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7/16【NOAH】ストーム決めて上位世代軍勝利 W前哨戦で杉浦と丸藤&齋藤が反撃星も…

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』長野・松本キッセイ文化ホール(2018年7月16日)
○クワイエット・ストーム&杉浦貴&丸藤正道&齋藤彰俊vs潮崎豪&中嶋勝彦&マサ北宮&清宮海斗×

 “方舟世代闘争"を兼ねた8・18川崎大会のGHCヘビー級王座戦&7・28後楽園大会のタッグ王座戦に向けたダブル前哨戦は、ストームが清宮を破って上位世代軍に軍配。劣勢だった杉浦と丸藤&齋藤組が反撃星を上げた。

 上位世代側が杉浦(GHCヘビー王者)、丸藤&齋藤(GHCタッグ挑戦者)、ストーム、対する新世代サイドが潮崎(GHCヘビー挑戦者)、中嶋&北宮(GHCタッグ王者)、清宮の布陣で臨んだ8人タッグマッチ。コメントを封印して前哨戦で杉浦を押し込む潮崎が、この日ものっけから鬼気迫る逆水平を連発して王者を押し込み、中盤過ぎのマシンガンチョップではその“音"の強烈さに場内がザワつくほどだった。

 タッグ王座戦に向けても王者の中嶋と北宮が二人がかりで丸藤を攻め立てて攻勢を強め、終盤には清宮もドロップキックや急角度ジャーマンでストームを追い込んで試合は新世代サイドが圧倒。だが、ストームもタイガースープレックスをしのぐと、逆にカウンターの腕周り50cm砲ラリアットをぶっ放し、一撃で清宮から3カウントを奪ってみせた。

 間接的ながらGHCヘビー戦線で“反撃星"を上げた形となった杉浦は、コメント封印でリング上にすべてを注ぐ潮崎の“決意"を「俺には伝わってる」としたものの、「(言葉がないと)記事書きにくくない?」と“話題性"を危惧。

 一方で今宵も試合後に中嶋・北宮からヒザを攻め立てられる無法襲撃を受けた丸藤は「毎度毎度それだけだろ? 20年やってんだ。どうってことねえ」と切り捨て、齋藤も「それだけ切羽つまってるってことじゃないですか? それだけ余裕がない現れ。こっちは焦ることなくしっかり狙ってるんで」と強調してみせた。


【試合後の杉浦&丸藤&齋藤&ストーム】
▼ストーム「50cmウデ、イン・ヤングガイズ・フェイス!」

――GHCダブル前哨戦も兼ねた世代闘争だったが、潮崎はコメントを封印してすべてをリングに注ぐ覚悟をみせている、思いは感じた?

▼杉浦「俺には伝わってる。お前らには伝わってないのかも。記事書きにくくない?」

――確かに言葉がないと…

▼杉浦「書きにくいだろ? (※薄毛の記者に)お前の貧しい頭じゃ、書けないだろ? しゃべるように言っといてやろうか? もっとアピールしろって。でも、それがアイツが選んだやり方なんだろ? だったらお前の貧しい頭で考えて記事を面白く書け!」

――……。一方で丸藤選手と齋藤選手はタッグ王者のアグレッションから無法襲撃を受けているが?

▼丸藤「毎度毎度それだけだろ?」

▼齋藤「それだけ切羽つまってるってことじゃないですか? それだけ余裕がない現れ。こっちは焦ることなくしっかり狙ってるんで」

――今まで鈴木軍など無法ファイトに対する経験もあるが…

▼丸藤「鈴木軍なんて関係ねえんだよ!(※杉浦をちらっと見つつ) 鈴木軍に入ってたとか、関係ねえんだよ!」

▼杉浦「………」

▼丸藤「経験あんだよ! 今年、俺は何周年だと思ってんだ! 20年やってんだ。どうってことねえ。それよりもな、杉浦さんと齋藤さんと俺がいて、そして今日のストーム。試合勝ってんだろ!」

▼ストーム「イエー、アイムウィナー!」

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