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7/13【新日本】史上3人目のIWGP王者優勝へオメガ「全てが防衛戦と思って挑む」、飯伏悲願の初優勝へ「結果を残します!」 『G1 CLIMAX 28』直前会見

 『G1 CLIMAX 28』直前会見が13日、東京・元赤坂の明治記念館で行われ、リーグ戦に出場する全20選手が出席。史上3人目となるIWGPヘビー級王者による優勝を狙うケニー・オメガが「全てがタイトル防衛戦だと思って挑まなければいけない」との覚悟を口にすれば、同じBブロックとなった盟友・飯伏幸太は「結果を残します!」と悲願の初優勝を誓った。

 新日本真夏の祭典・G1の季節が今年もやってきた。明日7・14大田区大会での開幕を翌日に控えたこの日、出場全20選手が出席しての直前会見が行われ、過酷なリーグ戦へ向けた意気込みを各選手が語った。

 2016年優勝者で3度目の出場となるオメガは今年、IWGP王者として真夏の栄冠獲りに挑む。過去IWGP王者がG1を制したのは95年の武藤敬司、2000年の佐々木健介のみ。オメガが2年ぶり2度目の優勝を成し遂げれば18年ぶり史上3人目の快挙となる。「チャンピオンであるということの責任感、重さというものを全て背負ってこのG1を戦うことになる」と言い切ったオメガは、「全てがタイトル防衛戦だと思って挑まなければいけない」との覚悟を口にした。頂点の証であるIWGP王者に君臨する今、G1も制すれば完全無欠のトップに立つことができる。「ファイナルまで勝ち上がっていく能力は自分の中に絶対にある」と確信するオメガは、「自分の心身全てを投げ出して戦う覚悟はできている」との決意を示した。

 一方、ゴールデン☆ラヴァーズの盟友・飯伏も同じBブロックにエントリーされた。G1は2年連続4度目の出場。過去3回は優勝はおろか決勝進出すら果たせていない。ヘビー級に転向してから間もなく4年が経過。その間、2015年のNEW JAPAN CUPに優勝してはいるものの、飯伏に言わせれば「何一つ結果が残っていない」というのが本音。だからこそ、この日の会見で開口一番、「結果を残します!」と高らかに宣言し、G1初制覇を見据えた。

 そして注目されるのが8・11日本武道館で実現するオメガとのゴールデン☆ラヴァーズ対決だ。両者の一騎打ちは2012年8月18日、DDT武道館大会(飯伏が勝利)以来。所も同じ武道館で6年ぶりに実現するGL対決へ向けて「昔戦ったケニー・オメガと今のケニー・オメガでは全然違うと思っているので。IWGPヘビーのチャンピオンと戦う、そういう気持ちでいきたい」と言い切った飯伏はIWGP王者撃破で初優勝へ向けたラストスパートをかけるつもりだ。

【会見の模様】
▼棚橋「百年に一人の逸材・棚橋です。今回のG1で17年連続17回目の出場。ということは高校野球、夏の甲子園に出る高校球児たちが生まれた時からG1に出てる。感慨深いものがあります。で、ライバルが誰とか、注目選手が誰とかっていうのはもうね、17回も出てると特に挙げる必要もないかなと。強いて大きな流れ、今のマット上の流れにあらがうという意味で、ライバルは新日本プロレス、注目選手は棚橋。ちょっくら優勝してきます」

