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7/15【新日本】ロビンソンをガンスタン一撃葬 トンガが初戦でUS王者狩り

『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』東京・大田区総合体育館(2018年7月15日)
Bブロック公式戦 ○タマ・トンガvsジュース・ロビンソン×

 トンガがロビンソンをガンスタン一撃葬。G1初戦でUS王者狩りを果たした。

 US王者になったばかりのロビンソンと、新たにBULLET CLUB OGを立ち上げたトンガがBブロック公式戦で激突した。7・7サンフランシスコで難敵ホワイトを撃破して歓喜の戴冠を果たしたロビンソンだったが、左手の負傷は完治しておらず、拳をギブスで固めたまま試合に出場。そのため、左手での攻撃は反則となる。対するトンガはサンフランシスコ大会でオメガを襲撃。バッドラック・ファレやタンガ・ロアとともにBULLET CLUB OGとして動き出した。昨日(14日)の大田区大会では、ファレのG1公式戦に乱入する暴挙に出ており、暴走の色を濃くしている。両者は昨年のG1でも対戦。ヒザの負傷を抱えていたロビンソンをトンガがガンスタンで下している。

 序盤戦は静かな立ち上がりとなったが、トンガが先に動き出す。場外戦になると、セコンドのロアを上手く使い、ロビンソンの注意を引きつけさせた。そして、背後から奇襲を仕掛ける。

 ロビンソンはすぐに反撃したものの、またまたロアが暗躍。トンガがドロップキックでロビンソンを場外に蹴落とすと、レフェリーに組みついて、場外への注意を逸らせる。すかさずロアがロビンソンに襲いかかり、ラリアットでなぎ倒した。戦場がリングに戻ると、トンガが猛攻。リバースガンスタンやトンガツイストが火を噴く。さらに、ロビンソンが痛める左手を執拗に踏みつけた。

 ナックルパートや頭突きも突き刺すが、ロビンソンも右手のナックルパートで抵抗。ヴェレノ狙いを踏ん張り、逆にジャックハマーでぶん投げた。串刺しラリアット、キャノンボール、肩車式フェイスバスターもさく裂。一気にパルプフリクションの体勢に。

 すると、またまたロアが横やり。エプロンに上がってレフェリーに抗議する。怒ったロビンソンはロアをリング上に引きずり込み、ナックルパートで制裁。反則介入するロアには問題ないとばかりに、ギブスで固めた左手でもナックルパートをぶち込んだ。たまらずロアは場外に転落する。

 邪魔者を排除したロビンソンは、今度こそとトンガにパルプフリクションを仕掛ける。が、そのまま体勢を入れ換えたトンガは、隙を突いてガンスタンをズバリ。必殺の一撃で3カウントを奪い取った。

 ロアを上手くコントロールしたトンガがUS王者を撃破。初戦を完璧な形で制してみせた。「この自分の体から湧き上がっている熱が見えるか?」と吠えたトンガは、「BULLET CLUB…それは俺たちのことだ。俺たちこそが真実だ。そして、俺たちこそが全てである。どこの世界でもいい。この世界に存在する全てのものが俺たちを必要としているんだ」と改めて自分たちがBULLET CLUBの本家だと猛アピールした。次戦となる7・19後楽園ではトンガがSANADAと、ロビンソンは飯伏と激突する。

プロ格 情報局