6/30【NOAH/RATEL'S】潮崎が男盛初体験 GHCヘビーへ「怖いものなくなった…」
『RATEL'S プロデュース興行』東京・新木場1st RING(2018年6月30日)
〇潮崎豪vs男盛×
潮崎がRATEL'Sプロデュース興行で愛のふんどし戦士・男盛を初体験。GHCヘビー級王座挑戦へ「怖いものがなくなった」と自らに言い聞かせた。
昨年のディファカップで“男色化"を遂げたことを評価(?)され、RATEL'S興行で男盛との一騎打ちが組まれた潮崎。のっけから、ふんどしの“食い込み"を見せつけられ、逆水平を叩き込んでも「あぁ…」と恍惚の表情。男盛の男性ホルモンに満ちたファイトに翻ろうされまくった。
中盤過ぎには尻を蹴り飛ばしたが、その拍子に男盛は放屁…。「くさっ!」とのけぞった潮崎の顔面に、男盛のヒップアタックがめり込むと、場内は悲鳴と笑いが交錯する。
めげずに潮崎も男盛をコーナー上に固定するや、尻めがけてマシンガンチョップを発射したものの、男盛も女子プロ式のブリッジでキックアウトして再び“食い込み部分"を見せつけられて閉口、逆にジャイアントスイングでぶん回された。
だが、ムーンサルトを狙った男盛は自らバランスを崩して股間からトップロープに落下。相手の自爆に救われた潮崎もパワーボムを狙う。リバースされてもふんどしを引っ張って回転エビ固めで丸め込んだ。男盛の両肩はマットについていたものの、男盛の“男盛"が見えるか見えないかのきわどい状況となったため、西永レフェリーが“危険"と判断して試合を止め、「男盛のもろ出しによる反則負け」との裁定が下された。
強烈な“初体験"となった潮崎は、「RATEL'S呼んでこい」とカードを組んだRATEL'S勢に憤ったものの、「また一つ、自分のプロレスの中に強烈な、忘れがたい、苦い、悲しい、そして悔しい思い出ができました」と肩を落とした。
8・18川崎大会でのGHCヘビー挑戦も決まったばかり。「これで怖いもの無くなったよ! そう前向きにとらえるしかないですね」と自らに言い聞かせるように語った潮崎だったが、「WWEの裏で俺はいったい……」とつぶやきながらトボトボと控室へと消えていった。
【試合後の潮崎】
――RATEL'S興行でとんでもない相手と当てられたが…
▼潮崎「もぉ〜! とんでもないよ〜もぉ〜! 誰だよRATEL'S。RATEL'S呼んでこいって(笑) もぉ〜〜…。(※手を広げながら)見てよ、これ。さっき毛がついてたんだよ、毛が! なんの毛だよ…」
――ディファカップでの男色ディーノとの絡みを高評価されての今日だったようだが…?
▼潮崎「評価されてって…(笑) 高評価をいただけたのであればうれしいですけど…!」
――いろんな技の直撃を食らってきたと思うが…
▼潮崎「直撃も直撃だよ! まぁでも…これでまた一つ、自分のプロレスの中に強烈な、忘れがたい、苦い、悲しい、そして悔しい思い出ができました。タイトルマッチが決まって一発目でしたけど…ハイ」
――ある意味これでGHCヘビーに向けて…
▼潮崎「うん、これで怖いもの無くなったよ! そう前向きにとらえるしかないですね。普段対戦できない選手とやれた…ってことで良かったっす。WWEの裏で俺はいったい……」
