8/28【全日本】世界タッグ新王者・関本&岡林が秋山&大森迎撃へ今から闘志むき出し
世界タッグ新王者・関本大介&岡林裕二が28日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。8・27両国大会で2度目の戴冠を果たした二人は、挑戦を表明している秋山準&大森隆男迎撃へ向けて今から闘志をむき出しにした。
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8・27両国大会で関本&岡林は野村直矢&KAIとの王座決定戦に勝利し、9ヶ月ぶり2度目となる世界タッグ戴冠を果たした。「僕も負けず嫌いなんですけど、(野村は)それを上回るような絶対負けるかって気持ちっていうのが伝わってきたんで、自分も100%、それ以上の力を出さないと勝てないなと思って。昨日はホントに必死でした」と岡林が振り返るほど、相手の野村&KAIには苦戦を強いられた。その熱戦を制してのベルト獲りとあって、「これでまた大日本プロレスに世界タッグのベルトを持って帰ることができるんで、このベルトを持ってまた暴れたい」(関本)、「これで本当の世界タッグのチャンピオンに君臨したっていう実感が沸いたというか。誰が来ても全て防衛してやるという気持ちになりました」(岡林)と喜びと同時に気合を入れた。
さっそく挑戦者が現れた。秋山&大森だ。二人は両国大会でベルト奪取を果たしたばかりの関本&岡林に挑戦を表明。新王者組も受けて立つ構えをみせ、初防衛戦での激突は決定的だ。元王者組でもある秋山&大森は一時代を築いた二人で、防衛ロードの第一歩にふさわしい挑戦者といえる。関本が「全日本プロレスの社長、副社長と戦うということは、これは大日本プロレスと全日本プロレスの戦いだと思ってますから。それに何としてでも乗り込んで。気持ちは高ぶってます」と対抗戦モードで見据えれば、岡林も「向こうも年齢のこと口に出してるけど、絶対、今持ってる全てのものを出してくると思うんで、それに負けないように、こっちも思い切って全力でいくだけ」と迎撃へ向けて今から闘志を燃やしていた。
【会見の模様】
▼関本「昨日は何とか世界タッグのベルトを獲ることができました。これでまた大日本プロレスに世界タッグのベルトを持って帰ることができるんで、このベルトを持ってまた暴れたいと思います」
▼岡林「この選手権が決まった時から気持ちをこうガーッと上げて最高の状態で両国大会に臨みましたし、気持ちもだいぶ上がってたんで、ガーッとこう高まってたんで。もう気持ちの部分で絶対負けるかって気持ちで。本当に昨日の両国大会は気持ちで勝った勝利だと思ってるんで、これからどんどん防衛していきたいですね」
――昨日のタイトルマッチを振り返って、野村&KAIに苦しめられたが二人に何を感じた?
▼関本「司令塔というか、キャリア的にはたぶんKAI選手が司令塔になるんじゃないかなと思ってたんで、何とかKAI選手を分断して、野村直矢選手に照準を絞ってやったのが昨日はイメージ通りうまく運べたのかなと思います。いつもなら眉山で自分が投げるんですけど、昨日は岡林選手に投げてもらって、あれは諸刃の剣ですけど、KAI選手の分断に成功できたんで。そこから僕が戦線離脱したんでわからないですけど、もう岡林選手に任せれば大丈夫だと思ったんで。あそこが勝敗の分かれ目かなと思います」
▼岡林「野村&ジェイク・リー組で決まっていて、ジェイク選手がケガして、試合前の会見でああいうふうに僕が言いましたけど、それに対して野村選手もパートナーが代われば気持ちも変わるじゃないですか。世界タッグチャンピオンで野村&ジェイクでずっときて、ジェイク選手がケガして、どうしても気持ち的にもちょっと落ちる部分が出てくると思うんですけど。会見でもお前にも責任があるぞと言って、試合でどう返ってくるかなって正直思っていて、それで両国大会で試合をしてみて、何か本当にさっきから気持ちって言葉が出てきますけど、気持ちの部分で僕も負けず嫌いなんですけど、それを上回るような絶対負けるかって気持ちっていうのが伝わってきたんで、自分も100%、それ以上の力を出さないと勝てないなと思って。昨日はホントに必死でしたね。最後、関本さんに託されたんですけど、本当に100%全力でした。ホント気持ちで勝ったという試合でしたね。それだけ野村選手も負けるかって気持ちできてたんで、ホント正直、勝って1、2、3って入った瞬間、ホッとしました。よっしゃって。それだけ凄い気迫を感じましたね、野村選手には」
――2度目の戴冠だが、前回獲った時との気持ちの違いはある?
▼関本「まぁ、まさかこういうチャンスが来ると思ってなかったんで、正直、世界タッグのベルトをまた巻けるというのはうれしいことですね」
▼岡林「前回、ビッグガンズから獲って、いろいろなタッグチームとやりましたけど、今回こういうチャンスをいただいて2回目ですか。また返り咲いたということで、2回目なんで、これで本当の世界タッグのチャンピオンに君臨したっていう実感が沸いたというか。誰が来ても全て防衛してやるという気持ちになりましたね、獲った瞬間に」
――秋山&大森が挑戦の名乗りを上げたが?
▼関本「自分は大日本プロレスの代表として全日本プロレスさんに乗り込んできてるんで、全日本プロレスの社長、副社長と戦うということは、これは大日本プロレスと全日本プロレスの戦いだと思ってますから。それに何としてでも乗り込んで。気持ちは高ぶってます。まだ決定ではないですけどね」
▼岡林「正直、僕の中では誰でもこいと。どこのチームの挑戦でも受けるという気持ちなので、昨日、秋山&大森組が乗り込んできましたけど、年齢の話をしてましたけど、もうキャリアも年齢も関係ないと思ってるんでね。キャリアがどうの、年齢がどうのこうの言ってましたけど、誰がこようと自分は全力でいくつもりなんで。たぶん向こうも年齢のこと口に出してるけど、絶対、全力でくると思うんで。今持ってる全てのものを出してくると思うんで、それに負けないように、こっちも思い切って全力でいくだけです」
――前回は実現できなかったが、大日本での防衛戦に興味はある?
▼関本「それはこの世界タッグを管理している人に聞いてください。自分はどこでも誰の挑戦でも受けるつもりでいます」
▼岡林「それは自分も一緒で、大日本の誰かが挑戦させろって言ってきたら、自分はOKなんで。あとは全日本さんに聞いてもらって、OKが出ればやりたいですね。自分は誰でもこいって感じなんで」
