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6/29【WWE】ピコ太郎さんとの“世界共演"も実現 女帝アスカがさらなる新記録ゲットへ意欲

 日本公演のため来日した“女帝"アスカが29日、日本メディア向けのグループインタビューに応じ、タレント・ピコ太郎さんとの“世界共演"も実現した。

 1年ぶりの帰国となったアスカは、温泉や吉本新喜劇を楽しんで久々の日本を満喫。この日はツイッター上で交流があったピコ太郎さんとの初対面が実現し、ともに“PPAP"ポーズを決めてみせた。

 大のプロレスファンだというピコ太郎さんは“アスカ愛"を力説。「アスカさんのファイトスタイルが素晴らしい。アスカロックもかつての前田日明さんのチキンウイングフェイスロックをアスカさん流にアレンジされて。入り方がかっこいい。入場も素晴らしい。ミステリアスに出てきて、ゆっくり面を外してリトルスマイル。そこに歌舞伎も能もロックも入っていて、すべてがアスカのなかで(※ペンをリンゴに刺すしぐさで)ウンッ!って感じなんですね」と語り、「アメリカ国内では大谷翔平より有名だと思います。これは日本の方、分かったほうがいいと思います」とも強調した。

 日本公演を前に“世界的エンターテイナー"同士でエールを交換しあったアスカは「日本の団体に所属することは一生涯ないので、このWWEの日本公演というのは唯一、日本で私の試合が見られる機会。私も楽しみ」と改めて腕まくり。

 すでに女子の枠を超えてWWEのトップスターの一員にまで上り詰めたアスカだが、まだまだどん欲だ。女子カテゴリが拡大傾向にあるWWEにおいて、“競争"はさらに激しくなりそうだが「こっちに来たらほんとポジション取り(合い)ですからね。どんだけWWEに関わるすべての人たちから認められるか。だからレッスルマニアもそうですけど、そこでシングルで女子でしかもタイトルマッチが組まれて…っていうのは“信頼を勝ち取ったな"と思えたこと」と回顧。

 さらには「デビューしてから無敗連勝記録があって、超えることができないと言われていたゴールドバーグの記録も100以上超して、王座保持も510日行って、女子版ロイヤルランブルで初代優勝をしましたし、数々の記録も手にしましたから。確かにタイトルを獲ることも重要なんですが、それだけやったらインパクトがないっていうか。それだけでは活躍した証明にはならないと思っているので、歴代のチャンピオンもたくさんいますし。その中で歴史を手にするっていうのは、一人に一度あるかないかだと思ってるので。歴史に名を残さないといけないと思ってますし、世界のプロレスの一部にならないといけないと思ってます。そこにはやっぱり記録が必要。そんなたくさんの記録を持った私がチャンピオンになったらどうなんねん…ってところだと思います」と、さらなる新記録ゲットへ意欲。まずは所属するスマックダウン女子王座の獲得を目指す。

 一方でここに来てカイリ・セイン(宝城カイリ)に続いて紫雷イオのWWE入りも濃厚に。日本からWWEを目指す女子選手もいっそう増えそうな状況ではあるが、「どんどん来てもらったらいいなと思ってます。ただ、私と比べられたりすると思うんで大変かな、とは思いますけどね。数々の記録を作ってきた私がいてるんで。それを超えてやるって気持ちでくれば、WWEユニバースだったり、WWEのためにもなると思うんじゃないかなと思います」と話していた。

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