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5/30【NOAH】「原田vs杉浦」一騎打ちがメイン、W-1からイケメン、吉岡参戦 「潮崎vs男盛」も 6・30RATEL'S興行全カード発表

 ノアの“RATEL'S"原田大輔、HAYATA、YO-HEY、タダスケの4選手が30日、東京・後楽園ホール直下の『TGI FRIDAYS 東京ドームシティ店』で公開会見し、RATEL'Sプロデュース興行となる6・30新木場大会の全カードを発表した。

 ノアジュニアの中心にあるRATEL'S初のプロデュース興行。メンバーで相談して全6試合が決まり、そのメインに据えられたのは「原田vs杉浦貴」の一騎打ちだった。現GHCヘビーvsジュニアヘビーの“王者対決"となるが、原田は「そんなシチュエーションは僕にとってはどうでもよくて。ヘビー級では世代交代うんぬんとなってますけど、そこも僕にとっては関係ない」としたうえで、「僕がノアに入団して1年くらいの頃、杉浦貴とシングルマッチで戦って、『このノアでずっとやっていきたい』と思ったんですけど、その理由が『いつかは杉浦貴を倒したい』と思ったからです。あれから4年くらい経って、自分も成長してると思いますし、今だからこそもう一度杉浦貴の前に立って、倒したいと思ったからシングルマッチを組みました」と話した。

 また「HAYATA&吉岡世起vsYO-HEY&黒潮“イケメン"二郎」のタッグマッチも決定。現WRESTLE-1クルーザー級王者でもある吉岡は、HAYATAとはかつて広島のダブプロレスで同門だった。一方でYO-HEYとイケメンはSMASHでつながりがある。

 HAYATAはいつも通り多くを語らなかったものの、YO-HEYは「タッグを組む黒潮“イケメン"二郎、ノリにノってますよね。SMASHの頃から絡みがあったんですが、5月頭にやったASUKAプロジェクトで久々に対戦させてもらって、『これだから今、ぶわっとなってるんだ』ってモノを実際リング上で感じて。自分も正直、そういう(方向性)があるんで、参考じゃないですけど、吸収できたらな…と。闘うんじゃなくて組んでみようと。私が向こうみたいに(ジャケットを)ヒラヒラすんのか、向こうが私みたいにペロペロするんか。その時のお楽しみでございますけど」とイケメンとの“チャラ男コンビ"への思いを語った。

 タダスケは第1試合に登場。「自分が死ぬまでにシングルマッチでやりたいリスト」に入っていたというKAZMA SAKAMOTOとのシングルマッチに臨む。「RATEL'S興行なのに第1試合でRATEL'S誰も出えへんってどうなのかな…ということで、一番手でいかせていただきました」ととも語り、KAZMAとの“クセモノ対決"で「頭使って、第1試合から盛り上げたいと思ってます」と語った。

 このほか男盛と潮崎豪の一騎打ちも決定。原田は「男盛選手は僕が久々に見たいな…と。潮崎選手を選んだのは、ディファカップを見て“この人しかいない"と思ったから」と招へい理由を語った。ディファカップでのコスチュームも含めて“男色殺法"に染まった過去のある潮崎だけに、原田は「何かを期待せずにはいられないと思いまして。むしろなにもしなかったら、それはそれでガッカリかな…」と男盛のトレードマークである“ふんどし"着用を暗に求めるかのようなプレッシャーをかけていた。

 RATEL'Sプロデュース興行の全カードおよび会見での各選手コメントは以下の通り。


【NOAH】6/30(土)東京・新木場1st RING『RATEL'S プロデュース興行』18:00開場、18:30開始

◇第1試合◇
KAZMA SAKAMOTO
vs
タダスケ

◇第2試合◇
宮脇純太
vs
清宮海斗

◇第3試合◇
男盛
vs
潮崎豪

--休 憩--

◇第4試合◇
吉岡世起
HAYATA
vs
黒潮“イケメン"二郎
YO-HEY

◇第5試合◇
進祐哉
Hi69
vs
熊野準
大原はじめ

◇第6試合◇
原田大輔
vs
杉浦貴


【会見の模様】

▼原田「4人でいろいろと話しあって、全部で6試合、カードを組むことができました」

※原田が下記カードを読み上げる

――それぞれの試合に向けた意気込みを

▼タダスケ「対戦相手に選んだ理由と、なぜ自分が第1試合なのか。KAZMA SAKAMOTO選手は“自分が死ぬまでにシングルマッチでやりたいリスト"に入ってます。そしてRATEL'S興行なのに第1試合でRATEL'S誰も出えへんってどうなのかな…ということで、一番手でいかせていただきました」

