プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

7/19【NOAH】背面砕者達ストップ、王者組ようやく初日 稔が地元・愛知から「大逆襲」宣言

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』愛知・露橋スポーツセンター(2018年7月19日)
グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦公式戦 ○田中稔&Hi69vs熊野準&大原はじめ×

 開幕からまさかの2連敗中だった現GHCジュニアタッグ王者・Hi69&稔組が、無傷3連勝中だった“背面砕者達"をジュニアタッグリーグ戦公式戦で撃破。試合を決めた稔(小牧出身)は、地元・愛知からの「大逆襲」を宣言した。

 王者として臨んだジュニアタッグリーグ戦だが、原田&タダスケ、HAYATA&YO-HEYのRATEL'S勢にことごとく敗れてまさかの2連敗。この日敗れれば早くも優勝決定戦進出が絶望的となる状況だった。

 相手はこれまで無傷3連勝中と波に乗る背面砕者達。それでも序盤から大原の首を攻め立てて流れをつかむと、中盤過ぎにも稔がねじ切らんばかりのクロスフェイスでギブアップを迫る。苦境が続く大原も熊野の援護を得てムイビエンへと持ち込んだが、カットに遭ってギブアップを奪いきれない。

 逆にHi69&稔が再び大原の首めがけて集中砲火。稔のフロントハイキック→Hi69のトラースキック→稔のジャンピングハイキック…と流れるように攻め立てると、稔が雪崩式フィッシャーマンバスターで突き刺す。大原もムイビエンクラッチやフィンランド式フォアアームで必死に抵抗したものの、3カウントは届かず。逆に大原のクラッチを利用した稔は、腕を引っ張りながらのフロントハイキックを顔面にぶち込むと、高速ドラゴンスープレックスやカウンター・右ハイキックで一気呵成。さらにはHEATクラッチで丸め込み、鮮やかに3カウントを奪ってみせた。

 Hi69&稔組が、3戦目でようやく王者らしい完勝。首に大ダメージを負い、トレーナーが駆けつける事態となった大原の頭上で、王者組が悠然と勝ち名乗りを受けた。

 締めのマイクを握った稔は「俺の出身地ここ愛知県で記念すべき初白星を上げられました。まだ2敗、たかだか2敗だと思ってますんで、今日ここ名古屋の地から大逆襲していきますんで」と宣言。あす(20日)の大阪大会では諸橋&宮脇組と対決するが、バックステージでは7・28後楽園大会で激突予定のZERO1コンビ(日高&菅原)に言及し、「ZERO1の二人が『ノアジュニアのベルトを総なめにする』とか抜かしてましたけど、ナメんなよって。後楽園、来週ですか? そこで当たりますが、あの二人に分からせてやりますよ」と通告してみせた。


【試合後のHi69&稔】
▼稔「ノアジュニア最強のタッグチーム。ようやく2連敗からの大逆襲が始められるな…と。その状況が整った。まぁ俺たちはチャンピオンなんで『優勝します』とかいうのは当たり前。当たり前なんでこの話はちょっと置いておいて…ZERO1の二人が『ノアジュニアのベルトを総なめにする』とか抜かしてましたけど、ナメんなよって。後楽園、来週ですか? そこで当たりますが、あの二人に分からせてやりますよ。ノアジュニア最強タッグチームが分からせてやりますよ」

▼Hi69「分かったら出てけー!!」

プロ格 情報局