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8/25【全日本】8・27両国直前公開会見における出席選手の詳細コメント

 25日、東京・後楽園ホール展示場で行われた8・27両国大会直前公開会見における出席選手の詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】
▼秋山社長「みなさん、こんにちは。お暑い中、ありがとうございます。いよいよ45周年記念・両国大会が迫ってきました。今年は新たなる決意ということで、選手、社員もそうですけど、また新たな道に向かってまい進していこうと思ってます。すでにもうこの中、選手ピリピリしています。当日、リング上もいい戦いを見せられると思いますので、皆さん、ぜひ応援よろしくお願いします」

▼ドリー「ジュン・アキヤマ、マコトニアリガトウゴザイマス。ニホンノカンケイシャ、マコトニアリガトウゴザイマス。ニホンノプロレスファンミナサマ、マコトニアリガトウゴザイマス。サンキュー・ベリーマッチ。ニホンゴガマダヘタデス。デモ、ガンバリタイトオモイマス。アリガトウゴザイマシタ」


▼西村「私の師匠、隣にいらっしゃいますドリーさんが作られましたベルトを維持しなければいけないということでありますけど、何のためにドリーさんが作られたかっていう意味をよく吟味しながら、プロレスの本道である原点回帰、そういう部分に一番重点を絞りまして、それに恥じない、師匠に恥じない試合をしたいと思っております」

▼ドリー会長「この試合はとても重要だ。オサム・ニシムラ、ガンバッテクダサイ。ベストを尽くしてくれ」

――気になる挑戦者は?

▼西村「戦ったことない人たちが半分ぐらいですよね。特に自分自身がバトルロイヤル得意か得意じゃないかと言うと、26年の中でたぶん10回ぐらいしかやったことないんじゃないですかね。そういう部分でどちらかというとバトルロイヤルの雰囲気としてお祭り的なコミカルなそういう方向にいってしまいがちなんですけど、その中でも私だけは大真面目に自分自身の主義主張を貫き通す試合をしたいと思います。その中で小鹿さんですよね。一回もお手合わせさせていただいたことありませんし、その中では小鹿さん狙いでいこうかなと考えているところです。とにかく冷静に、いろんなまた戦い方…昨日も作戦会議というか、バトルロイヤルの戦い方というのを伝授していただいたところなんですけど、今日明日も含めて師匠のお知恵をお借りしたいと思います」

▼ドリー「オサム・ニシムラ、バトルロイヤル、アブナイデス。12人いる中で12人の中からチャンピオンが出るかもしれないし、もしくは西村がチャンピオンになるかもしれない。負けないように希望している。ガンバリナサイ、セイコウヲイノリマス」


▼ジョーンズ「スモーアリーナでやれることをとても光栄に思っている」

▼アドニス「とてもハッピーだ。両国で試合できることは歴史的にとてもハッピーだ。全日本にはドリー・ファンク、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディと有名なガイジンがたくさんいたが、両国では新しいガイジンの力をみせつけたい」

▼マッシモ「自分のキャリアの中でも一番の試合だと思っている。必ずここに名前を残す」

▼崔「2016年の4月から秋山さんとのご縁で参戦させていただいているんですけど、2回目の両国。ランズエンド軍と多国籍軍、凄いカードを組んでいただいたと思います。僕の個人的な意見ですが、能力は高い3人だと思いますけど、間違いなくこいつら観光気分で来てると思うので、それをわからせてあげたいなと思うんで。みていても明らかにこいつら観光気分で来ています。間違いない。こいつらに聞いてください」

▼アドニス「お前はバカだ。俺はメキシコでナンバー1だ。お前の名前なんか知らない。必ず両国でぶちのめす」

▼崔「すいませんでした」


▼野村「両国まであと2日っていうことで、リング上で見せるしかないと思ってます。8月27日は関本、岡林、大日本プロレスをぶっ倒して、僕らが必ずベルトを巻きます」

▼青柳「両国大会で1年前の雪辱を晴らしたいと思います。別に今日の会見に出席していることとか別にどうでもいいです。もう両国国技館のリングで決着つけることしか考えてません」

――今日はパートナーのKAI選手がいないが、8月シリーズが終わった段階でタッグチームとして80%以上といっていたが今は?

