1/2【WWE】アスカが年初RAWで王者アレクサをシングル撃破 女子版ロイヤルランブル戦へ弾み
現地時間1月1日に米フロリダ州マイアミで開催されたRAWでアスカがRAW女子王者アレクサ・ブリスとノンタイトル戦で対戦。王者をシングルで下して女子版ロイヤルランブル戦へ弾みをつけた。
WWE伝統のペイパービュー(PPV)大会『ロイヤルランブル』(現地時間1月28日米ペンシルバニア州フィラデルフィア、ウェルズ・ファーゴ・センター)だが、今年から女子版ランブルの開催が決定。勝者は年間最大イベント・レッスルマニアで女子王座に挑戦できる。
WWEデビュー以来の無敗記録を継続中のアスカも女子ランブル戦への出場を表明。大一番を前にした年初めのRAWでいきなり王者アレクサ・ブリスとの一騎打ちが組まれた。
序盤からヒ ップアタックで主導権を握ったアスカはアンクルロック、アームロックと得意のサブミッションで圧倒。防戦一方のブリスもスキを突いてアスカにビンタを浴びせた。ところがこれでアスカも完全着火。ドロップキックの連打、串刺しヒップアタックと畳みかけるや、最後は飛びつき腕十字で一気のタップアウト勝ちまでつなげてみせた。
ノンタイトル戦ながら一騎打ちで王者に完勝。WWEでのキャリア上大きな到達点となりそうな“レッスルマニアでの女子王座奪取"に向けて、アスカが2018年初頭に絶好のスタートを切った。
また、この日のRAWでは、日本で“BULLET CLUB"として活躍したフィン・ベイラー&ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンのトリオが実現。アライアス&ミズトラージュとの6人タッグ戦に臨み、最後はベイラーがトップロープからクー・デ・グラをボー・ダラスに投下して快勝。試合後にはおなじみの「Too Sweet」のハンドサインで勝利をアピールした。
このほかRAWには『ロイヤルランブル』でブラウン・ストローマン、ケインを相手にトリプルスレット形式の防衛戦に臨むユニバーサル王者ブロック・レスナーも登場。“怪物的"な3人が揃う王座戦を前に、マネージャーのポール・ヘイマンが「ストローマン、ケインの2人の挑戦はレスナーにとって不利な状況だ。しかし、レスナーはどんなチャレンジャーも恐れない 。100%防衛に成功する」と宣言したものの、そこへ突然ケインが登場した。リング上でレスナーとにらみ合ったケインは、レスナーにチョークスラムをさく裂。ところがレスナーも不敵な笑みを浮かべながら起き上がり、逆にケインをクローズラインで場外へ転落させて乱闘に発展。バックステージから10人を超えるスーパースターが駆けつけたところで、何とか2人の乱闘はおさまり、両者の怪物性がより際立った。
PPV『ロイヤルランブル』は日本時間1月29日にWWEネットワーク(日本 語実況版有り)でも生配信される。
