プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/18【NOAH】復権へ原点・東北で拳王先制 1週間で杉浦の弱点「必ず見つける」

『Navig. with Emerald Spirits 2018』宮城・宮城野区文化センター(2018年6月18日)
○拳王&小峠篤司&清宮海斗vs杉浦貴&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム×

 6・26後楽園大会のGHCヘビー級選手権試合に向けて挑戦者・拳王が“原点"東北で先制。残り1週間で杉浦の“弱点"を「必ず見つける」と宣言した。

 6・10後楽園大会で清宮との次期挑戦者決定戦を制し、“復権"に向けて動き出した拳王。この日の仙台大会ではメインで杉浦相手の前哨戦に臨み、のっけからフルスイングのエルボーとミドルキックを交錯させて激しい火花を散らした。中盤過ぎにも顔面蹴りをことごとく避けあうハイスピードな攻防を展開、再び猛打戦で肉体を削り合った。

 終盤には二人がかりのヨネ&ストームに押し込まれて窮地に陥った拳王だったが、ファンキーバスターボムは清宮がミサイルキックで阻止。新世代の同志に救われた拳王も、杉浦を変型ブレーンバスターで排除したうえで、ストームにこん身の蹴暴(ランニングローキック)を叩き込み、最後は必殺のダイビング・フットスタンプで急降下して3カウントを奪ってみせた。

 みちのくプロレス出身の拳王が“原点"東北で先制。マイクを握ると「おい、杉浦貴。いや! “今だけチャンピオン"の杉浦貴。俺から奪ったそのベルト、6月26日、後楽園ホールで返してもらうからな。そして! プロレスリング・ノア=杉浦貴。その時代も終わらせてやる!」と宣告して大会を締めくくった。

 ノア新世代の旗手として今年を迎えながらも、3・11横浜文体大会で杉浦に敗れて王座から陥落。“変化"がなければ杉浦の牙城は崩せないのは承知のうえだ。「あいつの強さは理解したうえでやり合ってる。今週1週間、何回か当たるだろ?そこであいつの“穴"を見つけて俺がベルトを奪う」と拳王。本番までの1週間・4大会で“杉浦の弱点"を必ずつかんで“復権"へと結びつける。


【試合後の拳王】
――前哨戦を振り返って?

▼拳王「3ヶ月前にやった時から、あいつの強さは理解したうえでやり合ってるんで。何ひとつ変わりはないなと思うんで、これからどんどん、あいつの“欠けているところ"を前哨戦で探していきたいなと思ってる」

――横浜文体での敗戦を生かして弱点を見つける?

▼拳王「もちろん。あの時は前哨戦でやらなかった技で追い込まれた。だけどな、俺にも奥の手はあんだぞ?って。そのうえで、今週1週間、何回か当たるだろ?そこであいつの“穴"を見つけて俺がベルトを奪う。俺は何も考えてない中途半端なレスラーとは違うんだよ。体と体でぶつかっていくだけのレスラーじゃねえんだよ。頭を使って、体も鍛えて必ず! ベルトを獲り返してあyる。そしてノアを俺の時代にしてやる」

プロ格 情報局