙信だと思います。一生懸命頑張ります」

▼秋山「今、武藤さんもおっしゃいましたが、やっぱり上杉謙信といえば武田信玄。川中島の戦い。今回6回目で、現世でしっかり倒したいと思います」

▼木高「親方様が川中島の戦いとおっしゃるのであれば、それをサポートしつつ、その中でも天下を獲ために織田信長、飯伏幸太を仕留めにいきたいなと、首を獲りにいきたいなと思います」

▼関本「私、柴田勝家は豊臣秀吉にやられました。なので柴田勝家の無念を晴らすために信長さんの手となり足となり戦います。よろしくお願いします」

――衣装は動きに支障なさそう?

▼高木「(その場でスクワットして)大丈夫です。スクワット千回ぐらいできますよ、これで。動きは全く問題ありません」

▼武藤「動きに支障あるよ」

▼高木「ありますか信玄殿!?」

▼武藤「先ほど宣材写真を撮らされたんだけど、後ろ前反対だった。誰も気がついてくれない。また撮り直しですよ」

――武将にちなんだ技、合体技は考えている?

▼高木「やはり豊臣秀吉といえば水攻めですので、体を動かすというような勇猛な武将というよりは、どちらかといえば頭を使った攻撃が得意な武将だったと思いますので、水攻めもありますし、兵糧攻めもありますし、いろいろと体を動かすこと以外の部分で苦しめたいと思います」」

▼武藤「俺の場合ですね、信玄といったら風林火山。俺は特に山。動かざること山の如し」

▼木高「ちょっと待ってくださいよ。二人とも動く気ないじゃないですか! それなら私は親方様の手となり足となり、何でもする所存ですので、シャイニングウィザードは使ってみたいなと思ってます」

▼秋山「試合前からトリオ漫才のようになってますけど、謙信は義をもってというのがあるんで、しっかりその名の通り戦いたいと思います。信長様どうですか?」

▼飯伏「あと10日間ぐらいあるんで、何か考えたいと思います」

▼関本「私、柴田勝家は信長様の手となり足となり戦います。重鎮ですので」

――飯伏選手が持っている火縄銃の使用は可能?

▼鶴見亜門GM「ちょっとさいたまスーパーアリーナさんとご相談ということになると思いますので。消防法という問題もありますので」

――コスチュームが普段と違うことでいつも使っている技が聞かないかもしれないなどの対策は考えている?

▼高木「それに関しては私は基本的に水攻めですので大丈夫です」