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5/9【WWE】AJと中邑が口を揃えて決着戦視野に、ミズ、ルセフが『マネー・イン・ザ・バンク』ラダー戦出場権を獲得 スマックダウン・ボルティモア大会

 スマックダウンが現地時間8日、アメリカ・メリーランド州ボルティモアのロイヤル・ファームズ・アリーナで開催され、WWE王者・AJスタイルズと中邑真輔が「俺たちの戦いはまだ終わっていない」と口を揃えて決着戦を見据えた。また、『マネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチ』への出場権をかけた予選がスタートし、ザ・ミズ、ルセフが出場権を獲得した。

 今月6日のPPV大会『バックラッシュ』で王者・AJと中邑のWWE王座戦が反則裁定なしのノーDQ戦として行われたが、ローブロー合戦から両者同時にダウンし、無効試合の裁定が下された。

 この日、両者ともに試合が組まれず、インタビューに登場した。バックステージでレネ・ヤングからインタビューを受けた中邑は「英語なんて忘れちゃったんだよなぁ」とはぐらかしながらも、「AJスタイルズはイカれてる。まあ俺もそうだけどね。だから俺たちの戦いはまだ終わっていない」と言い切った。一方、顔面にノーDQ戦の生々しい傷跡が残るAJは「素晴らしいとは言えない戦いだったかもしれないが、ベルトがかかっている時はいろんなことが起きてしまうんだ。シンスケが言った通りオレたちの戦いはまだ終わってはいない。もう一度リングに上がってオレの前に立つガッツがあるならば、その時こそヤツを終わらせてやる!」と発言。両者が口を揃えて完全決着を見据えた。

 次回PPV大会で行われる『マネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチ』(MITBマッチ)の出場権をかけた予選がスマックダウンでもスタートした。まずはUS王者ジェフ・ハーディと元IC王者ザ・ミズが対戦。両者はリング内外を縦横に使った一歩も引かない攻防を繰り広げた。ジェフがツイスト・オブ・フェイト、スワントーン・ボムをズバリと決めて勝機を作ったものの、最後はミズが3カウント奪って予選を勝ち抜いた。

 メインイベントは予選2試合目となるルセフとダニエル・ブライアンの一戦。ブライアンはキックやランニング・ニーに活路を見出そうとするも、ルセフのパワーに苦戦を強いられ、最後はスーパーキックを受け予選敗退となった。

 またPPV大会『バックラッシュ』でカーメラに敗れ、女子王座奪回ならなかったシャーロット・フレアーが、アイコニックのペイトン・ロイスに勝利。女子MITBマッチへの出場権を獲得した。PPV『マネー・イン・ザ・バンク』は日本時間6月18日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

プロ格 情報局