▼真壁「真壁刀義です。俺毎回毎回、この壇上について抱負とか抜かしてるけど、何だろうね。俺がこの1年通して凄く見えてきたもの、下の若ぇ奴が凄い台頭してきてるのと、自分の時代を作ってる。それは凄くわかってる。それと同時に首都圏の客入りも凄い、そして地方も新日本プロレスを求めてる数、物凄い数のお客さんが来てくれてる。それでこそ、まだまだ上にいかなきゃいけねぇなって俺個人思ってます。この俺から言えることはさ、俺、新日本プロレスで誰よりも有名なのわかってる、てめぇで。道端歩いてたっていろんな人に声をかけられる。だけど俺、基本的に新日本プロレスのプロレスラーだからよ。だからこそ年に1回のこのG1 CLIMAX楽しみでしょうがねぇ。何だろうね、ここにきて重しにかかってたものが今サーっと解けてよ、凄ぇ肩が軽くなったというか。そんな感じで毎試合挑めるようになってきてるんだよね。それがまた自分の中でどうなのかなと迷うところもあれば、それと同時におぅ、やっぱりこうきたかって俺も思ってるからさ。乗りに乗ってるところはある。だからこそだよね、G1 CLIMAX、地方会場、首都圏の試合、1試合も見逃すんじゃねぇよと、みてる観客たちに言いたいよね。凄ぇ試合するから。もちろん、この俺も観客がぐうの音も出ねぇぐらい凄ぇ試合みせますから。とりあえずさ、俺毎回言うけどさ、G1 CLIMAXに出ていい試合します、健闘します、そんなことはどうだっていいんだよ。出るからには優勝しか考えてねぇ。何が起こるかわからない。それがG1 CLIMAX。俺はそういうふうに思ってる。とりあえず凄ぇもんみせてやるよ。以上です」

▼エルガン「今年で4回連続の出場となった。今日この記者会見の前に目が覚めて、2015年の初参戦と同じような緊張感とワクワクする高揚感を覚えて目が覚めた。このG1 CLIMAXは19人の世界最高峰の男たちが戦いを繰り広げる。この最高の舞台、世界最大の舞台であるG1 CLIMAX。Aブロックを勝ち上がるというだけでも簡単ではないのは確かだ。だが優勝すること、最高の試合を見せることは約束できると思う。自分の最高の状態を出せるように、他の対戦相手も必ず最高の状態で挑んできてくれると思っている」

▼オカダ「ケニーに負けてノーコメントでコスチュームを変えて、入場曲もいじって、何か変わろう、変わろうと思ってたんですけど、何も変わっていません。前のただ強くてかっこいいオカダ・カズチカと何も変わることができませんでした。とりあえず日本をワールドカップの次はG1で盛り上げて、今年の夏は笑顔でいきたいと思います」

▼ホワイト「G1 CLIMAXについての自分の思いを述べる前に一つ言っておきたいことがある。USベルトを俺は盗まれたと思っている。関係者も周りでみていた人たちもこれでよかったのか? そしてまず聞きたいことがある。それは試合中に英語のコメンタリーの一人がリングに乱入してくることがあった。あれはどうかと思う。そしてジュース・ロビンソンはあの試合で使ってはいけないはずの左手を使ったはずだ。記憶は定かでないので、試合後、しっかりと映像を見させてもらったが、あの試合でジュースは使ったら失格になるはずの左手で俺を殴った。なのにこのベルトが今、自分の手元にないのはどういうことなのか? なぜジュースは失格にならなかったのか? どうしてああいうルール違反を新日本プロレスという団体が許したのか? それをここで問いたいが、答えを自分に明確に示してくれないのもわかっている。ということでG1に移りたい。今、凄くプレッシャーを感じていると同時に光栄で凄く高揚していて、自分自身のハートの全てを、そして体も心も全てリングに捧げて素晴らしい試合をすること、そしてその試合をファンに喜んでもらうこと、そこにすべてを注ぎたいと思う。みんなが幸せな気分になって会場を後にしてくれることを願う……何て言うと思ったか? そんなことはどうでもいい。ファンがうれしかろうが、どういう気持ちで帰ろうが自分には関係ない。むしろがっかりして怒りを覚えて帰ってくれた方が自分にとってはいい。このG1、そしてこの2018年は俺の1年だと思っている。だから絶対にこのG1を獲ってみせる(と退席)」

