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8/29【WRESTLE-1】「未来vs未来」 9・2横浜文体・芦野とのW-1王座戦へ「今の僕は自信しかない」 W-1提供・イケメンインタビュー

 9・2横浜文体大会のメインイベントでWRESTLE-1王者・芦野祥太郎に挑戦する黒潮“イケメン"二郎。この一戦を「未来vs未来」と定め、「W-1の未来は僕らの闘いに懸かっていると思って文体のメインに立ちたい」と使命感を燃やしている。7月の『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017』制覇で得た収穫は大きく「今の僕は自信しかない」と豪語し、「とにかく熱い試合をして、ハッピーエンドで皆さんが笑顔で帰宅できるようにがんばります」と誓った。W-1提供のイケメンインタビューは以下の通り。


【イケメンインタビュー】
──まずは見事に優勝された『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017』のお話をお聞きしたいのですが、振り返ってみてどのような大会でしたか?

▼イケメン「いやあ、ハードでしたね。1日に3試合……まあイケメン興行とかではぶっ続けで試合に出たりしてたんで、それを考えたらそうでもないですけど、全部シングルマッチでしたからね。自分の息が整わない間に入場曲が鳴っちゃうんですよ。『わわわわ……』って。でも、出るしかないですからね。出ないという選択肢はないんで、じつにハードでした。ただ、改めてグランプリを振り返ってみて、征矢さんと河野さんに勝ったのはデカイですね」

──身体の大きな先輩たちに勝利したのは大きかったと。

▼イケメン「デカかったですね。正直、土肥との1回戦が一番思い入れはあったんですけど、やっぱり先輩である征矢さんと河野さんに勝てたのはデカかったですね」

──なるほど。でも、土肥選手に勝って、『イケるぞ!』みたいな手応えはなかったですか?

▼イケメン「ありましたね。初戦の土肥孝司に勝った時点で『これは優勝しなきゃいけないな』と思いました。あいつの分の思いも背負ってね。とにかく今年の文体のメインには立たなきゃいけないって思いが強かったんで、相手が征矢さんだろうが河野さんだろうが勝つしかなかったんですよね」

──ハードな試合が続きましたけど、その使命感が身体を動かしたということですか?

▼イケメン「そうですね。『文体のメインに立つのは俺しかねえ!』と自分に言い聞かせて闘っていましたね」

──では、優勝した要因を考えると、そういう精神面での要素が大きかったということですか?

▼イケメン「大きかったと思いますね。人間って不思議なもんで、口に出していると自然と行動にも移るものなんだなと思いました。だから自分で言うのもあれですけど、なるべくしてなった優勝だったんだと思います」

──それこそ『文体のメインに立つべきなのは俺!W-1のメインに立つべきなのは俺!』ってずっと言い続けてましたもんね。

▼イケメン「間違いなくそうやって言い続けてきたことが、優勝という結果に結びついたんだと思います。文体のメインに立とうという僕の意志の力が優勝に導いてくれたんでしょうね」

──なるほど。ただ、5月まで欠場し続けていた中で、わずか2カ月後にトーナメントを制したわけじゃないですか?たった2カ月という短期間で実力がレベルアップしたという実感はありましたか?

▼イケメン「ありました。それもこれも意志の力の賜物でしょうね。まあ、プロレスって何があってもおかしくない。それがプロレスだと思っているんですけど、正直、僕は強さというものにそれほどこだわってないんですよ。でも、今回のグランプリで優勝したい、横浜文体のメインに立ちたいという意志が自然と身になった、自然と力がついたのかなとは感じましたね」

──復帰戦、6月の後楽園大会と近藤選手とのシングル2連戦を行ないましたよね。ここで2連敗していたら、今の状況はなかったと思うんですけど、6月には見事に勝ちました。試練を乗り越えることで力がついたという感じなんですかね?

▼イケメン「そうですね。後楽園でこの間、俺とイナビー(稲葉大樹)が組んで、芦野と児玉とやった試合が今年初めてのタッグマッチだったんですよ」

──後楽園大会はシングルマッチがわりと続いている状況ですよね。

▼イケメン「去年も7番勝負とかがあったんで、後楽園でタッグマッチを2回しかやってないんですよ。これって凄くありがたいことであって、結局シングルマッチを会社から求められているということじゃないですか? つまり、それだけ僕の力を会社が認めてくれているということだと思うんですよね。それを考えるとやっぱり文体のメインは俺がシングルで立つしかねえなと思っています」

──会社からの期待を、組まれたカードからちゃんと汲み取っているわけですね。

▼イケメン「うん、それは感じますよ。チャンスをもらうとかもらわないとかじゃなくて、試合がおもしろいから評価されてシングルを組まれると思うんですよ。それはプッシュでもなんでもなくて、実力だと思っているんで。強い弱いはさておいてのことになるんですけど、僕はW-1に来てから後楽園での試合はシングルマッチが多かったんですよ。それこそKAZMAさんとなんでもないシングルマッチとかもやりましたし、段階を踏んで今みたいな状況にまで自分をもってきたと思います。そう考えると、メインに立つのは僕しかいないですよね」

──会社としても売り物になるというふうに思っているからプッシュするわけですからね。

▼イケメン「はい、僕しかないはずです」

──横浜文体では公言していた通りメインに立つわけですけど、もう一人対角線のコーナーに立つ男がいます。

▼イケメン「はい、芦野。あいつも後楽園でシングルマッチが多いですよね」

──3月からはタイトルマッチが続きましたからね。

▼イケメン「まあ、未来vs未来とでも言うんですかね?W-1の未来は僕らの闘いに懸かっていると思って文体のメインに立ちたいと思います」

──現在の芦野選手に対してはどのような印象を持たれていますか?

▼イケメン「僕とは正反対のスターだと思います。正反対の位置にいるスターですよね。だから、こんだけ種類の違うスターが2人いたら……スターとは違うのかな?」

──もうスターといってもいいんじゃないですか?

▼イケメン「じゃあ、スターということで(笑)。まあ規模が違うかもしれないけど、向こうが蝶野正洋になるなら、僕は武藤敬司になろうかなと。そういった感じです。ザ・グレート・サスケvsスペル・デルフィンではないと思うんですよ」

──ちょっと違いますよね(笑)。

▼イケメン「これって悟空vsベジータみたいな対決なんですかね? 悟空ってベジータには初戦で苦戦しましたけど、界王拳を手に入れて勝ったじゃないですか? だから、僕は芦野にはシングルで2度負けていて次が3度目の正直になりますけど、『W-1 GP』で何かを手に入れた僕が勝ちます。魔人ブウが出てこない限り僕は止まりません」

──芦野選手は文体は「みんなが大好きなイケメンを倒してバッドエンドにしてやる」と息巻いてます。

▼イケメン「ああ、ベジータ様はそう言っていましたね。悟空をボコボコにしたいわけですね。まあ、そうならないように僕はがんばります。バッドエンドにはしませんよ」

──やはり、グランプリに優勝したことで芦野選手を倒せる自信を獲得できましたか?

▼イケメン「自信につながってますね。グランプリの闘いは本当にきつかったんで、それを乗り越えられたということが自信につながっています」

──なるほど。その自信でW-1年間最大イベント横浜文化体育館大会をハッピーエンドにできますか?

▼イケメン「今の僕は自信しかないんですよ。必ずハッピーエンドになると思っています。だから、ファンの皆さん、9月2日はおらに元気を分けてくれ! この試合はイケメンの元気玉でフィニッシュしますよ。とにかく熱い試合をして、ハッピーエンドで皆さんが笑顔で帰宅できるようにがんばります。フィニーッシュ!」

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