6/30【全日本】24時間後一騎打ちへジェイクが宮原に通告「この天井みせてやる」

☆『2018ダイナマイトシリーズ』北海道・ホテルエミシア札幌(2018年6月30日)
○宮原健斗&ヨシタツ&野村直矢vsジェイク・リー&岩本煌史&佐藤恵一×

　ジェイクが宮原相手に複合関節技を試し斬りし、一騎打ちへ向けて「明日お前にこの天井みせてやるよ」との通告を突きつけた。

　長かった北海道巡業も今回の新札幌2連戦でいよいよ終了。最終戦のメインイベントでは三冠王者・宮原とSweeperリーダー・ジェイクのスペシャルシングルマッチが組まれている。シリーズ中も前哨戦を戦ってきた二人だが、決戦前日とあってかこれまで以上に積極姿勢でしのぎを削った。

　宮原がフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキックと得意の連続攻撃を浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺せば、ジェイクはブラックアウトを回避。次の瞬間、スクールボーイで転がすと、変型逆片エビ固めで捕らえ、宮原を苦もんさせた。

　最後は宮原がジェイクのパートナー・恵一をジャーマンで料理。試合後、マイクを持ったジェイクは「オイ宮原健斗! 明日お前にこの天井みせてやるよ」と強気に言い放ってみせた。今シリーズから始動したSweeperだが、まだ成績は芳しくない。「まずチームを引き上げる、そのために俺個人の力をみせていきたいんでね」と見据えたジェイクは、三冠王者・宮原狩りをSweeper躍進の第一歩とするつもり。複合関節技の手応えも「あぁ、もうちょいだね。大丈夫。それは本番になったら絶対できるようになると思うんで」と悪くはない。「どんな形でも入れるように、どういうふうな状況でも極められるように頭をフル回転してるんで、大丈夫」と言い切った。あとは明日を迎えるのみ。ジェイクは万全の出撃態勢で宮原に下剋上を迫る。

【宮原の話】「よっしゃあ。来たね、ついに来たか、この日が。この戦いが決まってから、実を言うとジェイク・リーというものが頭から離れることはなかったぞ。ついに来たぞ。7月1日だ。7月1日どんな日になるんだ? 特別スペシャルシングルマッチだ。特別な日にするんだ。全日本プロレスにとっても、プロレス界にとってもな。7月1日、さぁ明日どうなる?」

【ジェイクの話】「チームの負け、それは俺個人の負けでもあるんで、そこはとらえて、佐藤恵一って選手を自分自身と一緒に引き上げていきます。それよりもまずチームを引き上げる、そのために俺個人の力をみせていきたいんでね。まずは明日の宮原健斗戦。俺は絶対に彼から獲って見せる。(複合関節技を初めて宮原に決めたが手応えは?)あぁ、もうちょいだね。大丈夫。それは本番になったら絶対できるようになると思うんで。どんな形でも入れるように、どういうふうな状況でも極められるように頭をフル回転してるんで、大丈夫じゃないですかね」