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7/5【全日本】4強タッグ対決は熱戦ドロー 宮原がゼウスの「立て」発言で着火

☆『BS11 presents GROWIN' UP vol.13』東京・新木場1stRING(2018年7月5日)
△宮原健斗&諏訪魔vsゼウス&ジェイク・リー△

 三冠王者・宮原が次期挑戦者・ゼウスの発言に珍しく怒りの感情をあらわに着火した。

 この日のメインイベントは「七夕直前スペシャルタッグマッチ」。大会開始前にファンによる抽選で組み合わせが決まり、宮原は普段敵対している諏訪魔とタッグを結成し、ゼウス&ジェイクと対戦した。

 全日本4強タッグ対決と言える一戦は白熱。中でも宮原は7・29大阪での三冠戦へ向けてゼウスと火花を散らした。中盤には相手チームの足攻めに苦もんし、ゼウスのヒザ十字固めで追い込まれたものの、ジャーマンで逆襲。その後は7・1新札幌での一騎打ちの続きとばかりにジェイク相手に白熱した攻防を展開。激しいエルボー合戦で意地を張り合い、打撃の雨を降らせるジェイクのバックドロップを食い止め、ブラックアウトを連射。ジャーマンでジェイクを投げ、ブラックアウトをぶち込んだものの、タイムアップを告げるゴングが鳴らされた。

 試合後はさすがに4者とも疲労困ぱい。しばし倒れ込んだが、ゼウスのマイクが三冠王者を刺激した。コーナーでへたり込んだままの宮原に対し、「オイ、いつまで寝転がってるんや? チャンピオンやろ? 立ち上がらんかい」と言い放ってきたのだ。これには最高男も「今、ゼウスがよ、俺に『立て』なんて口利きやがってよ。このプロレス界の先頭を走る最高の男に向かって立てだなんてよ、珍しくちょっと怒っちゃったよ」と憤慨。バックステージでも「威勢いいじゃねぇか、ゼウス。ただ、このプロレス界最高峰の男に立てと言ったこと、よく覚えとけよ。俺は本気だぞ」と通告した。

 本人が言うように、宮原が感情を表に出すのは極めて珍しい。「立てと言ったなゼウス。29日はまるっきり同じこと言ってやろうか? 大阪がホーム? 俺は日本がホームだ。その違いをみせつけるからな」と言い切った宮原は7・29大阪決戦へ向けて完全に火がついたようだった。

【宮原の話】「来たぜ、ついに来たぞ。7月29日、大阪ついに来たぞ。ゼウス、お前は今日、俺に立てと言ったな。立てよと言った。確かに聞こえたぞ、俺の耳に。威勢いいじゃねぇか、ゼウス。ただ、このプロレス界最高峰の男に立てと言ったこと、よく覚えとけよ。俺は本気だぞ。三冠チャンピオンの怖さを29日まで知ることになるぞ。立てと言ったなゼウス。29日はまるっきり同じこと言ってやろうか? 大阪がホーム? 俺は日本がホームだ。その違いをみせつけるからな。俺はプロレスの神様と会話できる男だ。託された男だ。ここで立ち止まるわけにいかねぇ。7月29日だ」

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