▼EVIL「G1 CLIMAX優勝者は東京ドームのメインの権利書獲得だよな? 東京ドームのメインに立つということは、このリングを制するうえで最も重要なことだ。G1を制するということは、俺はそこも考えている。俺は俺自身、EVILの力を誰よりも信じている。新しい風景をみせることができるのはこの俺しかいない。そして去年言ったEVIL、SANADAこそが今、そしてこれからの新日本の本来の姿となる。これは仲間とか関係ない。俺の本音だ。だから決勝に上がってこい。そのうえでG1 CLIMAXを制し、権利書を獲得したあかつきには……たった一人、たった一人、戦いたい相手がいる。そ、れ、は……This is EVIL,Everything is EVIL……全ては……EVILだ!」

▼YOSHI-HASHI「このG1 CLIMAXというのは俺自身、凄く特別な思いもあって、今年で3年連続出場になるけど、もう頑張るとかそういう次元じゃなくて、一発勝負じゃないこのリーグ戦、どの試合も俺はチャンスがあると思ってるから。必ず勝ちを一つずつ拾っていって、俺はこのG1で、最高のこの舞台で最高の結果を残したいです。そして俺自身が出るこのG1、いろんな意見があると思うけど、そういったものを全て覆して、俺はこの今年のG1必ずモノにしてみせます」

▼ファレ「フ○○ク・オフ!」

▼ペイジ「ファレ、今の一言は何だ? その言葉は俺に言ってるのか? それともBULLET CLUBに言ってるのか? それともケニーに言ってるのか? 誰にどういう気持ちをもってあの言葉を発したのか、明日はっきりさせてやろう。G1 CLIMAXへの出場、今回が初めてということでクッソ興奮している。俺は俺であり、Codyの友達、BULLET CLUBの一員、ただそれだけではないことをこのトーナメントでみせたい」

▼鈴木「どいつもこいつもうるせぇな。俺はこのG1優勝するためにここに来た。プロレスの王様を自分で名乗ってる。俺が手にする宝はあと二つだ。G1 CLIMAX、そしてケニーが持ってるそのIWGP。これで日本のプロレス完全制圧だ。待っとけ(とオメガに向かって拳銃ポーズ)」

▼オメガ「新日本プロレスがあの伝説のマジソン・スクエア・ガーデンでの興行を発表したその日、G1 CLIMAXの記者会見も行われている。ここにG1 CLIMAXに参戦するレスラーたちが集っているが、みんな何を持って自分自身の存在を証明するか、どんなスーツを着るか、マイクの前でどんなイケてるコメントをするか、それぐらいしかできないだろう。とはいえ、ここには世界最高峰のヘビー級選手たちが集まったといえる。しかしながらチャンピオンである者とそうでない者、このスキルの差は雲泥の差があるだろう。今年のG1 CLIMAXは自分自身がチャンピオンとして初めて出場するG1なので、ファンのみんなは絶対に目をそらしてほしくない。一つ一つの試合がベストバウトになること間違いなしだからだ」

▼ロビンソン「そう、ジェイが言った通り、俺はこの左手であの男の顔を殴ってやった。でもその攻撃がある13秒前にあいつは終わっていたから関係ないだろう。何でも言えばいい。そして薄暗い部屋に帰って隅っこで大事なナイフを磨いて泣いていればいい。事実は俺が今チャンピオンでお前がそうではない。それだけだ。G1に関して言うと、このトーナメントがどの選手にとっても大切なものである、そして意味深いものであることはわかっている。それはなぜならばレッスルキングダムでのIWGPヘビー級への挑戦権がかかっているからだ。昨年はチャンスをもらいながらそれを活かせずに終わった1年だったが、今年は違う。G1に集った20人の選手たち、自分もその一員であり、このベルトがあるということは、その中のトップの一人であることを証明できたということだ。神の左。この左手はまだ完治はしていないが、今、回復中。どれだけのパワーを出せるかは当日のお楽しみだ」

▼後藤「第19代NEVER無差別級王者の後藤洋央紀です。今回また出場することで、優勝しか見てません。同じブロックにチャンピオンが何人かいますけど、しっかりと大和魂をみせつけて、日本人の根性をみせてやる。以上です」

