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6/20【全日本】世界タッグ前哨戦で崔がベルト持参せず…諏訪魔激怒で大乱闘

☆『2018ダイナマイトシリーズ』北海道・釧路青雲台体育館(2018年6月20日)
○ジェイク・リー&崔領二&ディラン・ジェイムスvs諏訪魔&石川修司&佐藤光留×

 世界タッグ前哨戦は崔と諏訪魔の大乱闘で幕を開けた。

 6・30新札幌大会で世界タッグ戦を争う王者組・崔&ジェイムスと、挑戦者組・諏訪魔&石川。この日、前哨戦が幕を開け、6人タッグで両陣営が激突した。

 崔は前哨戦にもかかわらず、世界タッグではなくアジアヘビー級のベルトを持参。これが戦況を決定づけることになった。これを見た諏訪魔は不快感をあらわ。喧嘩腰で崔に突っかかってショルダータックルで突進。崔にみせつけるように石川との連続技・境川をジェイクにさく裂させる大暴れをみせた。試合はジェイクがバックドロップで佐藤を撃破し、王者組に軍配が上がったが、その間、崔と諏訪魔が場外で大乱闘。激しく殴り合うと、諏訪魔は客席になだれ込んで崔の首を絞め、それでも収まらずイスやプラ柵を投げつけ、崔につかみかかろうとしたた。

 諏訪魔は怒りの導火線に火がついた。「むかつく崔領二おめぇ! ベルト持ってきてないぞお前。何のために俺、青コーナーに立ってんだよ?」と怒声を上げて疑問符をつけると、「あれで俺、火ついたよ。崔領二狙ってやる。世界タッグの前にぶっ潰してやるからな!」と宣言。世界タッグ戦へ向けて崔の首に照準を定めた。

 対する崔は冷静そのもの。「彼はここ一番が強くて、アマチュアの実績も日本一になっただけあって、力も別格」と諏訪魔を評し、暴走大巨人の強さも認める一方で、「単純にどっちが強いかだけじゃないですかね。俺たちも負けてないし、現にチャンピオンだし、俺は今、3冠だし」と豪語。「全日本プロレスを代表するタッグは俺とディランでいいんじゃないか」との自負もあり、「間違いなくこれで何かつかめるんじゃないかなと思うんで、こいつら攻略したら」と暴走大巨人返り討ちでそれを確立させる構えをみせていた。

【崔の話】「(世界タッグ前哨戦が始まり、諏訪魔と喧嘩腰でやり合ったが?)実は諏訪魔とチャンピオン・カーニバルでも全く別ブロックでシングルで一回もやったことないんですね。全日本プロレスの中で実はシングルの経験がなくて、一番手の内を知らないというか、2年参戦してるけど、わからないのが諏訪魔で。今日やってみたけど、やっぱりね、彼はここ一番が強くて、アマチュアの実績も日本一になっただけあって、力も別格だし、そういうところがあるんで。でもポテンシャルがどっちが高いかというと、それはやってみないとわからないんで。チャンピオンに挑戦するにふさわしい二人じゃないですかね、確実に。あの二人しか今いないでしょう、どう考えても。うれしいですね、あの二人であってくれて。(個々の強さがあって攻略しづらいチームといえそうだが?)動きもかみ合ってますからね、あの二人。仲いいんだろうなというのはすごく思うし。単純にどっちが強いかだけじゃないですかね。俺たちも負けてないし、現にチャンピオンだし、俺は今、3冠だし。違う形の3冠だけど、物凄く価値があると俺は思ってるんで。間違いなくこれで何かつかめるんじゃないかなと思うんで、こいつら攻略したら。全日本プロレスを代表するタッグは俺とディランでいいんじゃないかなと思うんで。そこかなと思いますね」

【ジェイムスの話】「諏訪魔、お前はベビーか? まるでジャイアントベビーだな。札幌まで待ってろ。俺たちがお前らを止めてやる。何の問題もない」

【諏訪魔の話】「むかつく崔領二おめぇ! ベルト持ってきてないぞお前。何のために俺、青コーナーに立ってんだよ? おかしいな。あれで俺、火ついたよ。世界タッグのベルト持ってこないでアジアヘビーのベルト持ってきた。腹立った。火ついた。崔領二狙ってやる。世界タッグの前にぶっ潰してやるからな!」

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