7/5【全日本】岩本&TAJIRIが好連係で青木&佐藤に快勝、Jr.タッグリーグへシングル王座戴冠誓い合う
☆『BS11 presents GROWIN' UP vol.13』東京・新木場1stRING(2018年7月5日)
○TAJIRI&岩本煌史vs青木篤志&佐藤光留×
岩本&TAJIRIが好連係を連発し、青木&佐藤との前哨戦に快勝。8月のジュニアタッグリーグ戦へ向けてシングル王座戴冠を誓い合った。
この日のセミファイナルは「The Road to Jr.TAG BATTLE OF GLORY」と題された青木&佐藤と岩本&TAJIRIによるジュニアタッグリーグ前哨戦。2月のジュニアリーグ戦での対戦をきっかけに意気投合した岩本とTAJIRIが存在感をみせた。
TAJIRIは佐藤相手に互角のグラウンド戦を展開。岩本も相手陣営の腕攻めに苦もんしながらも、青木を一本背負いや孤高の芸術で投げまくった。個々の力だけではなく、タッグチームとしての連係も披露。終盤、青木相手にダブルスパインバスター、ダブルストマックブロック、ダブル低空ドロップキックを立て続けにズバリと決めた。そして最後は岩本の劣勢をTAJIRIがグリーンミストで救出すると、バズソーキックで佐藤を料理した。
3度の優勝経験を誇る青木&佐藤との前哨戦に快勝。岩本&TAJIRIがタッグリーグへ向けて好感触をつかんだ。岩本がSweeperに属したことで、二人は“この夏限りのタッグ"と定めている。タッグリーグの前には7・15後楽園大会で岩本が世界ジュニア王者・青木、TAJIRIがGAORA TV王者・秋山にそれぞれ挑戦する大一番も控えている。「岩本君はSweeperで俺はしがないフリーだから、きっとこの夏しか一緒になれないんだよ。ひと夏のかげろうだと思うんだよ。そのひと夏のかげろうを精一杯、夏を生きるために7月15日、どっちもベルトを獲って、8月からひと夏のかげろうとして燃焼しよう。そしてはかなく散るしかない」とTAJIRIが呼びかけると、岩本も「自分もせっかちなんで、チャチャっと結果を出して、TAJIRI&岩本組凄ぇんだぞって。忘れられたくないけど、またみんなの記憶がどっかいったところで、またできたらそれもそれで最高」と呼応し、優勝の2文字を見据えた。
期間限定合体を最高の形で飾るためにも二人は7・15後楽園大会でまずシングルベルトを戴冠あるのみ。それを手土産にジュニアタッグリーグ戦優勝まで駆け抜けるつもりだ。
【試合後の岩本&TAJIRI】
▼TAJIRI「何かあの二人の圧力は凄いね」
▼岩本「やばかったですね。正直、Jr.TAG BATTLE OF GLORYももちろん大切な意味合いのある試合だった。でもl一番目の前にあるのは自分が世界ジュニア、TAJIRIさんはGAORAというのがあって、青木さんを意識しすぎてたら光留さんも侮れない。今日のカード、僕以外全員世界ジュニア巻いてるんですよ。その中で自分がどんだけできるかじゃなくて、もうやらなくちゃいけないんですよ。今日はTAJIRIさんに助けてもらったですけど、後楽園はそうはいかない。まだあと10日、時間がある。やれることやって、できるようになるのはホントわずかだけど、この10日を自分は無駄にしないですし、ジュニアタッグにも必ずつなげます」
▼TAJIRI「7月15日、俺はGAORAを巻くから、岩本君は世界ジュニアを巻いて、そして8月にまた会おうよ。そして俺たちは岩本君はSweeperで俺はしがないフリーだから、きっとこの夏しか一緒になれないんだよ。ひと夏のかげろうだと思うんだよ。そのひと夏のかげろうを精一杯、夏を生きるために7月15日、どっちもベルトを獲って、8月からひと夏のかげろうとして燃焼しよう。そしてはかなく散るしかない」
▼岩本「最高にスタートして、最高に華麗に散ろうと」
▼TAJIRI「悲しい定めのタッグチームだな(苦笑)」
▼岩本「でもダラダラやるよりはいいと思います。自分もせっかちなんで、チャチャっと結果を出して、TAJIRI&岩本組凄ぇんだぞって。忘れられたくないけど、またみんなの記憶がどっかいったところで、またできたらそれもそれで最高だし」
▼TAJIRI「そうだね。だからみんな大人になった時さ、子供のあの頃の夏休み、そういえばああいういい人がいたなって思い出す感じ。昔好きだった女の子とか。そういう感じに持っていきたいな」
▼岩本「そうですね。出だしは好調かなと。初めてやった連係もなんとかうまくいけたし。やっぱ北海道巡業中によく何度も言ったから飲みニケーションがいい方向に作用してますね」
▼TAJIRI「けど、ウチらの夏はもう始まってるから。どう見てもウチらが主役になるよ」
▼岩本「出場選手発表前から、TAJIRI&岩本組じゃなかったかもしれないけど、もう始まる前から話題は俺らですよ」
▼TAJIRI「別に主役になりたいわけじゃないけど、なぜかなっちゃったみたいな。ひと夏はかなく散ろう」
▼岩本「そうですね」