▼石井「今年もふがいない半年を過ごしているので、今たまっているもの全て吐き出します」

▼矢野「はい! そういうわけで…ごめんなさい。さる2018年3月30日に一枚のDVDが発売されましたが、今日はその話は封印します。私の二つの源流が世間を騒がせています。一つは日大。そう日大です。その日大が今、世間のイメージは反則の日大みたいな。しかも無防備な人間の背後から攻撃するという反則日大みたいなイメージになってますね。もう一つはアマチュアレスリング、こちらはパワハラとかいざこざみたいな、そんなイメージがついてしまって、僕も飲み会とかで『出身何なんですか?』と聞かれて日大レスリング部なんて言うと白い目でみられちゃったり、笑われちゃったりするんですね。そういう現状がもどかしくてですね、これ誰が立ち上がるかと言ったら僕しかいないんですよ! だから僕はフェアプレー日大の精神で、アマチュアレスリングの技術を駆使して、このG1 CLIMAXを戦い抜きます! 真面目に! 真面目にです! 最後に一つお願いがありまして、長い戦いが続きますので息抜きが必要かなと。私が名刺代わりに作ったんですけど、自分の顔が入ったクマのぬいぐるみなんですけど、これをたとえばですけど、ご飯食べた時とかに僕が渡したとしてもSNSとかに上げないでください。以上です」

▼内藤「毎年5月から6月にかけて開催されているBEST OF THE SUPER Jr.。今年はここ数年で一番の盛り上がりを見せていたんじゃないかなと思います。その立役者は優勝者であるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン高橋ヒロムでしょう。彼の活躍にいい刺激をもらいましたよ。そんな中迎えた今年のG1 CLIMAX。DVDの宣伝のために出場している選手や、なぜエントリーしているのかちょっと疑問に思う選手、そして日本人は楽をしているという意味不明な発言をしていた選手もいますが、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、そして内藤哲也が過去最高のG1 CLIMAXを皆様にお届けしますよ。楽しみに待っていてください。ではでは、明日開幕戦が行われる大田区総合体育館でまたお会いしましょう。アディオス」

▼SANADA「今年のG1 CLIMAX、SANADA、EVIL、そしてもう一人。この3人が結果を出さないとダメなんじゃないかなと思っております」

▼飯伏「結果を残します!」

▼トンガ「みんなこの張りつめた空気感を感じているのではないのかな。俺のやったことに対して文句を言いたいのか? それとも何をしたいのか? 彼は怒っている? そんなはずはない。本来なら俺にお礼を言うべきだ。なぜなら俺は彼が望んだことをしてあげたんだから。彼はずっとこうしてほしかったに違いない。切り離してほしかったんだ。ゴールデン何とか? 彼がずっと一緒にいたいと思っていた人たちと一緒にさせてあげるためにこのBULLET CLUBから切り離してやったんだ。ケニーは一度だってBULLET CLUBにいたいと思ったことはないはずだ。なぜいたかといえば、自分自身がリーダーと呼ばれたかっただけだろう。俺がやったことに対してお礼はいらないが、どういたしまして。これからタマとケニーがどうなるのか楽しみにしている人もいるかもしれないが、何も起こらないよ。G1に関しては俺がどれだけ強い選手か、そしてどれだけできるのか、もうみんなすでにわかっているかもしれないが、それをみせるだけだ。自分の凄さ、そして日本だけでなく、これからニューヨークという場にも広がっていく。俺はここでG1 CLIMAXに出場する選手全てを切り刻んでやる。特にあいつを」

▼ザック「G1が来る。G1が帰ってくる。残念ながらサッカーは帰ってこなかったが、G1が俺のホームに帰ってくるだろう。試合では一人ひとりタップアウトさせてみせよう。自分の特別な動きで。そしてこのG1 CLIMAXを自分自身が優勝し、NEW JAPAN CUPと同様にG1史上初めての英国人優勝者になる。そして東京ドームでは自分自身がIWGPヘビー級チャンピオンとしてあのリングに立ちたい」

――同ブロックで楽しみな相手、優勝戦で戦いたい相手は?

