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6/24【大仁田興行】FMW7・15新木場で大仁田軍vsポーゴ軍の“極悪大王"追悼マッチが決定

 大仁田厚の“終生のライバル"で、23日に急逝した“極悪大王"ミスター・ポーゴ(本名・関川哲夫=享年66)さんの追悼マッチが、超戦闘プロレスFMW7・15新木場1stRING大会で行われることが決まった。

 ポーゴさんは22日、埼玉県内の病院で、脊柱管狭窄症の再手術を受けたが、麻酔の際に不整脈が起き、脳梗塞を発症。危篤状態に陥り、延命措置が取られたが、23日午後0時21分に帰らぬ人となった。

 ライバルの訃報を受け、大仁田は24日に新木場1stRINGで開催された『大仁田厚&中野たむプロデュース興行』での第2試合終了後、追悼セレモニーを行い、10カウントゴングで、ポーゴさんの冥福を祈った。

 この日、ポーゴさんの弟子筋にあたる保坂秀樹は、師匠ばりのペイントを施して試合に出場。試合後には「自分はずっとポーゴさん、ザ・グラジエーター(故人)と一緒だった。グラジがいないときは、2人でいつもタッグを組んでいた。こんな形で別れるとは思わなかった。もう1度タッグを組んで闘いたかった。自分にもポーゴ魂はあるし、ポーゴさんの遺志を継いでいきたい。大仁田さんと反対のコーナーに立ってもいい」と決意した。

 全試合終了後、大仁田は「今のボクがあるのは、ポーゴさんのおかげ。ポーゴさんがいなければ、ボクの成功はなかった。あの人はヒールに徹していましたから、何十年という付き合いのなかで、1度もメシに行ったこともないし、握手もしない。1回目の腰の手術が(大量出血で)中断となって…。その後に電話で、『次の手術は成功して、リングに戻って、最後に電流爆破をやりましょう』と話したばかりだった」としんみり。

 話が追悼マッチに及ぶと、「7・15新木場で、大仁田軍vsポーゴ軍の試合をやりたいと思います。メンバーは未定ですが、ポーゴさんに育てられた人がたくさんいる。保坂は何年もポーゴさんに付いてたわけだし、ポーゴ軍に付くなら、真っ正面から受けてやる」と宣言。同大会での大仁田軍vsポーゴ軍の一戦が決定し、保坂がポーゴ軍側に付くことが濃厚となった。

プロ格 情報局