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4/28【WWE】WWE王座戦「AJvs中邑」再戦は痛み分け、PPV大会『バックラッシュ』で3度目の対決へ 『グレーテスト・ロイヤルランブル』サウジアラビア大会

 『グレイテスト・ロイヤルランブル』が現地時間27日、サウジアラビア・ジッダのキング・アブドラ・スポーツシティ・アリーナで開催され、『レッスルマニア34』の再戦となったAJスタイルズと中邑真輔のWWE王座戦は両者リングアウトで痛み分けに終わったものの、PPV大会『バックラッシュ』での3度目の対決が決まった。

 レッスルマニアの再戦がサウジアラビアで実現。中邑がWWE王者・AJに再挑戦を果たした。試合は中邑のキンシャサをAJがカーフクラッシャーで切り返すなど一進一退の攻防が展開されたが、AJがレフェリーとの激突を避けた瞬間、中邑が急所打ちを見舞ったことで雲行きが変わった。

 これまで何度も中邑の急所攻撃を食らってきたとあって、ついにAJの堪忍袋の緒が切れた。中邑を場外に連れ出して徹底的に攻撃。レフェリーの場外カウントにも耳を貸さず、両者カウントアウトの裁定が下された。収まらないAJは中邑を場外バリケードに叩きつけ、フェノメナルフォーアームでKOした。

 またもWWE王座戴冠を逸した中邑だが、試合後、WWE王座をかけた3度目の対決がPPV大会『バックラッシュ』(日本時間5月7日WWEネットワークで生配信)で行われることが番組内で発表された。

 50人によって争われたグレイテスト・ロイヤルランブル戦はブラウン・ストローマンが優勝した。1番手で登場したダニエル・ブライアンが“Yes"コールで会場を盛り上げ、レイ・ミステリオ、ランディ・オートン、クリス・ジェリコら歴代スーパースターが次々と登場。飛翔富士の四股名で活躍した元力士の住洋樹がサプライズで参戦した。

 その中で41番目に登場したストローマンが破格のパワーをみせつけた。巨体のババテュンデ、ダン・マタ、ビックEを軽々と場外に投げ飛ばし、コーナートップにいたシェーン・マクマホンを場外に叩き落として実況席テーブルを破壊。その後もボビー・ラッシュリー、ジェリコ、ケビン・オーエンズの3人を次々に排除する大暴れをみせた。

 そして終盤戦になってストローマン、ブライアン、ビック・キ ャスの3人が残った。ブライアンが果敢にストローマンに立ち向かったものの、PPV大会『バックラッシュ』での対戦が決まっているキャスによって失格に。そのキャスをストローマンはロープを使った急所攻撃で痛めつけると、タックルで場外に吹き飛ばして優勝を決めた。

 『レッスルマニア34』で蘇ったジ・アンダーテイカーがキャスケット(棺桶)マッチでルセフとエイデン・イングリッシュを葬った。鐘の音が鳴り響く中、暗闇から現れたアンダーテイカーは逃げ腰のルセフを捕まえると、オールドスクール、レッグドロップで圧倒し、棺桶に葬ろうとした。セコンドのイングリッシュが妨害し、ルセフがスピニング・ヒールキック、アコレードで反撃したが、ムクリと起き上がったアンダーテイカーはチョークスラムで逆襲。返す刀でイングリッシュにツームストーン・パイルドライバーを敢行し、2人まとめて棺桶に葬った。アンダーテイカーが拳を突き上げると、場内には雷鳴と大声援が鳴り響いた。

 『レッスルマニア34』の再戦となったブロック・レスナーとローマン・レインズのユニバーサル王座戦はスチールケージマッチで行われた。レスナーのスープレックス4連発で幕を開け、早くもF5を決めたレスナーが優位に進めた。一方的な展開となりつつあったが、レインズもスーパーマンパンチ3連発で劣勢を打開。スピアーを3発決めて形勢逆転に成功し、ポール・ヘイマンが投げ込んだパイプ椅子でレスナーをめった打ちにした。完全に主導権を握ったレインズだったが、レスナーはスピアーを放ってケージを破壊。そのまま両者がケージ外に落ちたが、先に体が床に着いたレスナーが勝利し、王座防衛を果たした。

[その他の試合結果]
▼IC王座戦 フェイタル4WAYラダーマッチ
○セス・ロリンズ(王者)vsザ・ミズvsフィン・ベイラーvsサモア・ジョー

▼SmackDownタッグ王座戦
○ブラジオン・ブラザーズ(王者)vsウーソズ×
※ダブルチームパワーボム

▼US王座戦
○ジェフ・ハーディ(王者)ジンダー・マハル×
※スワントーンボム

▼RAWタッグ王座戦
○ウォークン・マット・ハーディー&ブレイ・ワイアットvs×シェイマス&セザーロ
※ツイスト・オブ・フェイト

▼クルーザー級王座戦
○セドリック・アレクサンダー(王者)vsカリスト×
※ランバー・チェック

▼シングルマッチ
○ジョン・シナvsトリプルH×
※アティテュード・アジャストメント

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