▼野村「100%ですね。あれからKAIさんとはいろいろ連絡取ったり相談したり、かなりチームワークは高まってますので。あっちより絆は必ず深いと僕はそう思います」

――8月シリーズもいくつか連係をみせていたが、さらなる連係、合体技はある?

▼野村「そうですね。僕らの中でいろいろ作戦立てて出してない技もまだあるんで、両国はそういった意味でそういう技を出して、必ず大日本プロレスの関本、岡林をぶっ倒したい。そう思います。自信しかないです」

――具体的に一年前と違う部分というのは?

▼青柳「もちろん一番は体つきだと思うんですね。今、正直、最近、買ったばかりのスーツですけどきついです。ただ見た目だけですけど、プロレスの技術も全く違うんだというのをみせつけたいと思ってます」

【タイチのコメント】「理由は出るとも返事してないのに、勝手に決められてしまった経緯もあって、それでノコノコ会見行くのはおかしいかなと思います。特にコメントもない」


▼秋山「45周年記念試合ということで、ごった煮感は否めませんが、こういうところからいろんな物語が始まっていくのを僕も経験してますので、誰が一番目立って誰が突き抜けるのか、そこを僕も楽しみに試合をしたいと思います。リング上で誰が出るか、そういう気持ちではまだ負けないつもりでいるんで、45周年記念試合は目立ってやろうかなと思ってます」

▼大森「いよいよ両国大会が目前に迫ってきまして、僕らの試合、全日本プロレス創立45周年記念試合。非常にバラエティに富んだカードが出揃った両国大会ですけど、僕らの試合が一番重みがあるんじゃないかと重厚に受け止めています。皆さん、どうぞご注目ください。岩本選手も何か一言あるんじゃないか?」

▼岩本「対戦相手に同じジュニアの鈴木鼓太郎選手がいますけど、全日本にいたとかやめたとか、自分はその時いなかったんでわからないですけど、今の全日本のジュニアの中には絶対入れさせません」

▼岡田「今回、両国国技館大会、第0試合。秋山さんからありがたいプレゼントをいただきました。このプレゼントを絶対に無駄にはしません。一言、佐藤恵一ぶっ潰す」

――岡田選手から頼もしい言葉を口にしているが、秋山さんの期待も大きいのでは?

▼秋山「そうですね。今、標準語でしゃべったんで、それがよくない。大阪弁でいけ」

▼岡田「訂正します。佐藤恵一、いてこます。以上です」

▼秋山「これでやってくれると思います」


【TAKAみちのくのコメント】「レスラーキャリア25年目にして日本最古のベルトと言われるアジアタッグ初挑戦できることを嬉しく思います。今後のためにもこのチャンスをいかし一発でいただこうと思います」

【ブラック・タイガーVIIからの怪文書】
 うだるような暑さがつづいておりますが、大森取締役は夏バテなどなさってはいらっしゃいませんでしょうか? 大森取締役は最近お酒に頼ってると聞いて心配で私ブラック・タイガーVIIは夜も眠れません…。

 この度は全日本プロレス45周年記念大会に出場、私の無二の親友奥田リングアナのおかげでプロレス業界、最古のベルト、アジアタッグ選手権に挑戦させていただけれる事嬉しく思っております。

 そして大森取締役の陰謀に心から感謝しております。

 私の中身が全日本プロレスさんで働かせていただいていた頃、一度だけ腰にベルトを巻いた事のあるアジアタッグを大森取締役の陰謀、パワハラ、職務怠慢から全日本プロレスを救う為に手に入れたいと思います。

 大森取締役、こんどお目にかかった折には、楽しい夏の思い出をお聞かせください。

 寝苦しい日が続きますが、夏風邪などひかないようお気を付け下さい

ラブレターフロム高松
ブラック・タイガーVII


▼佐藤「第101代アジアタッグ王者・佐藤光留です。さっき青木さんとアジアを獲った時のことを調べたんですけど、実は大日本プロレスの両国で第99代王者になり、そして両国で渕正信&大仁田厚に敗れ、そして(6・20)帯広で取り返して、そして今回また両国でアジアタッグ選手権を行うということに気づきました。相手はコメントを聞く限り、いい意味でも悪い意味でもいつもどおり。若干ブラック・タイガーVIIが怪文書で緊張が見えるぐらいです。どんな陰謀だろうが、そこにアジアのベルトがかかっている以上、佐藤光留&青木篤志が負けるということがあれば、この急造チームに負けることがあれば、ツートップがやられるということですから、これまでの全日本ジュニア全てを否定されるんだと思ってます。過剰なぐらい自分に大きなものを背負わせて、両国のリングでこのアジアのベルトを防衛したいと思います」

