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5/25【全日本】アジアタッグ挑戦へ野村&青柳宣言、秋山&永田超えで「新しい風を吹かせる」

 6・12後楽園大会でアジアタッグ王者組・秋山準&永田裕志への挑戦が決まった野村直矢&青柳優馬が25日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。2・3横浜文体で消滅したタイトルマッチの仕切り直しとなり、二人は秋山&永田超えによる最古のベルト返り咲きを果たし、「新しい風を吹かせる」と誓った。

 6・5有明大会での青柳復帰戦を前に、二人のアジアタッグ挑戦が決まった。本来ならば秋山&永田組との対決は2・3横浜文体で実現するはずだったが、青柳の足首負傷による王座返上のため消滅。今回、王者と挑戦者の立場が逆転した形ながら仕切り直しのタイトルマッチが実現することになった。

 野村&青柳にとっては4ヶ月ぶりの返り咲きを果たすチャンス。中でも青柳は復帰2戦目にしてタイトルマッチに臨むことになる。6・5有明大会での復帰戦へ向けてコンディション面の不安は皆無。「欠場してた期間もありますが、それを感じさせないように、復帰戦では完全復帰してアジアタッグのタイトルに臨みたい」としっかり復調ぶりをみせつけて弾みをつけるつもりだ。

 野村と青柳が目指すは当然、アジアタッグ返り咲きと秋山&永田超えだ。2・3横浜文体で崔領二と組んでの王座決定戦で秋山&永田に敗れている野村は「あの負けは忘れてないし、あの二人に勝つことが意味あると思うんで、あの二人からベルト獲るってことが意味あると思うんで。まだ一度も勝ったことないけど、次こそは勝ちたい」と雪辱を誓うばかり。青柳との絆には絶対の自信があり、「野村&青柳組というのをしっかりと、今までどおりの戦いを見せつければ自然と結果はついてくる」と確信。「僕らが勝つことによっても新しい力が自然と出ると思うんで。あの二人に勝って景色を変えたい」と宣言した。

 青柳も同じ思い。「僕のケガで野村さんのパートナーが崔選手に代わってしまったことで、自分のせいで全く意味のないタイトルマッチにしてしまったっていう責任感がある」と返上時の悔しさは忘れていない。「あの二人がまだまだタッグチャンピオンとして健在なままだと新しい時代はみせられないですし、プロレス界に新しい風が吹かない」との思いが強く、若さを武器に秋山&永田を撃破するつもり。「僕らがあの二人に代わってプロレス界を盛り上げたい。僕らがあのベルトを獲って新しい風を吹かせます」と言い切ってみせた。

【会見の模様】
▼青柳「まだ復帰していないにもかかわらず、6月12日にアジアタッグ選手権試合を組んでもらったことにまず感謝いたします。12日にアジアタッグがありますが、その前に6月5日、僕の復帰戦ですので、その復帰戦でしっかり完全に復帰してから6月12日のタイトルマッチに臨みたいと思います」

▼野村「6月に青柳が戻ってくるってことで、アジアタッグのベルトは僕らが持ってたベルトなんで。それで返上したって形になってるので。6月12日のアジアタッグ選手権で僕が勝って、あのベルトを取り戻したいと思います」

――2・3横浜文体で消滅したカードが実現することになったが?

▼野村「僕は12日が本当の意味で決着戦だと思ってるんで。あの二人には絶対負けられないし。僕は2回目の対戦になるんですけど、必ずリベンジ、そういう思いです」

▼青柳「2月3日の横浜文化体育館大会でもともとタイトルマッチ、僕らがチャンピオンとして臨むはずだったんですけど、僕のケガで野村さんのパートナーが崔選手に代わってしまったことで、自分のせいで全く意味のないタイトルマッチにしてしまったっていう責任感があるんで、12日のタイトルマッチは必ず僕らが勝って、あのベルトをもう一度、二人で巻きたいと思います」

――アジアタッグを獲って以来、若い力をみせつけてきた中で、返上となってストップがかかったが、再出発の思いがある?

▼野村「もちろん、あの時の続きじゃないけど、僕らが勝つことによっても新しい力が自然と出ると思うんで。あの二人に勝って景色を変えたいと思います」

▼青柳「もちろんチャンピオンのお二人がそれを望んでると思ってるので、僕らがあの二人に代わってプロレス界を盛り上げたいと。あの二人がまだまだタッグチャンピオンとして健在なままだと新しい時代はみせられないですし、プロレス界に新しい風が吹かないと思ってるので、僕らがあのベルトを獲って新しい風を吹かせます」

――野村選手はアジアタッグ決定戦で秋山&永田に敗れ、青柳選手もLION'S GATEで永田選手に敗れており、リベンジという共通したテーマがあるが?

▼野村「もちろんそうですね。あの負けは忘れてないし、あの二人に勝つことが意味あると思うんで、あの二人からベルト獲るってことが意味あると思うんで。まだ一度も勝ったことないけど、次こそは勝ちたいです」

▼青柳「そうですね。リベンジですね。僕は秋山さんとも、永田さんともどちらともシングルで戦って、シングルじゃなくても勝ったことがないですので、このタイトルマッチで勝ってしっかりリベンジを果たしたい、そういう気持ちです」

――復帰前にタイトルマッチが決まり、復帰戦で復調ぶりをみせつける必要があるが?

▼青柳「最低限それは僕がやらないといけないことなんですけど、じゃあ復帰戦で僕が勝っても、その勢いが通じる相手ではないので。そのへんも含めてプレッシャーは感じてますし、その点で言ったら欠場してた期間もありますが、それを感じさせないように、復帰戦では完全復帰してアジアタッグのタイトルに臨みたいと思ってます。先ほど言った通りです」

――現時点でコンディション面での不安はない?

▼青柳「全くないです」

――王者組攻略の糸口をどこに見出す?

▼青柳「あの二人に持ってないものといったら僕らには若さしかないと思ってます。若さと勢いだけで攻略できる相手ではないですけど、向こうチームとこっちチームの違いはそこしかないので、そこを武器にして戦っていきます」

▼野村「若さもそうなんですけど、僕ら結構タッグ組んで長いんで。向こうは即席の部分もあると思うんで。野村&青柳組というのをしっかりと、今までどおりの戦いを見せつければ自然と結果はついてくると思うんで。今まで以上に気合を入れて臨みたいと思います」

――昨日の宮原発言を受けて?

▼野村「凄いこのままじゃいけないって正直に思いましたね。ありがたいお言葉で。もっともっと自分がやんなきゃいけないと思いました」

▼青柳「僕もあの言葉を聞いて身が引き締まりましたし、なおさら今回の12日のタイトルマッチ負けられないなというふうに感じましたね。名指しで3人出てきましたが、あの3人の中で誰が一番早くつくかというのも今後の全日本プロレスにとっての勝負になってくると思うんで。そのことも含めて次の12日のアジアタッグ選手権は必ず勝ちます」

――ジェイク復帰については?

▼青柳「何もないです。おめでとうございます」

▼野村「僕は昨日負けてるんで、あれが始まりだと思ってるんで。残りは僕がジェイクから、ジェイクに勝ちたいと思います」

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