▼HAYATA「…特になし」

▼YO-HEY「このタッグマッチは、個人的なことで言えば、タッグを組む黒潮“イケメン"二郎、ノリにノってますよね。SMASHの頃から絡みがあったんですが、5月頭にやったASUKAプロジェクトで久々に対戦させてもらって、『これだから今、ぶわっとなってるんだ』ってモノを実際リング上で感じて。自分も正直、そういう(方向性)があるんで、参考じゃないですけど、吸収できたらな…と。闘うんじゃなくて組んでみようと。私が向こうみたいに(ジャケットを)ヒラヒラすんのか、向こうが私みたいにペロペロするんか。その時のお楽しみでございますけど。そして対戦相手、HAYATA、吉岡世起といえば、知る人ぞ知る広島の某団体で同じだった、ちゃんとしたパッパラパーなチーム。そして我々ほんまもんのパッパラパーが当たったら、どんな化学反応を起こすのか。期待しかありませえん」

▼原田「昨日の後楽園で杉浦貴はベルトを防衛して、ヘビー級のチャンピオンvsジュニアヘビー級のチャンピオンだから組んだ一戦……ではなくて、そんなシチュエーションは僕にとってはどうでもよくて。ヘビー級では世代交代うんぬんとなってますけど、そこも僕にとっては関係ないかな、と。僕がノアに入団して1年くらいの頃、杉浦貴とシングルマッチで戦って、『このノアでずっとやっていきたい』と思ったんですけど、その理由が『いつかは杉浦貴を倒したい』と思ったからです。あれから4年くらい経って、自分も成長してると思いますし、今だからこそもう一度杉浦貴の前に立って、倒したいと思ったからシングルマッチを組みました」

――それぞれのカードはそれぞれが決めた?

▼原田「そうですね。みんなでどういう選手とやりたい、どんな選手がみたいとか案を出し合って決めました。僕一人ではなく、全員で決めました」

――試合以外にRATEL'S興行ならではの催しは考えている?

▼原田「グッズですね。今回の興行を記念していろんなグッズを出したいなと」

――吉岡選手は現W-1クルーザー級王者でHAYATAとは広島のダブプロレスで一緒だったが、負けたくない気持ちがあるのでは?

※HAYATAが何やらYO-HEYに耳打ち

▼YO-HEY「ふむふむ…あんま興味ないんですけど、同じ広島でやってたからには、俺が一番やんちゃしてたって…ふむふむ…すみません。なんか下ネタ言ってるんで(笑) たぶん組むけど負けたくないと思うし、相手がポンコツイケメン二郎とポンコツYO-HEYなんで絶対負けたくないと、すごい闘争心が左耳の穴から伝わってきます」

――イケメンは会場の空気を一気に持っていくが、RATEL'S興行でも主役を取りにきそうだが?

▼YO-HEY「もちろんRATEL'S興行なのにアイツの波にさらわれる…っていうのはちょっと…というのはあるんですけど、WinWinなことを言わせてもらえば…え〜っと、このなかで黒潮“イケメン"二郎を生で観たことある人は? ほぉ〜結構いるんですね。一回、アイツの味みたいなものを知って欲しい気持ちもあるし、それに負けたくないじゃないけど、良い意味でワタシの空気にしていく…みたいな張り合いも感じてもらえたら、ということも課題にやっていきたいと思います」

――以前杉浦と一騎打ちをやった時から、どこが成長して、どうそれをぶつけたい?

▼原田「1回目は佐世保でやって、2回目はラゾーナ川崎で。そこから自分自身も“強くなりたい"という気持ちから、杉浦貴、KENTAがいるNO MERCYに入りましたし、そこからジュニアのチャンピオンにもなって。自分のなかでもあの時とは力も経験も違うと思ってます。だから杉浦貴に何かをぶつけたい…っていうのは一切ないです。倒したい。その気持ちが一番」

――まず勝つことが最優先で、そのうえで戦いや強さをフルに見せつけるような試合をしたい?

▼原田「そうですね。倒しにいく姿勢、っていうのを見てもらいたいと思います」

――タダスケ選手はなぜKAZMAが戦いたいリストに入っていた?

▼タダスケ「自分が憧れだったWWEに上がったことがあるということで。デビューして一瞬(KAZMAと)抗争していた時期があって。大阪プロレスの時なんですけど、デカいレスラーっていうのはそんなにいなくて。この人面白いな…って思って、いつかやりたいな、と思っていて」

――インサイドワークに長けた選手だが、頭を使った勝負でも負けたくない?

▼タダスケ「まさにそっちのほうで勝負したいですね。頭使って、第1試合から盛り上げたいと思ってます」


――なぜ男盛と進を招へいした?

▼原田「男盛選手は僕が久々に見たいな…と。ピンと来てない人はここで調べてもらったら分かると思います(笑) 潮崎選手を選んだのは、ディファカップを見て“この人しかいない"と思ったからです。男色ディーノとやってる姿をみて、何かを期待せずにはいられないと思いまして。むしろなにもしなかったら、それはそれでガッカリかなと…。進選手に関しては僕は絡んだことはないですが、3人が絡んだことがある…ということで、見てみたいなと思いました」

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