▼青木「今、光留さんが言った通り、両国でアジアタッグをやるということが結構多くて、前回の両国大会では獲られてます。今回また取られることになったら、それはなかなかまずいことになるので、そうならないように気を引き締めてしっかりやりたいと思います。このアジアのベルトっていうのはジュニアに限らず、ヘビーも狙えるものですが、最近ジュニアヘビーの人間が狙うことが多いです。そういう意味でも全日本プロレスのジュニアヘビーを活性化させる意味でも自分たちがしっかり防衛して、その次、さらに次までしっかりつなげていけるように、しっかり防衛したいと思います」

――挑戦者チームはタッグチームとして未知数だが、個々の力は警戒する相手になるのでは?

▼青木「そうですね。やっぱり個々の力というのはもちろんあるものですし、自分たちもそこに負けてるつもりはないので。じゃあ、そこをどうするか。それがタッグの戦い方であったり、タッグのベルトに関する面白いところでもあると思うんで。そこらへんはウチら負けるつもりないですし、いつもどおり、それかいつも以上のプレッシャーをかけていけば防衛はできますので、そういったいろんな部分のところも含めてしっかりと、あと2日かないんで、もう一度練り直して挑みたいなと思います」

▼佐藤「結構、人の入れ代わりが激しい全日本ジュニアの中で自分と青木さんだけがなくなった柱を自分たちで埋めてきた自負があります。もちろんどんどん新しい人が入ってくるんですけど、実質、今、何本柱があるかわかりませんが、それは半分半分、僕と青木篤志が支えてると思ってますから。それが我々の個の力の証明だと思ってますので。たとえ1対1になっても負けるつもり一切ないですから。どんな出たとこ勝負になっても負ける気一切ないんで、必ず防衛して、このタッグを永遠に継続していこうと思っております」


▼ウルティモ「あさってになりましたが、もうここまできたら、あとは自分を信じて両国のリングに臨むだけです」

▼TAJIRI「意気込みっていうか何なんだろうな。両国大会が終わったあとですね、たとえば見てくれた人たちが今日の大会の中であの試合だけ宝石みたいな輝きを放ってたなって言ってくれるような、そんな戦いをしたいなと思っているかもしれません」

――TAJIRI選手は今、ウルティモ選手と距離を置いているが?

▼TAJIRI「っていうか2日後、戦うのにこんな近くで話ができるわけない。普通のことだと思いますよ」

――8月シリーズの前哨戦で避け続けてきたグリーンミストを30周年記念試合で食らってしまったが、TAJIRI選手への認識で変わった部分はある?

▼ウルティモ「それはないです。先日の自身の30周年の試合はTAJIRIなりのメッセージかなと受け止めてます。それもグリーンミストも全て込みでTAJIRIだと思ってますので、逆に自分にスイッチが入ったかなと思ってます」

――TAJIRI選手はグリーンミストに成功したことで手応えは?

▼TAJIRI「俺の中でウルティモ・ドラゴン、そしてその中身の人への思いというのはですね、そんな小さいことで左右されることじゃない。25年間変わってないものがあるんで、そんな小さいことではないです」

※ドリーPWF会長、渕正信が登場し、世界ジュニア新ベルトをお披露目

▼渕「こうして新しいベルトがやっとできました。実はですね、昨年このベルトができて、古いベルトですか。あれは1986年に作ったんですよ。その時はベルト争奪戦を小林邦昭選手と、ヒロ斉藤選手と、私で3人で争って、初代王者がヒロ斉藤選手になりまして。それが1986年、場所は今でも覚えていますけど日本武道館(正しくは両国国技館)で。決勝戦で僕はヒロ斉藤選手に見事に負けまして(正しくはヒロ斉藤の対戦相手はブラッド・アームストロング)、その初代王者が巻いたのが古いベルトなんですね。だから86年だから今年31年か。かなり老朽化になりまして、それで新しく作ろうということでいろいろこのデザインとか、もちろんこれは私一人で考えたものじゃないですけど、会長であるドリー・ファンク・ジュニア含め、スタッフの皆さんのいろんなアイデアで考えて、それでこのベルトができました。この色は絶対に赤でもなければ黒でもない。ジュニアのベルトは色が一番重点的にいいんじゃないかということで。こうして立派なベルトができましたので、あさっての8月27日にこの新ベルトが披露できるのは本当に幸せな気持ちでいっぱいです。そしてこのチャレンジャーとチャンピオンの勝者がこの新しいベルトを巻くことができるということがホントに僕自身も晴れがましい気持ちでいっぱいです。ぜひともチャンピオン、チャレンジャー、いい試合を期待していますので、頑張ってください」

