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5/7【WWE】中邑WWE王座戴冠ならず AJとの3度目の対決は両者KOドロー PPV大会『バックラッシュ』

 PPV大会『バックラッシュ』が米国現地時間6日、ニュージャージー州ニューアークで開催され、3度目となった「AJスタイルズvs中邑真輔」WWE王座戦は両者KOの痛み分けに終わった。

 レッスルマニア、グレーテスト・ロイヤルランブルと大舞台で行われてきた王者AJと中邑のWWE王座戦がみたび実現した。今回は反則裁定なしのノーDQ形式が採用され、完全決着が予想されたが、意外な結末を迎えた。

 両者は完全に険悪ムード。中邑がリバースパワースラムでパイプ椅子の上に叩きつけて流血に追い込んだが、AJはキンシャサを狙う中邑に椅子を投げつけてやり返した。カーフ・クラッシャー、ペレキックで攻め込むAJに中邑は急所打ちを敢行したが、AJも急所打ちで徹底抗戦。最後は2人同時に急所蹴りを見舞ってダブルダウンとなり、カウント10が数えられて両者KOの裁定が下された。3度目の対決は決着つかず、中邑のWWE王座初戴冠はならなかった。

 ダニエル・ブライアンは208cmのビック・キャスと対戦した。2人の因縁はキャスがブライアンを襲撃して勃発。『グレイテスト・ロイヤルランブル』では1番目に登場したブライアンが49番目のキャスに排除された。ブライアンにとっては雪辱戦。20cmの身長差をものともせずイエスキックや串刺しニー・プラスを連打。キャスのクローズラインを食らっても、ビックブーツを寸前で避けるとイエスロックでタップを奪った。試合後、コーナーポスト上で勝利をアピールしたブライアンだったが、キャスが背後から襲撃。ビックブーツでブライアンを沈めた。

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