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7/19【NOAH】W前哨戦過熱…齋藤準地元で反撃星、北宮は反則?タックル、杉浦-潮崎は両者KO

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』愛知・露橋スポーツセンター(2018年7月19日)
○齋藤彰俊&杉浦貴&丸藤正道&モハメド ヨネvs潮崎豪&中嶋勝彦&マサ北宮&小峠篤司×

 7・28後楽園大会のGHCタッグ王座戦と8・18川崎大会のGHCヘビー級王座戦に向けたダブル前哨戦が過熱。タッグ挑戦者の齋藤が準地元・名古屋で反撃星を上げた一方で、北宮は丸藤のヒザを日大アメフト部ばり?の死角からのタックルで痛めつけ、杉浦と潮崎は豪腕ラリアットと予選スラムを打ち合って一時両者KO状態となった。

 名古屋大会のセミファイナルに据えられた“方舟世代闘争"を兼ねたダブル前哨戦。上位世代軍が杉浦(GHCヘビー王者)&丸藤・齋藤(GHCタッグ王者)&ヨネ、新世代軍が潮崎(ヘビー挑戦者)&中嶋・北宮(タッグ王者)&小峠の布陣で激突した。

 やはりのっけから杉浦と潮崎が先発し、猛烈なエルボーと逆水平でフルスロットルの猛打戦を展開。中盤過ぎにも対峙した両雄は、さらにヒートアップした攻防を繰り広げ、潮崎が豪腕ラリアットを放てば、杉浦も予選スラムを返し、必殺技の応酬で一時両者KO状態となった。

 終盤にはタッグ王者の中嶋&北宮が挑戦者の丸藤に殺到。ツアーを通じて丸藤のヒザを攻め立てており、今宵も中嶋がローキックを乱射すれば、北宮が死角からのタックルでヒザを打ち抜いて、さらなるダメージを与えた。

 それでも最後を決めたのは、名古屋は“準地元"となる齋藤。小峠の突進を強烈なカウンター・ラリアットで止めると、アイアンクロースラムからのスイクルデスをズバリ。7・17所沢大会では北宮の監獄固めに屈していただけに、即座に“反撃星"を挙げた形となった。

 試合前の公開調印式では齋藤は「自分でも止められないくらい燃えている」と語っていた齋藤。「まだ出してないけど連係もありますから」と“奥の手"の存在も示唆し、丸藤も「俺たちのほうがトシは行ってるけどな、ノビシロはオレたちのほうがある」と強調した。

 杉浦も潮崎との前哨戦が激化の一途。戦前は潮崎への物足りなさを口にしていたものの、いざタイトルマッチが決まってからはコメントを封印する潮崎から、雄弁なる猛打を浴び続けている。それでも杉浦は「(前哨戦で)出し尽くしてもいいよ。タイトルマッチでもっと出せばいい」と“限界突破"の王座戦を見据え始めた。


【試合後の杉浦&丸藤&齋藤】
――前哨戦で反撃星を手にしたが?

▼齋藤「前哨戦も残るは明日だけ。体調はいいし、まだ出してないけど連係もありますから。相手は甘くみてるんじゃないかなと思いますよ」

――連係をあえて温存している?

▼丸藤「そうに決まってんだろ! 誰だと思ってんだ!?」

▼齋藤「齋藤さんだぞ!」

▼丸藤「誰だと思ってんだよ!」

▼齋藤「齋藤さんだぞ!」

▼丸藤「これくらい余裕なんだよ。俺たちのほうがトシは行ってるけどな、ノビシロはオレたちのほうがあるんじゃないか?」

――杉浦選手は潮崎選手との前哨戦が豪腕ラリアットと予選スラムを打ち合うまでになってきたが?

▼杉浦「アイツが出してきたら俺も出すしかないよ。チョップとエルボーだけじゃ終わらせられないとこまで来たな」

――前哨戦から出し尽くすような戦いとなってきたが?

▼杉浦「出し尽くしてもいいよ。タイトルマッチでもっと出せばいい」

――潮崎はあと一歩何かが物足りない…と言ってきたが、考えは変わった?

▼杉浦「十分だよ。そのかわりタイトルマッチはもっと来いよ。もっと倍にしてエルボー返してやるから」

▼丸藤「誰だと思ってんだ!」

▼齋藤「齋藤さんだぞ!」

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