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7/20【NOAH】熱闘RATEL'S対決、今年は原田組が雪辱 決勝打のタダスケ「決勝で会おうや」

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』大阪・世界館(2018年7月20日)
グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦公式戦 ○タダスケ&原田大輔vsYO-HEY&HAYATA×

 軍団ゆかりの地・大阪で実現したジュニアタッグリーグ戦“RATEL'S対決"は、熱闘の末、原田&タダスケ組がHAYATA&YO-HEY組を破って昨年の雪辱に成功。試合を決めたタダスケは「決勝で会おうや」と優勝決定戦での再戦を見据えた。

 昨年7・22京都大会の公式戦以来、約1年ぶりのRATEL'S対決。両軍これまで2勝1敗、昨年同様、優勝戦進出に向けたサバイバルマッチのシチュエーションとなった。

 試合はやはり手の内を知り尽くした熱闘に。シーソーゲームが続いたものの、中盤過ぎから一気にヒートアップした。HAYATAが原田&タダスケのラリアット&ジャーマン合体攻撃の誤爆を誘えば、タダスケもHAYATA必殺のへデックは2度に渡ってしのいでみせた。

 逆にタダスケは合体式ニーアッパーでHAYATAの動きを止めると、原田がHAYATAを抱えてタダスケが飛ぶ“合体式"のダイビングボディプレスも敢行。YO-HEYがカットに突っ込んできても、原田はジャンピングヒールキックを空中キャッチしての片山ジャーマンで排除だ。好機とみたタダスケは、地団駄式ラリアットでHAYATAに突っ込んだものの、避けたHAYATAはクロスフィックスで完璧に丸め込み、逆転3カウントを狙った。

 だが、3カウントぎりぎりで肩を上げたタダスケは、トラースキックをはらってのローリングエルボーでHAYATAを棒立ちに。逆に今度こその地団駄ラリアットのクリーンヒットに成功だ。スリリングな展開に場内が沸き返る中、最後は必殺のアウトキャストを放ったタダスケがHAYATAから3カウントを奪ってみせた。

 今年のRATEL'S対決は、熱闘の末に原田&タダスケ組に軍配。3勝目を上げて首位タイに並び、優勝決定戦進出へと大きく前進した。

 マイクを握ったタダスケは「HAYATA、YO-HEY! 悔しいやろ!? 俺はな、もっと悔しい思いしてきたんじゃ!」と“RATEL'Sの4番手"としてみられてきた悔しさをぶちまけたうえで、「お互いあと2戦ずつあったやろ。今日だけじゃ俺は満足してへんぞ。後楽園の決勝で会おうや」と通告、2位までが優勝戦に進出できるだけに、決勝再戦をさせ、RATEL'S一色でリーグ戦を染め上げたうえでの捲土重来を誓ってみせた。

【試合後の原田&タダスケ】
――RATEL'S対決で去年の雪辱を果たして優勝決定戦進出へ前進したが?

▼原田「……(※無言でタダスケに振る)」

▼タダスケ「やっと去年の借りを返せた。せやけどな、こんなんで満足してへんからな。今度の舞台は決勝や。あと2試合ずつお互い勝って、決勝で会おうや!」

――悔しい思いをしてきた…というのは、RATEL'Sの4番手とみられていたという自覚があったから?

▼タダスケ「俺的には4番バッターのつもりやってんけど、世間では4番手や。つまり下ってことや。俺だけ結果出てない。俺だけベルト巻いてない。いっつもSNSで言われてた。俺は結構チェックしてるからな。悪口書くなよ……いや! 書いていい。もっと書け」

――今リーグ戦はタダスケの入場テーマで入場しているが?

▼原田「それは言われへん。俺たちが優勝して、その意図を全部話します。あとタダスケが全部、SNSでチェックしてるから、エゴサーチしてるから! みんな気をつけろよ」

▼タダスケ「いや、むしろ(悪口)書いて欲しいな。気持ち悪い…とかどんどん書いてくれや。俺はナジられるほうが燃えるんじゃ!」

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