――(ファンからの質問)新しいベルトへの興味は?

▼渕「興味というか、もう少し遅く生まれたら、このベルトは俺が巻いてるんじゃないか。そういう気持ちはありますけどね。だから今回、チャンピオンであるTAJIRI選手とドラゴン選手、、この両者が争ってこのベルトを巻くのは興味というよりは、うらやましい気持ちでいっぱいです」

▼ドリー会長「TAJIRI、ウルティモ・ドラゴン、世界ジュニアヘビー級選手権試合、ベストマッチを見せてください。そして勝ってチャンピオンになってください。セイコウイノリマス」

――新ベルトを見た感想は?

▼ウルティモ「素晴らしいです。あとは自分はネイビーのスーツが好きなので、このネイビーのベルトは自分の方が似合うと思います」

▼TAJIRI「かっこいいベルトですね。別に僕、ネイビー好きでも何でもないですけど、たぶん僕の方が似合うと思いますよ」


▼諏訪魔「両国大会があさってに控えてるということなんですけど、今回の試合、自分にとって物凄く特別な試合であると思ってます。なぜかというと、俺が全日本プロレスに入門して、ずっと倒したかった男、その男と対戦する時が来たなと。そういうところに特別だなと思ってます。当日はグチャグチャにして暴れて、今までやってきたものを全部ぶつけて俺が勝ちたいと思います」

▼小島「新日本プロレスの小島聡です。早いもので私が全日本プロレスを退団して7年という時間が経ちました。7年間、無我夢中でプロレスをやってきて、今思い返してみると、もしかしたら心の頭の片隅には諏訪魔という選手がいたのかもしれません。だからこそ、今回戦う決意をしました。当日、非常に厳しい戦いが予想されると思います。ですが、私は逃げないで正々堂々戦うことを誓います」

――久々に古巣・全日本のリングに上がることで今どんな思いがある?

▼小島「かつて私が在籍していた全日本プロレスと今の全日本プロレスがどう違うのか、ちょっとまだわからないのですが、そういうのも肌で確かめてみたいと思ってますし、今回、試合をする以上、新日本プロレス所属として私は新日本プロレスを背負いたいと思ってます。そして、それ以上にプロレスラー小島聡を背負いたいと思って試合します」

――退団してから7年の間、諏訪魔選手の動向は気になった?

▼小島「そうですね。さっきも言いましたが、心の頭の片隅にあった以上、やっぱり気にはしていました」

――G1では残念な成績に終わったが、この一戦が浮上のきっかけになる試合になるかもしれないが?

▼小島「G1の最終日に言ったんですが、弱かった小島聡は今日で終わりだと。8月14日からまた強く新しい小島聡に生まれ変わるというふうにコメントしましたので、今の私はとても強いと思います」

――今、小島選手を隣にしてどんな感情がある?

▼諏訪魔「何かもう離れてたから冷静にいられた部分もあるんですけど、こうやって面と向かって小島聡という人間を感じてみるとフニャフニャしてる、虫唾が走る、きれいごとばかり並べやがってって。ホント真逆な感じですね。虫唾が走ってます」

――今、諏訪魔選手から虫唾が走ると言われたが?

▼小島「7年前と何にも変わってねぇなと思います」

――今このタイミングで全日本のリングに上がることにどんな意味がある?

▼小島「7年という時間が流れて、当時の私の年齢と今の諏訪魔選手の年齢がほぼ同じというのもありますし、そういう中で当時は私の気持ち、何でわかんなかったんだ?という憤りもありましたが、今思い返すと、思ってることはお前は今、その時の俺の気持ちを感じてどう思ってるんだと。それをリングで体で表現できればというふうに思ってますので、全てはリングの上で証明したいと思います」

――全日本を退団した時、一番痛烈な批判をしていたのが諏訪魔選手だが、それは7年間頭に残っていた?

