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3/7【NOAH】「小川さんと組むと明らかに違和感を作れる」 3・11横浜ジュニアタッグ挑戦へ稔ミニインタビュー

 3・11横浜文体大会で小川良成と組んで“XX"石森太二&Hi69組が持つGHCジュニアタッグ王座に挑戦する田中稔。ノア参戦から5カ月が経過し、参戦当初から舌戦・実戦でやり合ってきた石森と王座戦の舞台で激突する。念願のGHCタイトル奪取に手をかける稔に、小川とのタッグ、ノアの現状分析も含めて話を聞いた――。


【田中稔ミニインタビュー】

――現在のコンディションは?

▼稔「もう24年やっているんで所々怪我はあったりするんですけど、心身ともにノッていますね。最初にノアに来た時にGHCジュニアが目標で来ているんで、タッグというものにピンとくるものがなかったんですけど、小川さんと組めるということになった瞬間に、すごく欲しいものになったんで、モチベーションも高いです」

――ノア参戦から5カ月が経過したが?

▼稔「新日本を辞めてからいろんな団体に上がりましたけど、GHCジュニアってすごく欲しかったモノなので、やっとすごく欲しかったモノを狙える団体にたどり着いたっていうだけでモチベーションが高かったんですけど、ジュニア選手のレベルが高いですよね。東京でずっとやってきた選手からすると、(ノアは)ローカルでやっていた選手が多いじゃないですか。それでナメてみられることも多いですよね。僕もナメていたわけではないですけど想像以上にできる選手が多いというか、やりがいを感じているところはありますね」

――小川とのタッグについては?

▼稔「今のノアジュニアではキャリアがズバ抜ていて、自分もキャリアがかなりあるほうなんですけど、その8年、9年先輩の小川さんとのタッグですからね。いい試合するのも大事だと思うけど、そこに違和感を作るためにずっとやっていた中で、小川さんと組むと明らかに違和感を作れるので、小川さんとだから獲りたいし、このタッグで獲ったらいい意味での違和感を作れると思うので、期待感がすごくありますね」

――前哨戦では石森からピンフォールを重ねたが、狙いは石森?

▼稔「去年のノア参戦当初に『あの程度ではノアのジュニアのベルトは獲れない』と言われて“あの程度"がすごく引っかかっていたのもあって、それでムカつく、腹たつ、よりもこれをうまく転がす術はないかなと思っていたところで、彼らが 2月にチャンピオンになった。狙いを定めるというよりも、ようやくうまく転がしていけるかという所での石森狙いですね」

――その後の前哨戦で石森から3カウントを奪い返されたが、『あの程度なら俺と小川さんから防衛できない』と言った気持ちに変化はない?

▼稔「こうなると勝った方が“あの程度"と言えるという“あの程度"の言い合いみたいになってきているんですけれども、その“あの程度"論争に決着をつけるには横浜で俺が石森からベルトを獲るしかないかなと思
います」

――ベルトを奪った後の展望はある?

▼稔「もちろんありますね。獲るまでのビジョンも作っているし、獲って終わるわけじゃなくて、獲ったら防衛戦がありますから。今まで14 個くらいタイトル獲って来ていますけど、獲って満足したものってひとつも無くて、そこからどんな世界を作っていけるかが大事なんで、そこからのビジョンも考えています。まあ獲る前から言うものじゃ無いんで獲ってから話しますよ」

――改めてメッセージを

▼稔「4大タイトルマッチがありますけど、終わってみて一番印象に残ったのが田中稔と小川良成のチームだったなと思ってもらえるような試合をしたいし、そのうえでベルトを獲りたいんで、ぜひ会場で観てもらいたいですね」

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