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7/7【NOAH】Jr.タッグリーグ開幕 日高が原田撃沈、ZERO1コンビがノアジュニア総ナメ宣言

『第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦』新潟・月岡ニューホテル冠月(2018年7月7日)
第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦公式戦 ○日高郁人&菅原拓也vsタダスケ&原田大輔×

 ノア夏の風物詩『グローバル・ジュニアタッグリーグ戦』が開幕。ZERO1の日高が、いきなりGHCジュニアヘビー級王者・原田を粉砕し、リーグ戦制覇、GHCジュニアタッグ王座戴冠、そしてGHCジュニア王座戴冠をも見据え、ノアジュニア総ナメを宣言した。

 開幕戦メインで“外敵"日高&菅原がいきなり強烈な結果を出した。原田&タダスケのRATEL'Sコンビと対決し、序盤から一進一退の熱戦を展開。中盤過ぎに見せ場を作ったのは原田&タダスケで、合体ニーアッパーで日高を止めて原田がターンオーバーニーをさく裂。続けてラリアット&片山ジャーマンの合体技で仕留めにかかった。

 だが、これが痛恨の誤爆。逆に菅原が飛び込んでZERO1コンビが一体となって原田に襲い掛かる。まずは菅原が左ビンタ→垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、菅原の低空ドロップキック&日高の裏DDTの合体攻撃も発射。さらには日高の“巻き戻し式"フライングニールキックと菅原の延髄斬り、菅原の十三不塔&日高の石見銀山…と強烈合体技を連発した。

 タダスケのカットが間に合ったが、菅原が場外に排除してトぺ・スイシーダで足止め。窮地の原田も日高必殺の石見銀山を着地し、吸い込み式の変型前方回転エビ固めで逆転3カウントを狙ったものの、日高もキックアウト。逆に起き上がりざまに野良犬ハイキックをクリーンヒットさせた日高が、必殺の石見銀山をぶっ放して3カウントを奪ってみせた。

 ZERO1コンビとしてジュニアタッグリーグ戦初戦を飾ったばかりか、GHCジュニア王者の原田からも直接ピンフォール勝ち。勝利者賞の新潟米を手に、喜色満面でマイクを握った日高は「シングルにチャンピオン倒したぞ〜! おい原田、タッグリーグ取ってタッグのベルト獲ったら、次はお前だからな。このジュニアタッグリーグ優勝してジュニアヘビー級タッグ、そしてシングルのベルトもZERO1に持ち帰って、ノアとZERO1のジュニアをもっともっと面白くしてやるよ」と宣言。リーグ戦のみならずGHCジュニア二冠獲りすら見据え、ノアジュニア総ナメの野望へと走り始めた。

【試合後の日高&菅原】
▼菅原「(※セコンドに就いていた大原に)原田ってシングルのチャンピオンだろ?」

▼大原「そうです」

▼菅原「ほーら!」

▼日高「相当、アゴを打ち抜かれたけど、最後は逆に石見銀山でアゴを打ち抜き返してやったよ」

▼菅原「ナイス銀山!」

▼日高「このまま獲ろうぜ。だって挑戦受けざるを得ないよね? 今日のアレだったらね? 大原君」

▼大原「そうっすよ。その先も見据えた感じの良い展開っすよ。後につながってきますよ」

▼日高「俺たちの目的はこのタッグリーグだけじゃないから。このタッグリーグを獲って、ベルトをZERO1に持ち帰る。そこまでが俺たちの目的だから。一戦も取りこぼすことなく持ち帰りたいと思います」

――シングルもタッグもノアジュニアのベルトをすべてZERO1に持ち帰る?

▼日高「一つひとつ持ち帰りますよ。リーグ戦も、ジュニアタッグも、そしてシングルも」

▼菅原「順序を追って、ぜ〜んぶいただきます。ZERO1に」

――ノアのリングでも歓声があったが?

▼菅原「アウェイのほうが燃えるけどね」

▼日高「ブーイングのつもりで来たのに拍子抜けだね」
▼菅原「(※大原に)優しいね、ノアね」

▼大原「実力者って知られてますからね」

▼菅原「またまた〜(笑) ヨイショしない、ヨイショしない」

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