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7/22【全日本】アジアタッグ最後の前哨戦 秋山余裕も野村&青柳奪回へ「時は来た」

『2018 SUMMER ACTION SERIES』福岡・博多スターレーン(2018年7月22日)
○宮原健斗&野村直矢&青柳優馬vs秋山準&ジョー・ドーリング&大森隆男×

 アジアタッグ最後の前哨戦で王者・秋山から余裕を奪えなかった野村&青柳だが、「時は来た」と最古のベルト奪回を固く誓った。

 6・12後楽園の再戦となる王者組・秋山&永田裕志と挑戦者組・野村&青柳によるアジアタッグ戦。決戦の舞台となる7・29大阪大会が1週間後に迫ったこの日、両陣営による最後の前哨戦が組まれた。

 野村と青柳は若さと勢いで秋山に積極果敢に突っかかった。場外戦で野村がフェンスに投げつけると、二人がかりでストンピングを連発。青柳は自らフェンス外に秋山を連行し、客席に叩きつけたり、エルボーを連発したりと真っ向から立ち向かう。硬い床へのDDTやイス攻撃で返り討ちにされると、相手チームの猛攻の餌食となったが、ダイビングボディアタック、掟破りの逆ジャンピングニーで秋山に逆襲してみせた。

 最後は宮原が大森をジャーマンで仕留め、アジアタッグ最後の前哨戦は野村&青柳が制した形に。試合後、二人はエプロンに立つ秋山とにらみ合い、二人がかりで突っかかったものの返り討ちにされてしまった。この日も息を乱さず引き揚げてきたように秋山は余裕たっぷりで、「何で俺に勝つの? 若さと勢いだけだよ。それでどんどんこいよ。弾き返してやるよ」と自信満々に通告した。

 秋山から余裕を奪えなかった野村と青柳だが、「アジアタッグ、時は来た。絶対獲るぞ、俺らで」(野村)と誓うばかり。控室から出てきた秋山と激しい口論を展開すると、青柳は「絶対獲ってやりますよ! 絶対獲るからな!」と言い切ってみせた。前回は惨敗と言っていい結果に終わっているだけに、二人はすでに「次はない」と背水の陣を敷いている。野村と青柳は何としても秋山に言い放った言葉を現実のものとし、最古のベルトを取り戻す。

【試合後の秋山】
▼秋山「青柳のヤローが調子に乗ってボンボン攻めてきやがって。確かに俺はやられたらやり返せって言ってるけど。若いから勢いだけ。あれで勢いなかったら終わりですからね。勢いだけですよ、勢いだけ」

――その勢いは脅威ではない?

▼秋山「奴らはそれを最大限に利用すればいいよ。それしかないんだから。あと何で俺に勝つの? 若さと勢いだけだよ。それでどんどんこいよ。弾き返してやるよ。そんなもん負けないよ。まだ負けない。負けてるところが一つでもあったら教えて」

――物足りない?

▼秋山「普通に(バックステージまで)帰ってきてますからね。いつものように呼吸も乱れてません。まあまあ俺、動いてますよね? 俺がここで(前かがみになって息を乱すフリをしながら)こうやってなれば大したもんですよ。絶対ならない」


【試合後の野村&青柳、秋山】
▼野村「アジアタッグ、時は来た。絶対獲るぞ、俺らで」

▼青柳「獲りましょう。チャンピオン、ベルトがないぞ。どうしたベルト? きっちり磨いてるんですよね!?」

※秋山が控室から出てきて

▼秋山「偉そうに言ってんじゃねぇ! 勢いだけだろ!」

▼青柳「29日、絶対獲りますからね!」

▼秋山「お前、その言葉忘れんなよコノヤロー。ふざけんな!」

▼青柳「(控室に戻る秋山に向かって)絶対獲ってやりますよ! 絶対獲るからな!!」

▼野村「29日、絶対アジアのベルト獲る」

▼青柳「29日!」

【宮原の話】「OK、来たぜ。地元パワー来たね。ただ、俺は前言った通り日本どこ行ってもホームだから。ただ、宮原健斗が小さい頃に育った場所、ここ博多、何かの運命じゃないか。29日前に博多。29日、ゼウスよ、どうだ? 準備はもう俺はできてるぞ。29日、お前の後押しをするファンの皆様、総動員できなさいよ」

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