▼小島「今回、この戦いを決めた最大の要因はその7年前の因縁とか、そういうことだったと思いますので、やはり7年間、積もり積もっていたものが正直あります。だからこそ、今回試合しようと思ってますし、凄惨な部分もあるかもしれませんし、それは覚悟して臨みたいと思ってます」

――諏訪魔選手も7年前のことはまだ残っている?

▼諏訪魔「一回はね、何となく出てくるいろんな問題っていうのはこの業界、全日本プロレスにもあったのかもしれない。そこは何となく理解できたんだけど、今のこのフニャフニャしてる感じがもう腹立つ。ホント残念だよね。さっき記者が言ったよ。残念だって。G1も1勝しかできない。残念だよ。そんな残念な先輩は両国で俺がぶっ潰す。俺の肥やしになってもらうし、俺は踏み台にしていきたいと思います」

――残念な先輩と言われたが?

▼小島「そうですね。7年間で何も成長してなかったんだなというふうに思うと、本っ当に残念な後輩だと思います」


▼宮原「プロレス界で最高の、いやプロレス界で最も最高のチャレンジャー・宮原健斗が最強のチャンピオン・石川修司と8月27日、リング上で向き合います。それだけでも2017年、プロレス界で最もビッグイベントになるのは間違いありません。ただ、8月27日は第57代三冠チャンピオン・宮原健斗の誕生日です」

▼石川「27日、チャンピオンとしてメインイベントに出られるのは凄く光栄なことだと思ってます。ただ光栄だけじゃなくて、そのメインの試合で最高の試合をして自分が最強っていうのをもう一回証明したいなと思います。この三冠ベルト、自分の中では夢であり目標であったベルト、まだ手放したくない。このベルトを持ってる状態で自分をもっと高めていきたいと思ってるので、勝って防衛し続けたいと思います」

――両国大会が2日後に迫ったが、今の状態はやはり過去最高の宮原健斗?

▼宮原「はい。昨日より最高です。常にベスト。8月27日まであと2日間、もっと最高になってるでしょう。楽しみですね」

――昨年の両国大会もメインを張り、勝って「最高」マイクで締めたが、満足していなかった。今回、それ以上の「最高」マイクで締めたいのでは?

▼宮原「常にその日終わる時に最高マイクで皆さんの声援に背中を押されて満足してるんですけど、寝て起きたらまたさらに最高を目指す。そういう日々の繰り返しなんで。去年の11月なんで比べ物にならない最高のマイクになるでしょう。そのためには勝たなきゃ何も始まらないと。そういうことです」

――8月シリーズでグランドスラムを視野に入れていたが、9月に王道トーナメントも控え、ここでベルトを守らなければいけない気持ちも強くなっているのでは?

▼石川「そうですね。5月に獲ったこのベルト、まだ自分はずっと持っていたいし、このベルトを持った状態で己を高めていきたいんで。王道トーナメントもありますけど、まず27日のことしか考えてないんで、27日防衛して、また次の新しいステップにいきたいなと思ってます」

――石川選手にはシングル未勝利だが勝利のビジョンはみえている?

▼宮原「質問却下します」

――両国のメインは他団体のチャンピオンとしても上がったことがあるが、その時と違う気持ちがある? 両国メインへの思いは?

▼石川「全日本プロレスという名前自体に自分自体が凄く思い入れがあるんで、45周年の年間最大のビッグイベントでメインを張る時点で責任感を感じています。それはファイトで返すしかないんで。今までの両国のメイン同様にその重責っていうのがあると思うんで、それを自分は果たせると思ってるんで、果たして内容も残して勝って終わりたいなと思います」

――8月に各団体が両国大会を開催してきた中で、今大会が大トリになるが、何を見せたい?

▼宮原「プロレス界で最も最高のチャレンジャー・宮原健斗と最強のチャンピオン・石川修司が並ぶだけでプロレス界イチの戦いになるのは間違いないんですよ。ぜひその戦いをプロレスファンならびに全日本プロレスファンの目に焼き付けてほしいですね」

▼石川「当然かもしれないですけど、自分ができる最大のパフォーマンスを見せて、自分が思ってるプロレスっていうのを表現したい。そのうえで勝ちたいと思います」

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