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6/29【WWE】ヒデオが日本公演初勝利 ベンジャミン丸め込む

『WWE Live Japan』東京・両国国技館(2018年6月29日)
〇ヒデオ・イタミvsシェルトン・ベンジャミン×

 ヒデオが“日本公演初勝利"を手にした。

 当初はミズとの一騎打ちに臨む予定だったヒデオだが、中邑の欠場やビッグ・キャスの解雇の影響に伴い、急きょ来日したベンジャミンと一騎打ち。“元鈴木軍"vs“元ノア"の対決がWWEで実現した形でもあった。

 ヒデオにはのっけから“ヒデオコール"が送られたが、ベンジャミンが序盤からパワーで押しまくって主導権。強烈なボディスラムを連発されたヒデオだったが、闘志あふれる表情で屈さず。逆にフロントハイキックで反撃するや、トップロープに落とすスイング式のフェイスバスターを繰り出し、得意のダイビングラリアットにつなげてみせた。

 好機に場内は“go 2 sleep"コール。ヒデオも応えて担ぎ上げたものの、ベンジャミンは着地。ならばとキック&ローリングチョップのコンボからブサイクへのヒザ蹴りを狙ったものの、なおもベンジャミンは避けて逆片エビ固めへと持ち込んだ。

 ロープをつかもうとしたところで引きずり戻されたヒデオだったが、ならばと巧みに首固めで丸め込み、これがギリギリで3カウント。日本公演での“初勝利"を手にした形となった。

 歓声に応えながらヒデオは足早に花道を下がったが、すかさずベンジャミンがマイクを握る。「俺は負けてねえ。ピンピンしてるぜ」と日本のファンを罵倒しながらアピールしたが、そこへ今度は“パーフェクト10"ことタイ・デリンジャーがサプライズ登場。そのままシングルマッチへと突入した。

 迷わずベンジャミンが奇襲したが、デリンジャーも追撃を回転エビ固めで丸め込んで再びギリギリで3カウントを奪取。まさかの“2連敗"となったベンジャミンをヨソに、得意の“10"ポーズを連発しながら引き上げていった。

プロ格 情報局