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4/17【NOAH】「オトナのチームとしてベネフィット与えたい」 GTLへヨネ&齋藤組インタビュー

 今年はベテランコンビを結成してグローバル・タッグリーグ戦に臨むモハメド ヨネ&齋藤彰俊組。ともに過去優勝歴を持ち、多くのGHCタッグ王座戴冠歴も持つ。若い風の吹く方舟マットに“オトナの味"で挑む両者にリーグ戦への心境を聞いた――。

【ヨネ&齋藤組インタビュー】

――タッグ結成のいきさつは?

▼齋藤「普通、人生で何ごとかが起きる時というのは計算では分からない事がありますよね? 偶然が何かを生み出すという事です。ほとんどが偶然じゃないですか? 思惑がなくたって偶然が生む物がある。それだと思ってます」

――齋藤選手の年齢が不詳だが、出場チーム中最年長タッグチームとなりそう…

▼ヨネ「ハッハッ。齋藤さん年齢不詳なんですか?」

▼齋藤「不詳です。この前、市役所に行っても区役所に行っても分からなかったですから」

▼ヨネ「いやいや、そんなワケないですよ(笑)」

▼齋藤「まぁそうですね、皆さん同じ1900年代の中でですね…」

▼ヨネ「いやいや、随分大きいですね(笑) だいたいみんな1900年代ですよ!」

▼齋藤「パートナーがね、ガッと平均年齢を上げてると思いますけど」

▼ヨネ「いやいや、俺の方が多分歳下だと思うんですけど(笑)」

▼齋藤「でもそこですよね。ビター&スイーツというワケじゃ無いですけど苦味も甘いところも知っている。大人のチームという事でね。横文字好きなんですけど、アダルトチームとはちょっと違うので。あくまでもオ・ト・ナのチームという事ですから」

▼ヨネ「アダルトチームっていうと急にいやらしい響きになりますね。私達の顔からすると」

――4・22新潟の開幕戦では最も若い清宮&野村組と対戦する

▼ヨネ「まだウチらチーム名決まって無いですけど、初戦なんで華々しく飾りたいなと」

――チーム名の募集をかける?

▼ヨネ「そうですね。募集…来ますかね? “チーム・おじさん達"とか“チーム・オジさんズ"とかそういうのが来そうで」

――ヨネ選手は過去3回、齋藤選手は4回過去GHCタッグ戴冠歴があるが、タッグ戦の戦い方を熟知している二人ともいえそうだが

▼齋藤「タッグというものは1+1が2にならない。そういう所がありますよね? 3になったり4になったり。かけ算にしたらマイナスとマイナスがプラスになると。やはりそういった所があるので、タッグという面ではパートナーを尊重しながら自分がどうするのか?俺が俺がじゃないというのは分かってますので、その辺が他のチームと違うところですね」

▼ヨネ「齋藤さんと組むというのは本当に心強いなと思います。こんなに頼れる人はいないんじゃ無いかと。大先輩ですからね! 年齢的にもね! 不詳とは言ってますけど、何億何万歳では無いと思いますし、歳は近いと思いますので。でも本当にタッグというのはお互いを思いやって、俺が俺がじゃなくて2人で勝ちに行くのが良い所ですから、そういう点では自分達みたいに長くプロレスをやってる面子が良い所取れるんじゃないかと思ってます」

――最後にリーグ戦に向けての意気込みをお願いします。

▼齋藤「得点をドンドン稼いで優勝してやろう!っていう意気込みはありますけど、ただ1つ。やはりオ・ト・ナのチームとしてここは対戦相手にも観てくれるお客さんにも、ベネフィット(利益や恩恵)を与えると言いますか、良かったな!と思われるチームでありたいと思います」

▼ヨネ「ベネフィットを与えるって初めて聞いた言い回しですけど。横文字好きですね、齋藤さん。きっとチーム名は横文字になると思います。まぁ目指すはもちろん優勝ですし、優勝した暁にはチャンピオンベルト獲りたいと思います。初めて組んだ気もしないですし。その場の急造タッグと言われないようにオトナの味を出してガンガン点数稼いで行きたいと思います」

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