▼オカダ「Aブロックで一番楽しみなのは同じCHAOSでジェイですかね。ホントにジェイとはタッグマッチでもやったことないですし、タッグマッチで組むことはありましたけど、戦ったことはないんで。前USチャンピオンですし、凄い楽しみな部分ではあります。まぁ、同じCHAOSですけど、YOSHI-HASHIさんとの試合に関しては6年ぶりになりますけど、正直期待してないですね。つまらない試合になると思います。あえて言わせてもらいます。で、決勝は誰がいいと言われたら、誰でも大丈夫です。かっこいい僕を見てもらえればいいかなと思います」

――IWGP戦で敗れたオカダとの再戦が公式戦最終日で実現するが?

▼棚橋「うーん、こうも早いタイミングでオカダと試合することになるとは思ってなかったんで。僕にとってはね、負けてる僕にとっては非常にありがたいです」

――3年ぶりに無冠でG1出場となるが?

▼オカダ「そうですね。本当に気持ちが楽です。この会見の場所も楽しめてますし、凄いニコニコしていられます」

――サンフランシスコを踏まえてトンガとの公式戦について?

▼オメガ「なぜタマがあんなことをしたのか、自分自身は全く理解できないところがある。今BULLET CLUBはリーダー不在となった。そんなグループをこれからどうしていくのだろうか。そして自分はリーダーが必要だから、必要に駆られてその役割を担ったと思っている。タマのようなお子ちゃまはしっかり道筋をみせてくれる誰かが必要なんだ。だからこそ俺がリーダーとしての立場を担った。一度もリーダーになりたいと言ったことはない。だが、俺がその立場になった。そしていつでも自分がプロデュースし、ユニットのメンバーを導いてきたんだ。この労働をメンバー全員でシェアしてきた。なのに後ろから刺すような不意打ちを食らわされて、宣戦布告されたと言ってもいいと思う。G1はシングルマッチ、誰も後ろ盾はいない。タマは自分自身の劣等感を最大限に感じることになるだろう」

――2年連続36歳で迎えるG1について?

▼飯伏「今年で4回目の出場なんですけど、ヘビー級に挑戦してから、何一つ結果が残っていないので、それで結果を残したいなと。チャンスもいくつかあったんですけど、残せずここまで来てしまったので、今年こそは絶対に結果を残したいと思ってます」

――盟友オメガと同ブロックだが?

▼飯伏「ケニーとは6年ぶりにシングルマッチをするんですけど、昔戦ったケニー・オメガと今のケニー・オメガでは全然違うと思っているので。IWGPヘビーのチャンピオンと戦う、そういう気持ちでいきたいと思ってます」

――IWGP王者の優勝は武藤敬司、佐々木健介の二人だけだが、IWGP王者が優勝できないというジンクスが続いていることについては?

▼オメガ「チャンピオンであるということの責任感、重さというものを全て背負ってこのG1を戦うことになる。全ての試合はタイトルマッチである、挑戦者が自分の前に現れるんだという思いで戦っていかなければいけないと思っている。なぜならが、このG1が終わっても東京ドームの前にたくさんの挑戦者が現れ、このベルトを狙ってくるからだ。一戦一戦もちろんケガをしないように注意深くといきたいところだが、そういうわけにはいかない。全てがタイトル防衛戦だと思って挑まなければいけない上に、最終日には盟友である飯伏と6年ぶりに戦わないといけない。そして6年間なぜ戦わなかったかといえば、自分たちが殺し合いをすることに対しての一つの恐怖というものがあるからだ。もちろんファイナルまで勝ち上がっていく能力は自分の中に絶対にあると思う。だが、そこからどうなるかは予測不能だ。しかし自分の心身全てを投げ出して戦う覚悟はできている」

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