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7/21【全日本】アジアヘビー前哨戦再開 ボディガー「今なら勝てる」、崔「俺を脅かすまでいってない」

『2018 SUMMER ACTION SERIES〜和文字焼きまつり 前イベント〜』岡山・和気町体育館(2018年7月21日)
○ゼウス&ジョー・ドーリング&ボディガーvsジェイク・リー&崔領二&佐藤恵一×

 アジアヘビー級王座戦へ向けた前哨戦が再開。挑戦者・ボディガーが「今なら絶対勝てる」と確信すれば、王者・崔は「俺を脅かすまではいってない」としたうえで上積みを求めた。

 7・29大阪大会で組まれた崔とボディガーによるアジアヘビー戦。この日からボディガーがシリーズに合流し、6月シリーズから始まっていた前哨戦が再開された。

 両者は互いに意識。先発で対峙すると、崔がフロントハイキックを打ち込めば、ボディガーはショルダータックルでなぎ倒して譲らず。中盤の再激突ではボディガーがエルボー合戦を逆水平で押し込み、串刺しラリアット、ショートレンジラリアット連打で攻め込んだが、崔も大外刈りで応戦。ならばとボディガーはすぐさまラリアットでやり返した。

 試合はゼウスが恵一をジャックハマーで料理し、ボディガーが前哨戦を制した形に。試合後、ベルトを手にした崔とリングサイドでにらみ合った。「この日が来るのを本当に心待ちにしとったんや。あと29日まで1週間ちょっと、体調整えてベストコンディションで挑みたい」と高ぶるボディガーは、「完璧な状態でこいよ。二人とも完璧な状態で思い切り大阪でやり合おうぜ」と呼びかけたうえで、「今なら絶対勝てる」と確信するように言い切ってみせた。

 一方、崔はボディガーを認めつつ、「どうしても正直な見方をすると俺の中で大阪限定の人というイメージなんで。全戦に出てるわけじゃないし、ホームタウンの利を活かさないと勝てないイメージがある」と指摘。前哨戦で2度直接勝利も奪っているとあって、「最高の相手だけど、俺を脅かすまではいってないかなというのが正直な意見」と揺るがぬ自信をみせ、「このベルトにかける意気込みは物凄く伝わってくるんで、上から目線だけど、ひと皮むけたボディガーがみたい」と上積みを求めていた。

【ボディガーの話】「まぁな、今日はゼウスとジョーのヘルプがあって勝てたけど、俺は一人でやっても崔領二と今なら絶対勝てる。この日が来るのを本当に心待ちにしとったんや。あと29日まで1週間ちょっと、体調整えてベストコンディションで挑みたいと思う。崔領二に言うとくわ。お前、完璧な状態でこいよ。二人とも完璧な状態で思い切り大阪でやり合おうぜ。まぁ、そういうこっちゃ!」

【崔の話】「アジアヘビー、あと1週間ちょいですけど、縁深い人間なんで、このベルト争った時の決勝戦の相手でもあるんで、不足はないかなと思うんですけど、どうしても正直な見方をすると俺の中で大阪限定の人というイメージなんで。もうぶっちゃけファンの中でもみんなわかってるんじゃないですかね。全戦に出てるわけじゃないし、ホームタウンの利を活かさないと勝てないイメージがあるし。彼を物凄く認めてるけど、そこが結果を出し切れてない部分だと思うんで。それは大阪ならコンディション整えられるけど、連戦になってくると地方だと体が壊れて、いい結果出せない。それはプロじゃないと思うし、それは彼が今までベルト獲った試合とかみてるけど、体をピークに仕上げてきた時なんでね。そうじゃない時、今回なんかよくわかると思うけど、府立第1で、彼は今から参戦してシリーズ終わりに大阪に帰る。これはホームタウンとは呼ばないから。ここであの6千人の前に立ってこそ、俺は初めて彼を認めたいなと思うんで。前哨戦でもいつも勝ってるし、最高の相手だけど、俺を脅かすまではいってないかなというのが正直な意見。だけどこのベルトにかける意気込みは物凄く伝わってくるんで、上から目線だけど、ひと皮むけたボディガーがみたいというかね。全日本プロレス、なかなかあることじゃないと思う、あの規模のビッグマッチは。そのビッグマッチ、東京じゃなくてあえて大阪でやるということで、所属じゃない二人が今回、アジアヘビーのベルトを争う。そしてこのアジアヘビーってベルトは日本で一番古いシングルのベルト。いろんな意味、ここに詰まってると思うんで、そういう意味も込めて大事に戦ってほしいなとボディガーには思います。俺はそんなこと百も承知なんで」

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