12/18【WWE】中邑&オートンがオーエンズ&ゼインに敗戦、AJはマハル返り討ちでWWE王座防衛 PPV大会『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』
PPV大会『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』が米国現地時間17日、マサチューセッツ州ボストンで開催され、中邑真輔がランディ・オートンと組んでケビン・オーエンズ&サミ・ゼインと対戦するも敗戦。AJスタイルズはジンダー・マハルを返り討ちにし、WWE王座防衛を果たした。
▼中邑真輔&ランディ・オートンvsケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン
負ければオーエンズ&ゼインのWWE解雇が決まるこの一戦は、コミッショナーのシェイン・マクマホンとダニエル・ブライアンGMがゲストレフェリーを務めた。レフェリー二人体制は異例で、オーエンズ&ゼインを解雇したいシェインと、公平に裁きたいブライアンのレフェリングが勝敗を分けることになった。
一進一退の攻防が展開される中、中邑がオーエンズにライダーキック、スピンキックをさく裂。三角絞めも決めて優位に進めたが、中邑の肩がマットについているとしてカウントするブライアンレフェリーとシェインレフェリーが衝突し、不穏な空気が流れた。
その後、場外戦で中邑がゼインによってアナウンステーブルに寝かされ、オーエンズのフロッグスプラッシュを被弾。そのまま戦線離脱に追い込まれてしまう。それでもリング上ではオートンがロープ越しのDDTでゼインを沈めると、必殺のRKOを炸裂させた。
勝負あったと思われたが、オーエンズに押されたブライアンレフェリーがカウント中のシェインレフェリーに衝突してしまい、カウント2止まり。シェインとオートンはブライアンに詰め寄った。逆にゼインがオートンをフォールすると、シェインレフェリーは故意にカウントを2でストップ。この行為に会場から大ブーイングが起こる中、オートンがRKOを狙ったものの、避けたゼインがスクールボーイで丸め込むと、ブライアンレフェリーが高速3カウント。勝利したオーエンズ&ゼインはWWE解雇を免れた。
▼WWE王座戦 AJスタイルズvsジンダー・マハル(w/シン・ブラザーズ)
WWE王者AJが前王者マハルとの防衛戦に臨んだ。パワーで勝負するマハルに対し、スタイルズは多彩な技で反撃して激しい攻防を繰り広げた。終盤、マハルが雪崩式カラスを狙ったが、阻止したAJはペレキック、450スプラッシュを豪快に決めて攻め込んだ。
だが、シン・ブラザーズが介入して3カウントを入れさせない。AJもシン・ブラザーズを撃退し、マハルにカラスを決められても辛うじてカウント2でキックアウト。そしてカーフクラッシャーでマハルを捕まえた。ロープに逃れようとするマハルだったが、AJはリング中央に戻してカーフクラッシャーで絞め続けて勝利。WWE王座防衛を決めた。